ミラノはミラノ

ミラノ在住のおねえさん(うそ)おっさんの気まぐれ場当たり日記

帰ってきました~

2010-02-28 18:43:35 | 日記

イタリア時間で土曜日の18:00ちょうどにミラノに戻りました。
ここ5年ほど、風邪で寝込んだことがなかったのですが、帰国を前に気管支炎になってしまって、なかなかハードな空の旅になりました。
悪いことは重なるもので、帰国したアリタリアAZ787便は、ほぼ満席

何でこの時期にこんなに混んでる?
どうやら、どこかの航空会社のヨーロッパ便が欠航になり、その一部の乗客を受け入れたためらしい。
はぁ~~ 3席独占して寝てこようと思ったのになぁ~
でも、アリタリアゴールドクラス会員様のウリ様
チェクインの時にブリブリ言って
「お願いだから、お隣は席を空けてね」
「はい。やってみますが、今回はかなりの搭乗率なので、アサインする可能性もあります」

ちゃんと空けてくれましたよ~
最近ちょっと優秀になったね!アリタリア

でも、やっぱりアリタリア魂健在!と痛感したのは、機内食
和食とイタリアンを選べるのですが、和食は、ほぼ80%の確立で「照り焼き丼」

これが定番照り焼き丼なのですが、左側のお皿には、スモークサーモンが入ってます
実は、これかなりくせ者
アンモニア臭がするし、その匂いが付け合わせのホウレン草と、お新香にしっかり移ってますもん。

「今日の和食な~に」って一応尋ねてみたら
イタリア人アテンダントの模範解答
「ライスとなにか」
「なにかぁ? なにかって何だよ?」と再度確認したら
「わからないわ」だってぇ
いや~こういうときは怒ってはダメなのですね
ちょっと離れたところにいた日本人アテンダントに同じ質問をしたら
「ごはんと魚」
何かが魚に変わっただけ~(笑)
こういうときは、無難なイタリアンに限る

アリタリアでイタリアに旅行を計画されている方は、機内食は、イタリアンがお勧め





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北国の春

2010-02-27 03:09:30 | 日記

今日は、東京からミラノに移動中のウリちゃん
成田発13:40 アリタリアTZ787便 ボーイング777
長い長い12時間のフライトです。

日本では、両親が仙台にいるために、宮城県仙台市に約3週間滞在して、東京と仙台を行ったり来たりでお仕事をしていました。

東京では、ホテルに宿泊するのですが、どこの国のホテルもアメリカナイズされ、夜中に目を覚ますと、いったい自分はどこにいるのだろうかという錯覚に陥ったりします。
目に優しい色の壁紙や、調度品ランプのスイッチもなぜかみんな同じよう
ニューヨークもボストンもパリも東京もロンドンも同じ数え切れないほど、こんな空間で寝泊まりしてる人生
まるで浮き草のよう

でも、両親の家には、小さなお庭があって、季節毎に草花がそんな浮き草人生を癒してくれます。

イタリアがテーマなのに、今日だけはミラノはミラノじゃなく、日本の北国の春(笑)

イタリアで日本を離れて生活しておられる方もいらっしゃいますし、そういう方々もこのブログを読んでくださってるので、日本の春を思い出していただければと思います。

沈丁花やコブシに椿、木瓜の小さな蕾たちは、春の訪れをじ~と待っています。
秋田や青森とは違って、東北の中でも比較的暖かな仙台
3月の声を聞くと梅が開花します。

福島県には、三春というところがあって、梅と桜と桃が時を同じくして開花するので、この三春という名前なのだそうです。
北国の人たちにとっては、春はやはり嬉しい季節なのです。

冬の名残り 最後の山茶花もなんとはなしに、春の訪れを待っているようです。

明日は、ミラノの自宅から書きますね~



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冬こそ堪能したいミラノ料理

2010-02-26 18:47:27 | 日記

ドゥオーモから、あるいは、ミラノ中央駅から北に向かって、タクシーで約30分
この辺が、昔はミラノの北のはずれで、ここからは田園風景が広がっていましたと、レストラン La Pobbia (レストラン ポッビア)のパンフレットに書いてあります。

あまり旅行ガイドに掲載されことなく、見逃しがちなのですが、ミラノの伝統料理は、ここがベスト5には入るんじゃないでしょうか

1850年創業ということは、日本は、嘉永3年ですからまだ江戸時代ですね~

とても大きな喫煙者用のお部屋があって、最近肩身の狭い喫煙者ものんびりタバコを吸いながら歓談できます。

建物も当時のまま残されて、ミラノ市から歴史的建築物の指定を受けています。夕食の予算は、70ユーロが目安(ワイン別)

