今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

野口五郎特集になりました>夜のヒットスタジオ

2022年08月21日 | 夜のヒットスタジオ

 

 CSのフジテレビTWOで放送中の「夜のヒットスタジオ」は、ヒロミゴー特集から野口五郎特集になりました。ヒロミゴー特集はどこまで行くかと思ったら1980年11月で終わりだったので、今回もそのくらいが目安でしょうか。

 今回見たのはその初回。1976年7月26日の放送回ですが、出演は五郎さん以外に、桜田淳子/伊東ゆかり/山本リンダ/麻丘めぐみ/五木ひろし/春日八郎。春日八郎先生がヒットスタジオに出てたというのも時代を感じますが、この回は知ってる曲が桜田淳子さんの「夏にご用心」と五郎さんの「きらめき」だけで、あとは全部知らず。ヒットスタジオとはいえ、ベストテンとは違って大ヒット曲ばかりが登場するわけではないです。それにしてもリンダ山本はスカートがやたらと短かったので、家族と一緒に見てた立場として困っちゃうワ。

 次回は1976年11月22日放送分ですが、出演者は野口五郎/和田アキ子/新沼謙治/千田彩子/芹洋子/太田裕美/ちあきなおみ/森進一。私の期待は太田裕美さんだけですが、曲は「最後の一葉」。これは是非見たいので楽しみにしています。

 その次が1977年1年17日放送分なので、2か月ほど飛びますね。出演者は前田美波里/千昌夫/桜田淳子/森田健作/ザ・リリース/ちあきなおみ/野口五郎/島倉千代子。この方々が時期に何を歌ってたかはまったく記憶にないですが、調べてみたら桜田淳子さんは「もう一度だけふり向いて」でした。この曲は取り上げられることが珍しいので、久々に聞いてみたいです。当時も好きでした。

 なお、番組サイトでは「ザ・リリース」となってますので、晒しておきましょう。「ス」じゃなくて「ズ」ですね。ちなみに当時リリースされてた曲は「恋に木枯し」です。「寒いわ~ 寒いわ~」ですね。これは知ってます。好きじゃないけど。

 この次の放送回はまだわかりませんが、山口百恵、ピンクレディーの登場回は確実に飛ばされますので、3月21日の放送回か4月11日と予想します。どちらも高田みづえさんの「硝子坂」がありますので、その辺は期待したいところです。今となってはこれを「しょうじざか」と読む人はいませんね? 当時は結構いたような気が。


BEGINの本を少々

2022年08月20日 | ブックレビュー

 

 BEGINというのはバンドのことですが、ちょっと興味があるので本を2冊ほど読みました。今回読んだのは以下の2冊。

・さとうきび畑の風に乗って 1998年発行 278ページ
・肝心(ちむぐくる) 2005年発行 約420ページ

 BEGINは、ヴォーカル&ギターの比嘉栄昇さん、ギターの島袋優さん、ピアノの上地等さんからなる3人組ですが、「さとうきび畑の風に乗って」(以下「さとうきび畑」)はそれぞれが各自の生い立ちやデビューからそれまでのことを書いており、「肝心」は三人の鼎談を中心にディスコグラフィーやライブの記録も掲載されています。

 BEGINは1990年にデビューしましたが、「さとうきび畑」がデビュー8年目、「肝心」がデビュー15周年の時の本です。実は昨年「肝心」を読んで、先日「さとうきび畑」の方を読みました。順番は逆です。

 彼らはご承知の通り「イカ天」でチャンピオンとなり鳴り物入りでデビュー、「恋しくて」がCMソングにもなって大ヒットしたものの、その後はCDもあまり売れず一時期低迷してたのが、2000年頃から「涙そうそう」「島人ぬ宝」などでブレイクして沖縄の音楽シーンを代表する存在となって今に至ります。

 1998年の段階ではちょっと人気が盛り返してきてた頃ですが、まだいわゆる島唄は歌っておらず、「さとうきび畑」の中でもハワイアンに興味を示していたり、メンフィスとかナッシュビルの事が書かれています。

 そして2005年の「肝心」では、そのナッシュビルやメンフィスでの体験がキッカケで、本場のブルースを目指すこととは逆に「自分たちのルーツとなる音楽はなんだろう?」という事を考え始めたことが語られています。

 イカ天では三人だけの演奏でバカ受けしたわけですが、実際プロとして活動していくには演奏力が未熟だったり引き出しが少ないと判断され、デビュー後のコンサートツアーではドラム、ギター、ベース、キーボード、バイオリンとサポートメンバーが5人もいたのだとか。そして全国どこへ行ってもホールは超満員、しかし肝心のメンバーの方はギターとピアノがサポートメンバーに比べるとあまりにも弾けないということで、本人たちもそうだし、イカ天の時の演奏を期待したお客さん達もかなり戸惑いがあったようです。その辺の苦悩はどちらの本にも綴られています。

 それでヴォーカルの比嘉さんが頑張って自分たちの味を出そうとしても、あとの二人が気が引けてついてこないというもどかしさがあったというのは、特に「さとうきび畑」からヒシヒシと伝わってきます。イカ天をはじめ各種コンテストから出てきたバンドがデビューしてほどなく解散するケースはよくありますが、同様の事情なのでしょうね。

 簡単なコードで作った曲がレコーディングの段階で難しいコードに変えられ、それをメンバーが弾けず、自分たちの音楽が自分たちのものではなくなる感覚があったというのはよくわかります。さらに、アルバムを作るにも曲が足らず、他の人が作った曲が集まっては来たけどそのデモテープがどれも半端なくレベルが高くて「これがプロの世界か…。」と衝撃を受けたり。

