元VSやんちゃ隊のスカウターのボログです(笑)

何故という疑問を持つことから始まる楽しさを知ろう(^_^)v
色々とご意見をお待ちしています

※キャンピングの豆知識※

2011-10-14 04:54:05 | さとぴょん
木の種類と燃焼の関係

木には、燃えやすい木と燃えにくい木がある


木には堅い木と柔らかい木があり、堅い木は火付きはよくないが火持ちも良く火力も強い。
(炭が残るので後で利用することも出来る)

逆に柔らかい木は、火付きが良く一気に燃え上がるが燃え尽きるのも早く炭も残らない。

料理等を作る場合は初めに柔らかい木から徐々に堅い木を入れていくとよい。
(効果的な無駄のない薪の燃やし方を考えよう、堅い木は火床して使える)

柔らかい木は、常緑樹や針葉樹の物が多い
※ マツ・モミ・スギ・ヒノキなど

堅い木は、濶緑樹(かつりょくじゅ)という仲間である
※ カシ・ブナ・ナラ・クヌギなど


※スカウティング フォー ボーイズ読んでみよう④※

2011-10-12 09:47:58 | さとぴょん
第九章 公民としての私たちの義務
     キャンプファイア物語26


公民としての私たちの義務

スカウトは、みんなりっぱな自分の国の国民、また世界の公民になるための、準備をしてゆかなければならない。
まずそれには、少年の時から、すべての少年を友だちとして見ることからはじめるのが必要だ。金持ちだろうと貧乏だろうと、都会の少年だろうと田舎の少年だろうと、みんな肩を組んで、国のためにひとつにならなければならない。仲間割れをしていたら、国の害になるのだ。いろいろな違いは無視しなければいけない。
相手の少年が自分より貧しいからと行って軽べつするのは、偽紳士だ。金持ちの少年だからといって憎むのは、愚か者だ。
私たちはみんな、生まれてきた環境をそのまま受け継いで、その中で最善を尽くし、周囲の人と協調してゆかななければならない。私たちは、壁の煉瓦によく似ていて、大きな壁の中ではほんの小さなものにしか見えないが、それぞれの持ち場があるのだ。もし、ひとつの煉瓦が壊れたり抜け落ちたりすると、他の煉瓦に不相応な力が加わって、ひび割れができ、壁はぐらぐらになってしまう。
出世することにあまり熱中してはいけない。そんな考え方で人生をはじめたら、いつになっても失望ばかりだろう。国のため、または勤め先のためによく働いていさえすれば望んでいる昇進も自然にでき、成功することもできるのだ。
このための準備として、学校で教わる教科をおもしろいからでなく、自分が向上するのは国に対する義務なのだと思って、まじめに勉強したまえ。数学でも歴史でも語学でも、この気持ちで勉強すればうまくいく。
自分のことは考えず、国のためを思い、自分の勉強が、ほかの人にとっても将来役に立つ野田と言うことを考えたまえ。(中略) スカウティングには、私たちみんなを引きつける魅力があることを、この本の中でいくらかでもわかってもらえたら幸いだ。私は、君たちが、班長や指導者に大切にめんどうをみてもらわなければならないような隊の中だけではなく、荒野にでても、すべて自分でできる真のスカウトなのだと、自信を持ってもらいたいのだ。
君たちが元気よく何でも自分でやろうとしていること、昔の探検家や開拓者がきみたちの冒険心をかきたてていること、近代的なものがいろいろ発明されているにもかかわらず、独力で出かけて行って自活し、野外生活の自由を楽しみたいと思っていることはよくわかっている。私はただその方法をいくつか示唆し、また君たちが男らしい男になるのを手助けしようとしただけなのだ。
スカウティングは、熱意を持ち本気になって取り組めば、すばらしいゲームだ。ほかのゲームと同様に、遊んでいるうちに体力、知力、精神力が強くなる。しかし、忘れてはいけない。これは、野外のゲームなのだ。だから機会があったらいつも野外に出たまえ。そしてすべてがうまくいって、君たちに楽しいキャンピングができることを祈っている。


※ローインパクトキャンプをしよう※

2011-10-05 11:39:26 | さとぴょん

野外活動をおこなうとき、できるだけ自然環境に影響を与えないにする事をローインパクトという。現実にはなかなか実行が難しいこともあるが、次の《地球を傷めないローインパクト(Low Impact)・キャンプの7つの鍵》を野外活動の目標にしてみよう。

Key1 事前の調査
1.鉄道やパスを利用できるコースのキャンプ地を選ぶ。
2.10人以下の小人数で行く。
3.服装は地味な色のものを着て、鳥や野生動物を驚かさない。
4.弁当を持参して、ゴミを出さない。

Key2 装備
1.人の力で運べる道具を選び、自動車に頼らない。
2.ゴミを出さない資材を使う。
3.食料は地元で手に入れる。

Key3 キャンプサイト
1.日当たりのよい平らな場所を選ぶ。
2.そこに住む動植物を傷めたり、地形を変えることはしない。
3.1ケ所に4日以上滞在しない。 


Key4 火の取り扱い
1.燃料は持参するか買って行き、自然のものを傷つけない。
2.炊事の火は地面から離した空き缶コンロなどを使い、地中の生態系を傷つけない。
3.キャンプファイヤーは地面から離した缶や断熱用の金属板の上に組み、地中の生態系を傷つけない。
4.残り火は湯沸かしなどに利用しエネルギーを無駄にしない。

Key5 衛生
1.食料や食器は衛生的に貯蔵する。
2.手に傷がある物には調理させない。
3.その都度調理した、新鮮な物を食べ中毒を防ぐ。
4.身体を清潔にし、汗をかいたままの下着で寝ない。
5.便所は宿泊所から十分に離し、また自然の流水を飲み水等として使用する場合は50メートル以上離して設置する、使用後は土をかけ穴を掘ったときはフタをしてハエ等を防ぐ。

Key6 廃棄物
1.ゴミは持ち帰るか、地元の収集ルールに従って処理してもらう。
2.洗濯や食器洗いの排水は、濾過し浅い穴に流し穴にはフタをする。

Key7礼儀
1.野生の生態系や地形を乱さない。
2.その土地の良い習慣に従う。
3.写真や絵等で記録するほかは何も収集しない。
4.活動の跡は残さない。残すのは感謝のみ。

こんな自然に優しいキャンプを高崎22団のベンチャー達なら出来る(^_^)v
君たちも自然の中での生き物なのだから(*^_^*)