BOSSは友に恵まれている

高校を卒業して二ヶ月ほど経った1987年の5月28日

当時からギャンブル好きな父親が大金を使い込んだということで、母親と大喧嘩をしていた。

それはもう凄まじい喧嘩です。

まぁ、時々あった事なので いつもなら気にもとめないんだけど

よりにもよって息子の誕生日にそれは無いんじゃないかと..

怒りと悲しみで、その場に居たくなくなり

「もうこんな家なんか出てくわ！」と吐き捨て、

車のトランクに布団を押し込め、友達の住むアパートへと向かった。


「すまん。行くアテがねぇ..しばらく住まわせてくれ...」

ボクの表情を察して

「ええよ。好きなだけおれよ」

友は何があったのか何も聞かずボクを迎えてくれました。

嬉しかった

それから半年くらい居候したでしょうか

毎日が楽しかった

あれから28年も経つのに、その時のことを覚えています。

そして今も彼に感謝しています。

嬉しくも悲しい誕生日の思い出。

友とはいいものです。




そして現在。

時計の針が12時を回り、日付が28日に変わったとき

ボクは大人になってから出会った友と酒を酌み交わしていた。





「誕生日おめでとう！」

嬉しいなぁ

ありがたいなぁ

ボクの誕生日を祝ってくれる人がいる

日付が変わった瞬間にメールをくれた人もいた。

みんなにたくさんのお祝いメッセージをいただきました。

今年もみんなのおかげで、ほんとにいい誕生日だった。

BOSSの歴史探訪 ～岩村城跡～

バイクナビを新調しました。
音声は後付のブルートゥース・トランスミッターでヘルメットに仕込んであるインカムに飛ばします。
トランスミッターも車体から電源を取ったところ、ものすごいノイズが発生しました。
グランドループという現象だ。
どうにか攻略してやろうと、何度もトライ＆エラーを繰り返します。
んで、やっとこさノイズを消し去ることに成功。
大変だったけど、いと楽し。





さぁ、新しいナビに案内してもらって 今日はいづこへ....



向かった先は恵那の岩村城跡です。




資料館が閉館してたのは残念ですね～。
岩村城は「日本百名城」に選定された山城です
そしてなんと、1185年に源頼朝の時代に創築されてから、
鎌倉・室町の300年間、戦国の100年間、更に江戸期の300年間、城主が連綿と続き、明治に至り廃城令で廃城されるまで存続しました。
計700年間にも及ぶ長い歴史があるお城なのです。



ただね、山城だけにとても高いところにあるので登るのが大変なのだ。
足腰に自信の無いボクはちょっと躊躇してしまいます。


案内図からは、その過酷さは伝わってこない...



写真では解りにくいが、けっこうな坂道だし、歩幅が合わない段差に体力が奪われます。



なんだか、うっそうとした道になってきました。



岩村城 代々の城主で有名なのは「森蘭丸」と信長の叔母にあたる「おつや」さん。
特に「おつや」さんは悲運の女城主として現代まで語り継がれています。
いろいろあって「おつや」さんは信長に長良川の河川敷で磔の刑に処され殺されちゃったんですね～。親戚なのに..
まぁ、詳しいことはグーグル先生に聞いてください（笑）



所々に見所があり、説明文などがあって飽きないのですが道は延々と続くのです。
もう足が動かなくなってきました



おぉ！石垣が見えてきたぞ！



しかし本丸までは、あと300m....



当時の門があったところです



なるほど。敵が攻めてきたときには橋を外して進入を防いでいたんですな。



このあたりの石積みは江戸期のものかな？整然と並べられてます。



いろんな伝説があるのです



フムフム



おぉっ！いよいよか！



す、スゲ～



足の痛みに耐え、がんばってここまで登ってきた甲斐がありました。
感動で疲れが吹き飛びます。



ここは石垣だけで、いわゆる天守閣はありません。
しかし、現代的につくられたキレイなものが建っているよりも
かえってナニも無いほうが想像力を搔き立てられるのではないでしょうか。



東洋のマチュピチュのような石垣を登ると、やっと頂上です。



信長が本能寺の変で亡くなる80日前にここに泊まったんですって。


















歴代の城主も見たであろう景色を、時を経て眺めると歴史のロマンを感じます。



自撮り①　あんなに苦労した坂道をまた下っていかなければならないと思うと、ちょっと元気が無い顔してます。



自撮り②　すでに疲れがピークに



自撮り③　膝が笑いだし、カクカクして動けなくなりました（笑）そうとうツラそうな顔です。



いやぁ～、今回の探訪はしんどかったけどホント楽しかった！
あまり派手な場所ではないが趣のあるイイところだった。
足を鍛えなおしてまた訪れたいです。

BOSSはK2になれるか？

タワタリサン、キッカワコウジニナリマセンカ....








