QT Lab.品質・技術研究室

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解説します。

第18回品質管理検定 2級 問4の解説 その2

2014-11-09 09:52:20 | 品質管理検定

 第18回QC検定 2級問4の②を解説します。

 厚さのねらい値を50〔μm〕 にできる可能性がみえてきたとのことで、この値は規格幅の
中央値になります。

  現状の不適合品率は11.8%ですから、不適合品率を1/10 にすると1.18%です。
  これは上限、下限の規格限界値をこえる確率の総和ですから、片側では0.59%になります。

 標準正規分布表に照らすとz=2.52でP=0.0059 (0.59%)になります。
  z=(x-m)/s を変形して s=(x-m)/z=(60-50)/2.52=3.968 になり、(13)の
選択肢は、(ク)の4.0になります。

 この種の問題は2級ではよく出題されます。計算方法と標準席分布表の使い方に慣れて
おくことが大切です。

 話は変わりますが、7日(金)にgoogle で『品質工学』 を検索したところ、
びっくり!技術情報を解説している私のホームページ版『QT Lab.品質・技術研究室』 がウィキペディアの『品質工学』 についで第2位に!



 実はgoogle の検索機能には『パーソナライズ機能』 というものがあって、検索結果を
そのPC(その所有者)でよく訪問するページを上位にアップしてくれます。

 現実は、40位から70位のあいだをふらふらしています。

 


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