私達のあゆみ 第97話
昨年は、春頃からマロンを連れてドッグランへ行き
夏頃からは、ボルドも同行出来るようになりました。
たくさんのお友達WANが出来て
ボルドの嬉しそうな顔を見ることができ、幸せを感じていました。
それとは、逆に悩みもあったのです。
ボルドが他のWANとガウりそうになるとマロンが加勢して
マロンがガウりそうになるとボルドが加勢するんです。
ですから、大騒ぎになり
他のWANは萎縮しちゃうんです。
マロンもちょうどランに慣れて来た頃でしたので
余計にガウガウだったんです。
なんとかしなければ・・・と思いながら悩んでいたのです。
ボルドが「ダメかも」と言われたときに
それまでボルドに厳しくしてきた私達は、
ボルドにストレスや不安を与えてきたのではないか?
それが原因で、発作が・・・
幼い頃にあんなに怒らなくても「しつけ」は出来たのではないか。
怒りすぎて、ボルドの病気が発症したのではないか。
ボルドの気持を考えるとかわいそうな事をしていた、
申し訳ない気持になり、自分達を責めていました。
退院してからは、
体が快復することだけを考えていました。
その一方で、マロンの「しつけ」についても
ボルドの二の舞にさせたくなかったので
少し甘く、最低限の「しつけ」しかしていませんでした。
ボルドにばかり向いていて、マロンは2番目だったので
目が行き届いていなかったことも多かったんです。
こんな自分達を反省しながら
「今度ドッグランに行ったら、これだけはやめさせよう」
「もう少しボルドとマロンを注意深く見ていよう」と
相談して目標を決めていました。
幸いにも
いつも行くドッグランでは
みなさん良い方ばかりで、ボルドとマロンがガウってしまっても
私達が謝ると
「いいんですよ~。お互いさまですから。」
「WAN同士のことですから、WAN同士で解決していきますよ」と
広い心で受け止めてくださいました。
ある時、仲良くなったWAN友のママさんに
「マロンは、ボールやディスクで遊んでいるWANを
追いかけて迷惑かけてしまうから、
本当は私達がマロンとディスクをやったりして
遊んであげたらよいのですが。」とお話したら
「ここは、WAN同士触合うために来ているんだから
いいんじゃないですか。私はそう思いますけど」と
言ってくださり、モヤモヤ悩んでいた気持が
楽になったことがありました。
私達は、もう少しの間、その言葉に甘えさせていただきながら
ボルドとマロンにWAN社会の勉強を
少しずつしてゆくことにしました。
こうして悩みながらのドッグランですが
私達にも勉強になり、いろんな事が分かり始めたのです。
第98話につづく
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