本日(7月10日)、長野県品質工学研究会に出席させていただきました。
4年半ぶりの訪問となります。
11時半に下諏訪に到着、いつも大変懇意にさせていただいております増田技術事務所の
増田さんがわざわざお迎えに来ていただきました。
さらに、絶品のうなぎ屋さんで昼食までごちそうしていただき、大感激しました。
前回もこちらうなぎの小林さんでごちそうになったのですが、とてもおいしかったです。
(写真は次回アップします)
昼食後、岡谷市にある長野県工業技術総合センター様で、本日発表予定の
『FFT重心監視とMT法の連携による信号監視システム』の実物実験の準備を
おこない、まずは、増田さんにご覧いただきました。
こういうときは、うまくうごくんですよねぇ。このとき、物体検出のデモをしたのですが
音源とマイクロフォンのあいだに0.8㎜のクリップワイヤを通してもそれを検出できました。
さて、長野品質工学研究会のメンバーのみなさんが集まりだしました。
ある方は私の書籍を持参してくださって、サインをさせていただきました。その本は
相当読み込んでいただいている形跡があきらかで・・・とてもうれしかったです。
まず、MT法とFFT重心監視のプレゼンはみなさんに大変興味深く聞いていただけました。
そして、物体検出のデモ・・・本番に弱い私のDNA全開! 細いワイヤの検出がとても
不安定な結果に。でもみなさんとてもこの方式の信号監視にご興味をもっていただいた
ようです。
そして、今日のメインテーマ、「SN比の再現性」に関する議論。まず、問題提起の
プレゼンをしたのですが、みごとに失敗、私のいいたいことがほとんど伝わらなかった
のでは?と思ったとき、長野メンバーのある方が、私が事前にお送りしたExcelファイルを
使い、別のデータ解析をご用意されていて・・・とても助かりました。というより、
とても勉強になりました。品質工学を追及する技術者のつよいつながりを実感しました。
SN比とその再現性について、とてもレベルの高い(マニアックな)議論が展開され
わくわくする時間をすごすことができました。
最後に今回の品質工学研究発表大会で発表した「SN比を使った進化論的圧縮バネ設計方法の提案」を報告させていただきました。
この報告のあと、現物のバネ設計ツールを披露したのですが、とても好評であり
つくった甲斐を実感しました。
そして、研究会終了後、懇親会を開いていただきとてもおいしい食事を頂戴しました。
こちらの写真も次回アップします。
品質工学を追及する技術者の連帯感や愛情、知的好奇心のぶつけあい、を体感した
一日になりました。
長野研究会の皆様、大変お世話になりました。また、いっしょにいろいろと議論したいと
思いますので、よろしくお願いいたします。
今、下諏訪のホテルでこの文章を書いていますが、驚くほどリーズナブルな価格なのに
とてもよい部屋を用意していただきました。また、貸切の天然温泉も使わせていただき
大感激です。
次回、長野の研究会に呼んでいただけたら、またこのホテルにお願いしたいと思います。
長野研究会の皆様、本日はとても楽しかったです。ありがとうございました。
そして、増田さん、『未来の社員』様の知的好奇心をくすぐるモノをお送りしますので
しばらくお待ちくださいね。