★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

老いるということ

2024年05月16日 11時02分29秒 | 徒然(つれづれ)
 今年古希を迎える私は、世間でいうところの前期高齢者、すなわち老人だ。
 老いた人と書いて老人だけど、未だに老いというものを実感できないんだよね。

 老いの入り口を還暦とするならば、古希は紛れもなく老い真っ只中だ。
 人生双六なら、幼年、少年、青年、壮年と来て、老年で上がりだ。
 若年や定年、晩年などもあるけど、それはまた意味が違うみたいだね。
 
 もちろん歳は取ったけど、それを老いと言うにはまだ違和感がある。
 体力や記憶の衰えなど、いわゆる老化現象は経年変化であって、老いるということとは微妙に違う気がする。

 年齢は老いのひとつの指標だけど、同い年でも老いの進行には違いがある。
 主観と客観でも老いの認識に差がある。
 自身の老いを客観視するのは難しい。

 よって、主観で言うと、同時代を生きた有名人や芸能人の訃報に触れた時に、自身の老いを実感するんだよね。 
 老いというのは、感動や好奇心、自尊心や羞恥心の減少、要は生に対する執着の放棄、すなわち諦めかもしれない。

 私はまだその境地には至っていない。
 端から見れば老人かもしれないけど、心はまだ30代のつもりなんだよね。
 

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