元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
ウンモンチク

イネ科マダケ属の「ウンモンチク(雲紋竹)」。ハチクの変種で稈(幹)の表面に褐色の雲形模様がある。中国原産で丹波地方で多く栽培されていたため「タンバモンチク(丹波紋竹)」や「タンバハンチク(丹波斑竹)」とも呼ばれ“京銘竹”のひとつとされる。
神代植物公園でウンモンチクが開花したというニュースがあり早速見に行ってきた。竹・笹園ではウンモンチクの小さな群落がありすべての株の枝先から淡黄色の雄蕊をぶら下げている。葯の部分は長さ5~6ミリ。タケは種類によって数十年~百年に一度一斉に花を咲かせた後に枯れる一回繁殖性植物になる。ハチクの開花周期は120年と考えられており直近では1908年頃に日本全国で一斉開花したという記録が残っている。最近は2010年頃から各地で開花報告が聞かれ始め、当地では2年前に中山地区のハチクが一斉に開花してその後竹林は枯れてしまった。タケの花は昔から不吉の前兆などと言われているが、2019年後半から始まった“コロナ禍”や2022年春からの“ウクライナ危機”と時期が重なるのは単なる偶然だと考えたい。
神代植物公園でウンモンチクが開花したというニュースがあり早速見に行ってきた。竹・笹園ではウンモンチクの小さな群落がありすべての株の枝先から淡黄色の雄蕊をぶら下げている。葯の部分は長さ5~6ミリ。タケは種類によって数十年~百年に一度一斉に花を咲かせた後に枯れる一回繁殖性植物になる。ハチクの開花周期は120年と考えられており直近では1908年頃に日本全国で一斉開花したという記録が残っている。最近は2010年頃から各地で開花報告が聞かれ始め、当地では2年前に中山地区のハチクが一斉に開花してその後竹林は枯れてしまった。タケの花は昔から不吉の前兆などと言われているが、2019年後半から始まった“コロナ禍”や2022年春からの“ウクライナ危機”と時期が重なるのは単なる偶然だと考えたい。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )
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ハチクの変種とのことですが
私も22日風の山に帰ったとき
裏山の、ハチクに花が咲いていると
兄が写真を見せてくれたので
後で撮影に行こうと思って忘れました。
一斉に枯れて、後はどうなるんでしょうか
ハチク消滅?
そういえば実家でも、ハチクがあまり
生えてこなくなったような
普通の竹の花をどこか山に行くとき一度だけ見たのですが、写真にも撮らずすっかり忘れていました。
わざわざ神代植物公園まで見にいらっしゃったとは、まるで牧野博士みたいです。
5年前から破竹の開花周期に入っていて、あちこちで開花した情報が入ってくる。
ウンモンチクは破竹の仲間だから咲いてもおかしくないかな。最近クロチクの開花も結構聞く。
と言っても、同園内の破竹とクロチクは未開花。
開花周期と言っても全てが咲く訳じゃない。
破竹は筍が一番美味しいのになかなか出てこない。
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