そう言って手渡された資料がコレだ。

へぇ～、面白いじゃん。



男40を過ぎると、白髪も生えてまいります。

毛染めをすれば隠す事も出来るのですが、すぐに根元が白くなり

よけいにカッコ悪くなっちゃったりもしますね。

しかし、染めずにいるとゴマ塩で老けてみえるし...


ならば「隠す」のではなく「活かす」ようにしよう！って商品でございます。

黄色がかった濁った白髪も、薄いブルーが入ってることでキレイな銀髪になるそう。

毛染めと違い、ワックスだからシャンプーすればリセットされます。


ちょっと高いけど、白髪を活かしたい方、イメチェンしたい方、キッカワコウジになりたい方...

お問い合わせください。

近日発売予定です。


チャーッ！









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

BOSSは、もどかしい

美濃の蝮・ザキオと尾張の豚・BOSSが向かったのは...



豊田の三浦屋
そのスジでは有名な店らしい



なんでもこの店のから揚げは日本で三番目にデカくて旨いようだ。



猛者ザキオはギガ唐マヨ丼　　す、すさまじい量だ。



ヘタレのボクはニンニクデカ唐マヨ定食を選択。コレ、普通盛りのはずだがケタ違いのボリュームだ。


BOSSはもどかしい

この写真からはその凄まじさが伝わってこない...

テーブルに運ばれてきた時の、僕らの驚きが伝わってこない...



今まで戦ってきたどの店よりもインパクトのある唐揚げのデカさとビジュアル

伝わらないだろうなぁ



一見、完食したように見せてるが、ちょっとズルしました



今回めずらしく、さすがのザキオも完敗だ。


最初の3～4口はメチャクチャ旨かったが、揚げ物に濃厚マヨネーズのトッピングはすぐにクドくなり箸がすすまない...

旨いんですよ

ほんとに旨いんだけど、

やはり適量が一番ですな。

高カロリー好きな大食漢の方には超オススメの店なのです。

BOSSはデキの悪い子が好き

先日、国産のスーパースポーツに乗ってる人に言われました。


ボク、ハーレーのナニがいいのかサッパリわなんないんスよね...

だってほら、走らん・曲がらん・止まらん・壊れるし高い...

ぜんぜんイイとこないじゃないっスかー.....


すごい言われようですな

しかし、あながち間違いでもないかな

実際、速いわけでもないし、サスもブレーキもチープで曲がらん＆止まらんのだ。

そしてたまに壊れる（笑）

なのに価格は高い。


一見するとイイとこ無しのように思えるが、このすべてのネガティブを吹き飛ばすくらいの｛味わい｝があるのだ。

一発一発の鼓動を感じ、自分で操っているという感覚...

そして少し手を入れてやると見違えるように元気になる。

言葉ではうまく説明できないが、デキの悪い子を育ててやってるような感じ（笑）



この日もケースケ君のハーレーが故障しました。

電装系のトラブルだ。

プロの電装整備士であるまっちゃんが、その原因を探ります。

一箇所一箇所テストをし、消去法で絞っていく。

ここだ！

故障箇所を見つけたら対処は早い。さすがプロ。



ちょちょいっと修理をしてやれば、さっきまでグズグズ言ってたハーレーが元気に走り出しました。









スタートが遅れたのであまり遠くへは行けなかったが、春のよく晴れた空の下　気持ちイイぜ～



100km/h以上出すとビリビリと振動が伝わってくるし、ホイルベースが長いから曲がりにくいし
スプリンガーという旧式のサスペンションも心もとないが
それもすべて味わいなのだ。









「ちなみ」の海鮮丼はパンチが効いててウマイよ！



さぁ、デキの悪い子ハーレーと共に次はドコへ行こうか。



いつまでも一緒に走ろうぜ

なぁ、まっちゃん。

BOSSの歴史探訪 岐阜城＆崇福寺

やっと晴れたな...

