QT Lab.品質・技術研究室

技術者のための品質工学、品質管理、統計学、機械設計、信号処理を
解説します。

なにか、甘酸っぱい思い出

2017-04-20 21:07:17 | 日々徒然

じいさんになってしまった今、急に懐かしい思い出がッ!

2回まえのブログで、小学校に入る前から、よく映画館に通っていたことを
書きました。

当時、近所に何人かの友達がいました。
その子達ともいっしょに映画館にいきました。

そのなかに、大●●美子ちゃんという一歳年下の(すごい)美少女がいました。

『ガメラ』、『大魔神』、『ワタリ』、『ガメラ対バルゴン』、『大魔神怒る』、
『大魔神の逆襲』など大映系の映画を、よく一緒に見に行きました。
(東宝の『ゴジラ』系は男の子と一緒に行くことが多かったです)

1965年から1966年のころです。

『ガメラ』を一緒に見たとき、映画が始まるとすぐ、彼女、
「えぇ!白黒っ!」と、目を丸くして私のほうを見たのを今でも
おぼえています。

また、『ガメラ対バルゴン』でバルゴンが放射する虹色光線を
「きれいぃぃ!」といっていたことも・・・

どの映画かは覚えていませんが、はじめてふたりだけ(小学2年と1年)で
観に行ったとき(人生初デート)、予告編で『黄金の盗賊』という映画がながれました。

最近亡くなった松方弘樹さん主演の映画です。その予告編が、
けっこう、グロくて、●美子ちゃんは、私にしがみついてきました。

「大丈夫だよ、怖くないよ」といっても、予告編が終わるまで、
ずっとしがみついて(いてくれました)いました。

大●●美子ちゃん、今、どうしているのかなぁ?

彼女の弟(私の3つ下)とも仲がよかったのですが、彼は、高校1年の夏、
甲子園に出場しています。ショートレギュラー(全国レベルで抜群の守備といわれた)
でした。彼もどうしているのかな?

大●●美子ちゃんに対しては、かわいいなぁ(しかもとっても)という感情だけで
初恋のひと、という印象ではないのですが ・・・


これこそ、甘酸っぱい感情というものなのでしょうか。

いい年して!じじぃの分際で、きもいなぁ、と思われるかもしれませんが。
思い出してしまいました。


才能がある人の才能とは

2017-04-19 19:08:39 | 日々徒然

Shishamoの宮崎朝子(G/Vo.)さんは、歌唱力、表現力がとても豊かです。
そして、ギターの演奏もすばらしいし、なにより、つくる詞がすごい。
さらに、それに合わせる曲のふり幅もすごいです。
たぶん、才能のかたまり、俗にいう”天才”です。

しかも、CDジャケットまで、自分で描いてしまうというマルチタレントです。

いっしょにバンドをしている吉川美冴貴(Dr.)さん、松岡彩(B)さんも22歳とは
思えないほど表現力が高いアーティストです。

高校同級生だった吉川さん(人見知りだったそうです)や、フェスの裏方として
働いていた松岡さんをバンドに引っ張り込んだのは宮崎さんです。

たぶん、才能が豊かな人は、才能を持っている人を見抜く才能もあるのでしょう。

Shishamoでひさびさにスリーピースバンドにはまり、いろいろ検索してまた、
すごい才能を発見しました。『リッケンバッカー』という曲に出会いました。

リーガルリリーという、こちらも18歳の女性スリーピースバンドです。

印象的な曲調、超越した世界観の詞、この子達もすごい才能をもっています。

こちらも、たかはしほのか(Vo/G)さんが、ゆきやま(Dr)さん、
白石はるか(B)さんという才能豊かなプレーヤーを見出し
バンドを結成したということです。

才能がある人に才能がある人が近づいてくる、ということもあるでしょうが、
やはり、才能がある人は、才能がある人を見つける才能もある、ということ
なのでしょう。

お笑いの世界でも、『ダウンタウン』の松本さんと浜田さんという異次元才能が
同じ中学校にいた、とか、最近では『ハライチ』の岩井君と澤部くんが
幼稚園からの幼馴染み、『三四郎』の小宮君と相田くんが中学の同級生、
偶然に身近にいたからといって、これだけ世間で売れることができるのか?

相方の才能を見抜き、それに人生をかけた(というと大げさかもしれませんが)
結果なのかな?

やはり、才能がある人を見つける才能がある人が、その才能にひかれ
自身の運命(大げさかもしれませんが)をかける。ということなのでしょう。

すごいことです。

私には人の才能を見つける才能は、まだ、開花していないようです。
残念!





