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ダメだよ

mail... am4:30 「いままで楽しかったよ。じゃぁな」  from ZEN

「? なんだこりゃ?あいつ何処かへ転勤でもすんのかな?」

この時はそんな風に思っていた....。



中学からの大親友ZENとは大人になってからもずっと仲良しだった。

住む地域や仕事も違うが、その付き合いは変らず

日進にもちょくちょく遊びに来ていたし、ボクもヤツの家に遊びに行ったりしていた。


「おめぇ~よぉ~、男のクセにいつまでもグチャグチャ言ってんじゃねぇ~よ」
「全部捨てちまって日進に来いよ!毎晩オレと遊ぼうぜ!」


ある日、ZENから悩み事の相談を受けたのだが、ボクはこんな言葉を返してしまった。

大した問題じゃないと思っちゃったんですね。

それから何日か経ち、一緒に知多半島へツーリングへ行きました。

夏の終わりでまだまだクソ暑く、汗だくだったけど楽しかったなぁ。

帰り際、「またな!」と、お互い手を上げクラクションを鳴らす。

いつもの別れ際の挨拶だ。

でも、それがヤツとの最後の「またな!」でした。

ツーリングの数日後、先のメールが真夜中に送られてきてて、数時間後の朝に見ました。

なんなんだろう?これ。まるで遠くへ行っちゃうみたいじゃんって思ったんですけど、

ホントに遠くへ行っちゃったんです。

もう二度と会うことが出来ないところへ。

「またな!」ってしたのに...。


通夜の席でボロボロ泣きました。

親友を失った悲しみと、「もしあの時、話をちゃんと聞いてやってたら...」という後悔。

自責の念にとらわれ、毎日毎日ヤツのことばかり考えてたら

身体に変調をきたすほどおかしくなってしまった。

「死んじゃったヤツは楽になったかもしれんが、残された方はどうしたらいいんだ?」

「どうにかしてくれよ!」

しばらくツラかったです。

目の前に苦難があったなら、逃げるんじゃなくて乗り越えていかなきゃいけませんよね。



最近、タレントの女の子が自ら命を絶ちました。

大家族の末っ子だそう

残された親や、きょうだい、友達はさぞつらいでしょう。

ナニがあったかは解りませんが

やっぱり、自ら死んじゃいけないと思うのです。


                  合掌



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