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QT Lab.品質・技術研究室

技術者のための品質工学、品質管理、統計学、機械設計、信号処理を
解説します。

第24回品質管理検定 明日実施

2017-09-02 06:25:28 | 品質管理検定

第24回品質管理検定が明日(9月3日)に行われます。

受験される方の今までの努力が報われることをお祈りいたします。

私が1級を受験したのは2009年の9月でした。

いつもは朝食など食べないのですが、当日は妻のすすめもあって
ドーナッツと暖かくした牛乳(おなかの調子を落とさないように)を
とって、試験にのぞみました。

えんぴつ数本(HBよりやわらかいもの)、消しゴム2個(1個落としても
よいように)、電卓(ルート計算機能は可)、直定規、三角定規セット
時計、そして、受験票を忘れないように。

私は試験当日、すこし鼻の調子が悪く、ティッシュを持って行ったのですが
これを机のうえに置くために、監督官にあらかじめ断っておきました。

机のうえに試験に使用するもの以外をおかなければならないときには
最初に断っておきましょう。

試験中に指摘でもされると、それだけで時間の無駄になりますし、
精神的にも負担になります。

そして、今夜は早く寝ること。

皆さんのご健闘と成果を祈念いたします。

がんばってください。


第23回品質管理検定試験 明日ですね

2017-03-18 08:54:16 | 品質管理検定

いよいよ明日、第23回品質管理検定試験が実施されますね。

受験される方々のご検討をお祈りいたします。

硬度B程度のえんぴつ数本、消しゴム(2個)、鉛筆削り、ルート計算機能つきの電卓
三角定規セットと直定規(18㎝透明)、そして、時計を忘れないように。

そして、試験が始まったらまっさきに解答用紙への名前と受験番号の記入を忘れずに!

試験時間最後の最後まであきらめずにがんばってください。

今晩は早めに就寝し、明日にそなえてください。

昨日会社の近くで、つくしを見つけました。



今日のウォーキングでは山下公園のしだれ桜の枝にいくつかつぼみがありました。


春です。

そして、本日より3日間、赤レンガ倉庫で、ラーメン女子博が開催されます。



とんこつ泡系というのを食べてみたい!
女性しか注文できないラーメンもあるようです。


告知!

2016-11-11 06:40:22 | 品質管理検定

このたび、日刊工業新聞社様が開催されるセミナーの講師を担当させて
いただくことになりました。

第1弾として今月22日に機械や電気設計における ”公差” の妥当性確認と
最適化を目的として、
『原理を理解して実務で活用する 実践公差解析』
https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/454

が開催されます。
よく知られている不完全互換の方法によるルート計算では対応できない
電気回路や機械の槓桿(レバー)機構の解析にも対応できる公差解析ツールも
提供します。

また、12月20日は品質工学や品質管理などで必要となる統計学を解説する
『品質を追求する技術のための統計基礎講座』
https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/457

そして、来年1月26日には、新刊 『今度こそ納得 難しくない品質工学』 の
内容にそって、
『品質工学を原理から理解して正しく実践・活用するための講座』
https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/458

が開催されます。

ご興味がありましたら、ぜひ、ご参加ください。


第22回品質管理検定の合格率におどろき

2016-10-15 08:33:31 | 品質管理検定

会社の業務でいろいろと考えなければならないことがいろいろあって
更新がすっかりおろそかになってしまいました。

先日、第22回品質管理検定の合格発表がありました。
同時に発表された合格率にびっくりしました。

1級・・・6.04%  2級・・・19.64%  3級・・・49.67%  4級・・・85.46%

4級はほぼ横ばい傾向ですが、1~3級とも過去最低水準、しかも、2級は
20%を切り、3級も50%を切りました。

あまり時間が取れる状況ではないので2級の手法編問題を少しだけ見ましたが、
今回はひどい数学パズル的な問題はありません。(少しパズル感がありますが)

ただし、各手法の本質をしっかり理解していないと、少ない時間で回答を導き出す
のに苦労したかもしれません。

点をとるテクニックだけでは対応が難しくなってきました。
私個人としては、この方向性は正しいと思います。

さて、昨日はQEF埼玉が主催した「品質工学公開セミナー 品質工学を楽しく学ぶ」
に参加してきました。『スターリングエンジン』の実物を使って、品質工学を知らない
方々も含めて直交表実験を行いました。

とても不思議で興味深く、楽しいものでした。

これについては次回アップします。

今日もウォーキング、ひさびさに良い天気に恵まれました。

 

日の出からベイブリッジの主塔に陽がともるまで、約30分、半そでで
ウォーキングしたため、腕が冷え切ってしまいました。

 


第22回品質管理検定が実施されます!

2016-08-10 19:52:49 | 品質管理検定

今年もこの季節がやってきました。

私が品質管理検定の存在を知り、受験したのが2009年3月でした。
4級と3級を併願し合格することができました。そして、同年9月に2級と1級を受験し、
こちらも合格することができました。7年前の今頃は夏休み返上で一生懸命受験の
ための勉強をしていました。

その結果として1級に合格できたときの喜びは、一生の思い出になりました。

第22回QC検定の受験日まで1ヶ月をきりました。受験される方々は酷暑のなか、
勉強に励んでいることでしょう。最後まであきらめないでがんばってください!

