元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
ユクノキ・7~大戸緑地2

大戸緑地“雪の里”で見られる「ユクノキ」。マメ科フジキ属の落葉高木で関東地方以西の山地などに稀に生える。樹高は15~20メートルで6~7月に枝先に円錐花序を出し長さ2~3センチの白い蝶形花を多数咲かせる。花期には高い枝から白い花弁がヒラヒラと舞い落ち樹の下は真っ白な絨毯になっている。牧野富太郎博士は『ユクノキは秩父地方の方言でおそらく花の白さを雪に譬えたのだろう』と述べている。ユクノキの漢字は不明だが、牧野博士の説明からおそらく“雪の木”ということなのだろう。ユクノキやフジキは数年に一度開花するが、ここでは2021年、2022年には開花を見たが昨年は開花しなかった。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )
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分布域がもう地域外でしたね。
名も全く初めて聞くものでした。
花が満開ですね~
ユクノキとは、名前も初めてです
遠目では「ふじ」みたいでしょうか
近寄るとフジではない
見たことあったかな! と思わせる
初耳の名前でした
ユクノキの花を一度は見ておきたいと願っていますが、未だにその幸運に巡り合えていません。
「ユクノキ」は牧野先生が見るよりも早くに名前が着いていたのですか。
実物を現地で肉眼で見る前に、こちらで予備知識を得ることが出来てありがたいことです。
毎年咲かないとは、貴重な花を見られたんですね
私もどこかで会いたいです