★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

身近な貧困

2022年03月27日 16時17分02秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキング途中ですき家でブランチ。
 いつもの納豆まぜのっけ朝食を注文。

 ちょっと遅れて、隣のテーブル席に3人の母娘連れが着席。
 三十前後の母親と、小学校低学年と保育園の年長くらいの女の子だ。
 注文は牛丼並2つとミニ1つ。

 運ばれてきた牛丼を見て、年下の女の子が「今日はごちそうやね」と言っていた。
「昼からお母さんお仕事やから、早く食べるんやで」と姉のほう。

 横目で見ながら想像を逞しくした。

 母親はシングルマザーで、スーパーのレジ打ちのパートだ。
 平日は下の娘を保育園に送ったあと出勤し、夕方5時まで仕事だ。
 上の娘は、母親が残業の時には、学校帰りに妹を保育園まで迎えに行く。

 先月、姉妹がコロナに感染し、母親は2週間の欠勤を余儀なくされた。
 パートなのでその間は無給だ。
 母娘3人、カツカツの生活だ。

 コロナの給付金などすぐに生活費に消えてしまう。
 そろそろ昼間の仕事にプラスして、夜の仕事を考えている。
 
 そんなことを考えていると、暗澹とした気分になる。
 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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