品質管理検定の3級、2級では、手法編を苦手としている方が多いことでしょう。
SQCは統計学をもとにしているため、数学や統計学になじみのない方にとっては
かなりの重荷になってしまいます。

品質管理検定受験の支援をされている方のなかには、数理が理解できないならば
それを理解しようとして深堀するよりも、最初から手をださないでその他に時間と
力をさいて合格をめざすべき、と指導されていることもあります。一理あります。
 しかし、品質管理検定は、『検定』です。検定とは、検定の対象に対して自身が
どの程度の知識と応用力があるのか?を公正に知るためのものです。

せっかく受験のために勉強するのであれば、合格をめざすのは当然ですが、
学習した知識を仕事や生活に活用できるようにするべきだ、と私は思います。
さらに、統計数理を理解すれば理解していないほかの受験生に対して、とても
大きなアドバンテージになり、合格圏に大きく近づくことができます。

残念ながら現実として、品質管理検定の受験対策の書籍を読んでも、
統計数理についての解説がほとんどないので、数式を暗記することで
受験対策としている方がほとんどでしょう。しかし、QCに使われている
統計数理を理解すれば、試験問題に対する対処、対応能力が大幅に
上がるだけでなく、ふだんの仕事や生活で絶対に役にたつはずです。

私の勤めている会社では、品質管理検定はまったく重要視されていません。
しかし、私は品質管理の手法と実践はすべての技術者にとって絶対に
必要なものだと確信しています。そのため、自分の近くにいる同僚に受験を勧め、
学習を支援してきました。
その結果、1級1名、2級7名、3級多数の合格に微力ながら協力することができました。


その支援のなかでのきづきです。

QCで統計数理にふれて多くの方が面食らうのは主につぎのものです。

1.なぜ、平均だけでなく標準偏差や分散などばらつきもあわせて
  考えなければいけないか?

2.なぜ、ばらつきを分散という特性値の2乗で計算し、さらにその平方根をとって
  標準偏差という特性値と同じ次元にもどすのか?

3.なぜ、分散の計算で『偏差平方和』をデータ数ではなく(データ数-1)で
  割るのか?

4.なぜ、正規分布にしたがうデータ群を標準正規分布に変換するのか?

5.相関係数:rの計算式はどのようにして導き出されたのか?

その他にも多くの疑問や疑念があることでしょう。


前述のように、QC検定受験対策の書籍には統計数理のくわしい解説はありません。
ましてや、上記3項の理由や七つ道具の『管理図』の原理となっている『中心極限定理』は
一切説明されていません。

『中心極限定理』はくわしい統計数理の書籍を読んでも、ほとんど実感が
ともなわない不思議でおどろくべき統計学上の性質です。しかも、多くの
統計数理の源泉になっている定理です。残念ながらこれを知識として
修得するには、この性質を実体験するしかありません。

過去、私は「バーチャル実験で体得する実践・品質工学」、
試して究める!品質工学 MTシステム解析法入門」、
めざせ!最適設計 実践・公差解析」という書籍をいずれも日刊工業新聞社から
出版していただきました。
これらにはそれぞれに必要となる統計数理も解説してきました。
そして、先月末「今度こそ納得!難しくない品質工学」(日刊工業新聞)という書籍を
上梓しました。



この書籍は「品質工学」の思想や原理、そして数理と活用方法などを解説した
ものですが、品質工学の数理を理解するには統計学の数理は必要不可欠です。
そのため、かなりの紙面を割いて統計数理を解説しています。当然、これらは
QCの数理にも直接結びつくものです。本文254ページ中64ページを使い、

・サンプリング ・平均 ・Σという記号の性質  ・偏差平方和 ・分散と標準偏差
・ヒストグラム ・正規分布と標準正規分布  ・基本統計量をイメージする 
・『中心極限定理』 ・分散計算の疑問の解決 ・散布図 ・相関と相関係数 
・回帰分析と寄与率 ・F検定 ・分散分析 などを解説しています。
解説は概念をイメージとしてとらえられるような事例を使ったものと、純粋な
数学による解説の両輪を用意しています。社内での受験支援で作成した
テキストにさらにくわしく加筆した内容となっています。


また、本を読んだだけではほとんど理解と修得にいたらないであろう
『中心極限定理』を実体験できるMicrosoft社のExcelで制作した
『中心極限定理シミュレータ』を無償でダウンロードできます。これを試して
いただければ、
「中心極限定理って、こういうことか!」と理解していただけるはずです。

本来は『品質工学』をわかりやすく解説するために執筆したものですが、
品質管理検定の手法編を理解、活用するために必要な多くの統計数理の
知識を得ることができるはずです。

また、品質管理という管理の対象である『品質』という特性の本質はなにか?
も十分解説していますので、きっとこの「品質」の解説も参考になるものと思います。

QC検定1級には『品質工学』も出題されます。将来1級を受験される方にとっても
いずれ、お役にたつはずです。

夏休みを利用して拙書で3日間集中して学習していただければ、
きっと2級、3級のQC検定に合格できる統計数理を修得できると思います。
価格は3024円とかなり高額ですが、QC検定に必要な統計数理を
真剣に学びたい方には自信をもっておすすめします。

そして、本書に目をとめていただいた技術セミナーを主催されている
企業様から、品質技術に活用する統計学セミナーの講師を依頼されました。
書籍の解説がわかりやすい、というご評価をいただいたためです。

先日、私が懇意にさせていただいています『(有)増田技術事務所』
増田所長のブログで拙書を紹介していただきました。リンク
このブログ、とってもおもしろい記事が満載です。私は毎日チェックしています。