QT Lab.品質・技術研究室

技術者のための品質工学、品質管理、統計学、機械設計、信号処理を
解説します。

QES2016 発表採用通知

2016-02-28 09:27:24 | 品質工学

 品質工学研究発表大会の発表採用通知が届きました。
 
 『パラメータ設計で要因効果を一目瞭然に可視化する方法の提案』というテーマです。

 2日めの6月24日に発表します。

 しかし、論文も提出していないのに、すでに評価が決まっているのですね。

 表彰される案件も、すでに決まっているのでしょうね。

 さて、昨日の日の出のようすです。

先週、金沢に旅行に行った妻の妹からいただいたおみやげです。

そして、晩酌はこんなようすに・・・

 

 


QEF埼玉

2016-02-14 07:55:58 | 品質工学

 昨年3月よりQEF埼玉に入会しました。
  一昨日もQEF埼玉に出席し、8年ほど前から研究している損失関数の不思議について
 報告してきました。

 会員のみなさんにもとても興味をもっていただき、かなり活発な議論が展開できました。
 そして、みなさんもとても不思議がっていました。

  さらに、その不思議を検証するためのアイディアもだしていただけました。

  そのアイディアをもとに、今、その不思議を検証しているところです。


DRIVE GREEN HIGHWAY

2016-02-13 09:53:14 | 日々徒然

 今朝も横浜港まで散歩しました。
 防災基地まで来たとき、その景色に違和感をおぼえました。いつもと違う!

  真正面にとんでもない高さの船、大桟橋に接岸していました。
  赤レンガ倉庫までちかづいてみると

 船体にDRIVE GREENと書かれた特徴的な形をした船が!

  もっと近づくと船尾からなにかでています。

  プロムロードからみると船尾からでていたのはランプ(道板)です。
  
  情けないことに高いところが苦手なので大桟橋にはめったにいかないのですが、
 好奇心には勝てません。


 巨大なランプです。

 なんと、この船、2月9日に引き渡されたばかりの自動車運搬船
 DRIVE GREEN HIGHWAY で、パナマ運河が拡張されるため、船幅が37.5m
 あるそうです。(今までは船幅33mが限度)
 http://www.jmuc.co.jp/press/2016/drive-green-highway.html

 そして、山下公園から大桟橋方向を見ると

  でかい船です。

  今日はきもちがいいので、港の見える丘公園まで足をのばしました。
  港の見える丘公園の展望台から、みなとみらい方向をながめると


 DRIVE GREEN HIGHWAY でかい!

 港の見える丘公園からこの道をくだって帰ります。

 この道では時々不思議なことが起こります。

  スマートフォンで写真をとろうとすると、左の木々のなかに、顔認識をするのです。
  ちょっと、怖いです!


今朝の横浜港

2016-02-11 09:31:19 | 日々徒然

 建国記念日の今朝もウォーキングしてきました。
  みなとみらい大橋に着いたときは日の出まえ15分、ベイブリッジはこんな感じです。

 そして、潮入りの池公園の橋からみた日の出です。
 海面に映る旭光が、私のほうに一直線にどんどん近づいてきます。

 

  さらに、海保防災基地にはグリンピースの船が接岸していました。

 山下公園まで行って帰り道の運河ロード第1鉄橋からのランドマークタワーです。

 そして、日本丸!

とても天気がよく、気持ちいいウォーキングができました。
往復15km 3時間の散歩です。

 

 


基本統計量をイメージする

2016-02-06 14:33:35 | 技術・エンジニア

 会社の新人が品質管理検定を受験したいということで、業務中に1日あたり
30分、統計学を指導しています。

 平均は小学校からみっちり教育されているので、計算することはできるのですが
平均を計算する目的が理解できていませんでした。

 また、標準偏差、まして、分散はその目的はもちろん、計算方法もよく知りませんでした。

 ばらつきを分散という2乗の情報で活用する目的はふたつで、2乗情報に展開する
ことで、平均の情報とばらつきの情報に分解できること、そして、分散の加法性です。

 統計学の目的は、調査や研究の対象である母集団からサンプルを取りだし、
基本統計量などを計算することで、母集団の姿をイメージすることです。

 そこで、下の図をつくりました。

 右の立体がイメージするべき母集団の姿です。この姿を作りだすために
底面の円を作図する必要があります。
 平均とは、コンパスの針を刺す位置です。
 標準偏差とは、コンパスの開き、つまり、円の半径です。
 そして、分散は描かれた円の面積になります。
 その円形底面を基準にして粘土をねりあげ、右のような立体を作りだします。

 このコンパスで円を描くイメージで基本統計量を説明でき、さらに、
分散の加法性や中心極限定理も解説できそうです。