記憶のなかの 『大盗賊』

2017-04-08 10:02:56 | 日々徒然

小学2年まで、静岡の掛川市で生活していました。
もう、50年以上前のことです。

当時は娯楽も少なかったので、人口3万程度の
街でも3つの映画館がありました。

そのころ、祖父、祖母が焼き鳥屋をしており、
店内に映画ポスターを貼るので、映画館の
招待券が手に入りました。
これでよく映画を見に行きました。

当時は2本立て、3本立てが当たり前で
上映作品間には予告編が上映されます。

ある日の予告編がずっと記憶に引っかかった
まま、50年がすぎました。

ときどき、インターネットの邦画データベースを
調べたりしたのですが、その予告編の映画を
見つけることができませんでした。

予告編では、「お姫様(日本のお姫様ではない)」
そのお姫様に襲いかかる恐ろしい顔の「ババァ」、
しかも空を飛びまわる。
木の手すりのようなところで、「蠅」に変身する
人物、「炎上する船」など、とてもわくわくする
内容です。

ただ、「妖婆」の顔が恐ろしすぎて、目をつぶったり
しておりましたが・・・

先日、インターネット上で新しい邦画データベースの
サイトをみつけ、この映画をもう一度探してみました。
公開日付順に映画のデータが掲載されています。
そして、作品紹介の短文も記載されています。

たぶん、5,6歳のころですから、まず、1963年の
データを確認しました。
その年には270本くらい制作、公開されています。
「クレージーキャッツの ・・・」などははじいて、
それらしい題名の映画の紹介文を確認していくと
かなり後ろのほうに
「魔法使いの妖婆」それと闘う仙人が「蠅」に変身
「海賊」 ・・・ 「これだっ!」

その映画の題名が 『大盗賊』 です。
三船敏郎主演、ヒロインは浜美枝、
主人公は日本の実在の人物である呂宋助左衛門です。

youtubeで調べてみると、なんと、『大盗賊 予告編』 が
ありました。

さっそく、再生すると、
三船敏郎(主演)、佐藤充(海賊)、浜美枝(お姫様)たちが
すごく若い!

そして、魔法使いのババァ(なんと、演じているのは
死神博士こと天本英世)、それと闘う仙人は有島一郎でした。
ババァはお姫様の頭上を飛び回ります。
仙人は、蠅に変身します。

50年以上前に見た映像がそのまま再生されています。

蠅が金蠅だったのも記憶どおりです。

amazonでDVDの購入を考えたのですが、インターネット映画で
視聴できることがわかりました。

現在、途中まで見たのですが、めちゃめちゃおもしろい!

テンポもすごいし、なにより世界観がすごい。

続きを見るのがたのしみです。

映画には東宝映画(SFや怪獣もの)でよくお目にかかる
田崎潤さん(トラ・トラ・トラでの山口多門少将)や水野久美さんも
でています。

田崎潤さんがタイガージェットシンに見えてしまいます。

このころの日本映画って、すごいです。

この映画について、いろいろサーチしたのですが、すごいこと
気が付きました。

日本では 『シンバッド』 英語表記は『Sinbad』 ということを。

第23回QC検定の試験問題を入手しました。
まだ、確認していませんが、確認後、コメントします。

しかし、浜美枝さん、ものすごくかわいい!




明日メトロですれちがうのは、魔法のような恋

2017-04-01 09:55:15 | 日々徒然

1か月ほど前、深夜ラジオで流れた曲が気になって、気になって。

その曲とは、SHISHAMOの「きっとあの漫画のせい」 です。
ヴォーカルの宮崎朝子さんの抜群の歌唱力と表現力にやられました。

早速、その曲が収録されたアルバムを購入し、再生すると、
「好き好き!」という井上堯之ばりのギターイントロで始まる曲でスタートです。

そして、2曲目の「すれちがいのデート」が始まってすぐ、とっても
懐かしさがこみ上げてきました。それは、
リズムセクションの構成やテンポ、ギターのカッティングなどが
CheapTrick の「I want to you want me」 にとても似ていたからです。

ギターテクは Rick Nielsen にひけをとりません。

CheapTrick が好きだった私にはドハマリの曲です。

「きっとあの漫画のせい」、「メトロ」、「魔法のように」、「明日も」 など、
せつない系からきらきら系、元気もらえる系、いろいろな曲が
ちりばめられています。

すっかり、ファンになってしまいました。

そして、昨日、日本武道館で開催された
「明日メトロですれちがうのは、魔法のような恋」 に参戦してきました。

CDでは、音の厚みをつけるために、ブラスセクションが結構使われている曲が
多いのですが、そのように収録された曲も生演奏では、ライブの中盤まで
ギター、ベース、ドラムだけで ”音” にしていました。

書き忘れましたが、SHISHAMOは女子3名のトリオバンドです。
トリオバンドと私たちがいっていたバンド形態を
今はスリーピースバンドというそうです.

宮崎さんの歌唱はCD以上に安定的で、さらに声質と表現力も生のほうが
圧倒的によかった!

数年前まで高校の軽音楽部で「GO!GO!7188」(このバンドもトリオで10年くらい
前によく聞いていました)のコピーをしていた子たちが、武道館です。

ファンの8割くらいが女子中高生との事前情報を得ていたのですが、
金曜日の夜のライブということもあり、遠方からの中学生参加は
少なかったようで、大学生、社会人も多かったように思います。

男子も3割強は、いたかな?



そして、私は当日会場にいた人間のなかで、ベスト3に入る高齢者だったでしょう。

「明日も」 ・・・ とても元気をもらいました。少し涙も出ました。

ドラムの吉川美冴貴さんのシンバルチョーク(ミュート)、かっこよすぎ。

そして、ベースの松岡彩さんのベースプレイとは真逆な感じのしゃべりに
ヤラレテしまいました。

また、SHSHAMOのライブにいきたいなぁ。

ところで、宮崎朝子さんの『座右の銘』 ← こんなことをいえるなんて
かっこいいなぁ~。