 料理は、基本的に伝統的料理7割、創作料理3割と目も舌も楽しませてくれます。
なんと言っても、大人が静かにゆっくり料理を堪能できるのがいいところ。
要予約(前日でも、最悪当日でも予約を入れる方がベター)

場所 Via Gallarate 92 20151 Milano
電話 +39 02 38006641
トラム14、19、23 バス69


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挨拶の国イタリア

2010-02-25 09:23:46 | 日記

朝のバールで
おはよう!調子どう?
とてもいいよ!君はどう?
俺も調子いいよ~

ベッドで夫婦が
おはよう~僕のちっちゃな天使ちゃん 調子どう?
いいわ!とてもよく眠れたの  あなたは?
うん。君の声を聞いたら、気分は最高さ
新婚旅行で迎えた朝ではなく、結婚30年目でも、こんな挨拶がイタリア風
日本だと、特に夫婦の場合、こっ恥ずかしくて、言えないですよね~

このように挨拶をとても大切にするイタリア
夫婦、兄弟、親子、友人知人、隣近所、時には全く知らない人とでも、おはよう~とか言います。

イタリア語を勉強し始めた頃「Ciao が言えたらイタリア人」という語学テキストがあったのを覚えていますが、実は、このCiaoに続く Come va ? (発音は、コメヴァー)調子どう?ってことなのですが、これが言えたらイタリア人かなと最近考えるようになりました。

日本では「こんにちは」が基本ですね。
これは、「今日は」今日という日(お日様の具合 つまりお天気)は如何でしょうか?という問いかけです。
日本人が農耕民族であるが故に、収穫や農作物の生育に大きな影響があるお天気がとても大切だという現れです。

画像は、お田植え祭り(宮城県秋保地区に伝わる伝統芸能)

イタリアやヨーロッパ諸国は、農耕よりも狩猟ですから、真っ先にお天気の具合を尋ねることはなく、あなたの調子は如何ですか?という挨拶を兼ねた問いかけになります。
狙った獲物は抹殺するのが基本ですから、殺傷能力のある武器を常に携帯しています。

時には罠を仕掛け、落とし穴を作り、獲物を騙してゲットすることになります。
つまり、道行く人の精神状態が変だったりすると、とても困ることになります。
だって、今で例えるなら、拳銃を常に持ち歩いている人同士が道ですれ違うことになりますから、お天気の様子なぞ訊いている余裕はないのです。



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井戸端会議 なに喋ってるの?

2010-02-24 10:31:48 | 日記

姦しいのは、イタリアも日本も同じ
女が3人寄ると始まりますね~井戸端会議
イタリアの場合、男女混合井戸端会議もありますし、男だけの井戸端会議も多いです。

日本よりは、圧倒的に2世帯同居が少なく、都市部ですとお互いに比較的近所に世帯を構えていることもあって、三々五々家族が集まって食事をすることが定番だったりします。
ウリちゃんのように一人で生活していると、どこからともなくお誘いがきて、週末は、お呼ばれということが多いです。
たいがいのお姑さんは、賢くて、人前では嫁を褒めます。
例え嫁姑の間が冷え切っていても、犬猿の仲でも、先ずは褒めます。
長男の嫁が、長男の実家に帰って、食事の支度や後片づけを全く手伝わなくてもです。

あれ?ちょっと変ですね。
でも、よく見ているとこのパターンが比較的多いです。
ここ嫁さんの実家なの?って思うほど余裕かましますもん。
日本だと長男の嫁は、できるだけ長男の実家には、行きたくないものです。
だって、気は遣うは、お姑さんに座ってもらっても、自分が座ってお客さんなんてできないじゃないですか。

でもね、ちゃ~んと帳尻は合うようにできていて、お姑さん達の井戸端会議が始まりまったらもう大変
お互いに似たような嫁が長男に嫁いでいると、そこはやはり日本と同様しっかり嫁の悪口でストレスを発散してます。
もうどんだけ悪い嫁なのか、嫁の悪さ比べ経済的に余裕があって、お手伝いさんを置いている家庭なら、お手伝いさん自慢プラス嫁の悪口バトルです。

 ウリちゃんも、嫁さんの年代よりも、お姑さんの年代に近いですから、時々参加して
「うんうん。それは最低の嫁だね」とか言ったりします。
イタリアは、基本的に相手を褒める国なのですが、やっぱり嫁姑のバトルは日本と同じで、井戸端会議のテーマは、今日も嫁がテーマ(笑)



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