毎週毎週、休みの日は雨ばかりで悶々とした気分で過ごしていました。

昨日はせっかくの晴れた休みだが、ひとつ用事を済ませなければ...。

午前中は「免許の更新」のため平針へ

「優良講習」だから早く終わるかと思いきや、長蛇の列で案外時間がかかってしまいました。



帰宅後、黄金に輝く新しい免許証を携帯し、

愛馬バッドボーイに火を入れバリッと晴れた空の下、意気揚々と走り出した...

サル！サルはおるか！

もとい。藤吉郎！

じゃなくて、ケースケ君を供に従え（笑）

第六天魔王BOSSとケースケ君は尾張の国を出発したのでした。

めざすは美濃の国、井之口は稲葉山城だ！



鉄馬ハーレーを駆り、一路 美濃へ！



稲葉山の山頂に城が見えますね



難攻不落の城と呼ばれる訳が分かります。



昔は当然、徒歩で登ったのでしょうが、足腰の弱い現代人のボクはロープウェイで一気に山頂へ！



展望レストランから見える風景。岐阜の街が美しいです



戦はしないが腹は減る。まずは腹ごしらえだ！
ボクは飛騨牛カレー。ケースケ君は信長どて丼。



信長どて丼って...



展望レストランの屋上にて






フムフム。勉強になりますな。後の太閤殿下もこの頃は出世のためバリバリ働いていたんですね。






信長は日蓮宗だったんですねぇ～



乱世ゆえ、城主はけっこう代わってるんですけど
やはりスーパースター信長＆道三ゆかりの...ってなりますわなぁ。



第六天魔王BOSS、いざ登城












城内は当時の様々な品が陳列されています。






上総介とBOSS



斉藤道三公ですね。こんなコワイ顔してるのに、なんで美人の帰蝶が生まれたのでしょう？









信長も見たであろう景色を500年の時を超え、眺めるボク。感慨深いなぁ
この領地は全部オレもモンだぜ！って思いながら眺めてたのかしら...



とりあえずやっとかないとね（笑）



現代の鉄馬二頭



岐阜公園入り口にある若き日の信長像
偶然か意図的かは分かりませんが、信長が見つめる先は京都方面なんですよね。
いつか必ず...ってとこを表現してるのかな？




さて、岐阜城を後にし 第六天魔王BOSSと足軽ケースケが向かうのは

織田家の菩提寺である「崇福寺」



ひっそりと建つこのお寺、実はすごい所なんです。


本能寺の変で亡くなった信長公と息子の信忠公の位牌や遺品、墓所があったり

岐阜城が落城する際、最後に残った武士が自害した際に飛び散った

血の付いた床板を供養のために天井に張ってあるのです。









な、生々しいです






天下統一を目前に夢なかばで散った信長公に手を合わせてきました。










「天下布武」タオルを買ってきました。

ボクは心穏やかな人間で、

武力をもって天下をとったる！

とか

鳴かんのやったらブッ殺したるわ！

なんて激しい性格ではないのですが、

その生き様には憧れますよね。


久しぶりに楽しかった。

BOSSに出来るか？

顧客が持ち込んだ写真のイメージをもとに、まず髪を切りながら輪郭をつくり、その後かみそりなどで細部を整え、イメージを描き出す....


ブラジルのサンパウロ郊外にある美容室が人気らしい。

この日の依頼は、バルセロナに所属するブラジル代表のサッカー選手ネイマール。３時間かけてネイマールの顔が完成した。

これまで、サッカー選手のほか、米ラップ歌手スヌープ・ドッグやイエス・キリストの顔、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐のイメージなどの依頼があったという。（yahooニュースより）



たまに「ライン」は入れることはあるが、これは難しそうですね～

練習すればなんとかなるだろうけど、希望されるお客さんはいないでしょうね（笑）

BOSSオススメ

先日、稲武で買ってきたコシアブラを天ぷらにして塩で食べました。

これ、すっごい美味しいんですよ！

山菜の中ではちょっとマイナーかもしれませんが、

ボク的にはタラの芽なんか比べ物にならんくらいウマイと思います。

どこか田舎の道の駅とかで見かけたら是非お買い求めください。

その美味さに驚きますぜ（笑）