ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

私達のあゆみ 暑い夏の日、思い出の初プール。

2010年06月24日 | 私達のあゆみ

私達のあゆみ 第99話

昨年の夏、
マロンが活動的になった頃、
初めて水遊びで、
ドッグランの簡易なプールに入りました。

初めてのプール、
マロンはどうするのかなぁ~?と
期待と不安でいっぱいでした。
実は私も
幼い頃から水が苦手で
小学5年生まで泳げませんでした。
5年の担任の先生が、厳しくて
「全員25m泳げるまで特訓します。」というので
夏休みに市民プールの水泳教室へ5日間通って
やっと泳げるようになったのです。
(今は見る影も無く、泳げません Byパパ猫)

自分も辛い思い出と
マロンの気持ちが重なり
可哀相な気がしていました。
そう思う反面、
犬なんだから自然とイヌカキ~?
すぐに泳げるんだろうな?と期待もありました。

そんな気持でプールへ・・・
水に慣れているお友達WANは
すごい勢いでプールへド・ボ・ンと飛び込みます。
いよいよマロン。
私が抱っこして、少し無理やり、
腰は引けているし、
プールに入るというよりは
「お風呂につかる」という感じで

「チャポ~ン」と足から・・。

プールのフチに顔をつけて、
不安そうにじーっとしていました。
とても楽しんでいる様子ではありませんでした。
怖くて硬くなり、
体は浮かないし、足を着こうとすると
マロンの体高では顔がもぐってしまうのです。
なんとか、
首輪を持って1周しました。
 

その後、
出たり入ったりを数回繰り返して初プールは終了しました。
他のWANは、上手に水遊びをしているのに・・・
マロンは、ビビリな女の子なんだと改めて思いました。

こんな表情をするのだから、
なお一層恐怖心を与えない、
人間の小さな子供も同じですよね、
親が安心感を与えて、
何より楽しく、時間をかけて無理強いをしない。

そう思った瞬間!
ふっ・・と。

散歩でのコマンドやシツケ、
遊びでの指示などでも
根気強く、気長に暖かく
何より楽しく・・・・・、

それなのに、

時間をかけることを忘れ、
結果を急いでいる自分の姿
「きっと怖い顔してマロンを見ていたんだろうな~」
本当は
臆病で、繊細なマロン。
「プール」と「私の顔」
どっちが怖かったのかな?
 
プールは、
少しお水も飲んだけれど
気持ちも良かったようです。
暑い夏、
ランでオーバーヒートするくらい走るマロンに
ちょうど良いクールダウンになりました。

また暑い夏はやって来ます。
その頃、この子はどのくらい成長しているんだろう
 

そして
ボルドの発作はどうなっているだろう
きっと・・・・。

(第100話につづく)

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コメント (4)
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