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手紙屋

ボクのプロフィールの趣味の欄に「読書」とある。
ええ、こんなボクでも本ぐらい読みますわ(笑)
好きなジャンルは歴史モノ、ミステリー、サスペンスなど。
エンターテーメント性の強いモノが多いです。映画の好みもしかり。
いわゆる「ためになる本」とか「感動モノ」などは、ほとんど読んだことがなかった。


「K&Kと世界経済を考える会」の副会長K氏は「読書普及協会」の会員でもある。(これ、とってもまじめな団体 笑)
そのK氏オススメの一冊



喜多川 泰  著   「手紙屋」


就職活動に出遅れ、将来に思い悩む、平凡な大学四年生の西山諒太。
ある日彼は書斎カフェで奇妙な広告と出会う。
「はじめまして、手紙屋です。手紙一筋十年。きっとあなたの人生のお役にたてるはずです。私に手紙を出してください。」と書かれていた.....。

十通の手紙をやり取りすることによって、将来やりたい事を実現するお手伝いをしてくれるという。
偶然に導かれるまま彼は、今 行動を起こせば、今までの自分には無い何かが動き始めるような気がして「手紙屋」に手紙を書き始めた。
働くことの意味とは?
真の成功とは?
謎の「手紙屋」の正体とは?

平凡な大学生が「手紙屋」との文通により、将来に希望を見出し成長していく。
そして感動的なラスト.......。



「人生を変える本」というのがあるという。
ちょっと大袈裟かもしれないが、まさにそんな本に出合ったような気がした。
このジャンルの本をあまり読んだことがないので、きっと
もっともっとイイ本があるんでしょうね。
今の感動を持続することが出来れば、まちがいなく「手紙屋」は今後の人生に
大きく影響を与えてくれるでしょう。
40歳だけど、まだまだ人生は長い!夢に向かってがんばっていきたい。そう思える作品でした。

これから就職する人、人生に迷っている人、生きがいを見出せない人は必読!(笑)


本書はメッセージ性の強い作品で、著者の一番伝えたいことは
「目先の成否よりも、その先に待っている人生を自分らしく生きる事」だ。
感動的なラストシーンを迎えるが、そこは小説仕立てにする為のもので、メインではない。

ボクは映画や小説で泣くことはめったにないが
「手紙屋」のラストを読んでいたら大粒の涙がボロボロとこぼれ落ちた。


それは、主人公に自分を重ね、「手紙屋」の正体がわかったシーンが、ボクには決して訪れないシチュエーションだから。
うらやましくて? さびしくて.....


shinyaさんステキな本を紹介して下さってありがとう。
残り二冊も すぐに読破しそうですわ(笑)

すっ、睡眠時間が.....(笑)

年末にお借りして、正月休みに時間がたっぷりあったのに読まず、
このクソ忙しい時に読みだす自分が、
自分らしいといえば自分らしい(笑)








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