★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

バブルの幻影

2024年05月13日 15時52分17秒 | 徒然(つれづれ)
 日経平均株価がバブル期を上回る高値更新も、我々庶民にはなんの実感もない。
 あのバブル経済が再来する気配など、どこにもないよね。

 バブルの頃は、日経平均株価の上昇と好景気はシンクロしていたけど、現在はそうではないようだ。
 今では、あの頃の好景気は、狂乱、狂騒のバブル期などと言われているけど、その頃を30代半ばで過ごした私にその実感はないんだよね。

 私はその頃、通販会社に転職して、カタログに掲載する雑貨の仕入業務を担当していた。
 確かに、どんな商品でも、カタログに掲載すると思わぬほど売れた。

 会社の業績も右肩上がりの急成長で、夏冬のボーナス以外に、年に2回、それぞれ軽く月給を上まわるほどの報奨金も出たしね。
 ボーナスは小遣いを除いて、家計に入れていたけど、報奨金はまるまる小遣いだったんだよね。

 それは悪銭身につかずで、飲み代や競馬の資金に消えた。
 その使途は今となんら変わらない。

 マスコミが伝えるような、イタリアンやDCブランドのスーツに身を包み、高級クラブで飲み明かし、札束ヒラヒラでタクシーを止めたりはしなかったね。

 もちろん不景気ではなかったけど、マスコミが言うほど、好景気の実感もなかった。
 今思い返してみると、一部の業界や業種が、とんでもなく儲かっていて、そこにスポットが当たっていたんだろうね。

 今の株高も、対象の株を持っている人間だけが、その恩恵に与かっているのだろう。
 我々庶民には縁のない絵空事だ。
 
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだよね。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もするしね。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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