 BEGINがここでくじけなかったのは、三人が元々友達同士だったこと、それぞれの音楽に対する思いが強かったこと、あとはメンバーの性格によるものでしょう。(ここが一番大きいような気がして、それが大事だと思うのですが。) あとは、売れなくなって予算がなくなり、サポートミュージシャンをつけられなくなって三人でライブをやるようになって、自分たちの音楽を取り戻した感覚があったのも運命というものかも。

 そもそもブルースバンドとしてデビューしたのが、石垣島の出身だからといっていわゆる島唄を歌う事や、比嘉さんが三線を弾くことに迷いがあったというのも、今となっては意外な気もしますが、そこを吹っ切って自分たちの限界を突き破り世界を広げたというあたりは「肝心」に詳しいです。私の場合はこちらを先に読んで、最近「さとうきび畑」を読んだので、既に答えを知ってたような感じもありました。

 それにしても、ずっと興味を持たなかったこのバンドに、実は私の好きなギタリストの山田直毅さん、大森信和さんが深く関わっていたことはこの2冊を読んで知りました。もう30年以上やってるバンドなのに、Wikipediaには案外情報が少なく、なんとこれらの本の事も書かれていないという…。まあそのあたりもこのバンドの持ち味という気がします。「俺が!俺が!」という匂いは昔も今もまったくないですしね。

 ということで、関心のある方はこれらの本をお探し下さい。普通に新品で買えないのが少々ハードル高いですが、結構面白いし興味深い本です。


尊敬する人物は誰ですか?

2022年08月19日 | 日記・雑記・ただの戯言

 昔、雑誌のインタビューで「尊敬する人は?」と聞かれて、「両親…と言いなさいと学校の先生に教わりました。」と答えていたアイドルがいました。考えてみれば昔は面接の定番の質問だったかもしれません。

 アイドルはともかく、これを就職の面接で聞かれた場合は本当に尊敬しているよりは「どう答えれば印象が良いか?」という視点で考えますので、革命思想の人や反体制派の人は選ばないでしょう。それを考えると、松下幸之助とか本田宗一郎などの企業家とか、あるいは渋沢栄一とかが多いのではないでしょうか。そうでなければ、冒険家とか登山家の名前を出して自分の好奇心やチャレンジ精神をアピールするとか。(ちなみに、この際「スポーツ冒険家」は避けねばなりません。) 地道な研究と人道的な医療活動を行ったとされる人として野口英世もありそうですが、近年の評価では微妙なところもあったりします。

 私も就活してた頃は一応準備してて、面接で聞かれれば「土光さん」と答えようと思ってたのですが残念ながらこの質問をされたことはありません。実際あの人は好きでしたが。

 ネットでこの件に関するアンケートを取ってみるとどういう結果になるかはわかりませんが、男性ならアントニオ猪木かジョン・レノンが上位に来るような気がします。次点で矢沢とかタモリとか。ビートたけしは今はそういう存在ではなさそう。

 こういうのはある意味人気投票のようなものでしょうが、長い間見ててもイメージの変わらない人、姿勢のぶれない人、上手な年の重ね方をしてる人などは、好意的がみられるかもしれません。とはいえ、人間うまく行くときもあればそうでないときもあり、人の印象も変わるものでしょう。

 この辺は、元プロレスラーで新日本プロレスの鬼コーチでもあった山本小鉄さんの言葉が印象的です。猪木さんについては「リングの外では嫌い。変な金儲けの事ばっかり考えるから。」で、馬場さんは「リングの外ではいい人だけどリングの中では嫌い。練習しないから。」だそうです。そうやって人間にはいろんな面がありますが、私からすると山本小鉄さんのあの実直な人柄と奥様や娘さんに注いでた愛情は尊敬に値します。

 さて、この記事を読んでいきなり面接対策を考える人もいるかもしれませんが、今は就職の面接で尊敬する人物を聞くのはご法度だそうです。「応募者の適性・能力とは関係ない事柄で採否を決定しない」ということで。知ってました?

 ところで、前述のアイドルはもしかしたらスーちゃんだったかも。違うかもしれないけど…。


今期のドラマのその後

2022年08月18日 | ドラマレビュー

 今期のドラマは割と見てましたが、「オールドルーキー」と「魔法のリノベ」と「石子と羽男」は早々に継続断念したことは前に書きました。

 その時点で継続してたのは、「競争の番人」「家庭教師のトラコ」「テッパチ」、録画してまだ見てなかったのが「六本木クラス」「初恋の悪魔」「プリズム」など。

 現状どうかというと「六本木クラス」は3話目で脱落、「プリズム」は初回のみ見て一応続けようかなという程度で、それ以外は継続してます。

 そんな中、結構面白いと思うのは「初恋の悪魔」で、「競争の番人」はアイディアは面白いけどドラマのストーリーとしてはそんなに…。ただ、あれは今回杏が結構いい感じです。彼女はこれまで好きではなかったのですが。

 「初恋の悪魔」は好き嫌いが分かれるドラマだと思いますが、坂元ワールド全開でだんだん調子が出てきた感じです。当方埼玉県民ですので入間しおりさんこと(?)松岡茉優さんはひいきにしてて、そこも楽しみがあります。今回は林遣都のこじらせ方が楽しいですね。

 見るのをやめたドラマの理由は様々ですが、「オールドルーキー」は綾野剛のヒョロヒョロっとした足を見てどうしてもサッカー選手に見えなかったことと、本来アスリートが主役になるところを代理人というか選手をネタに金儲けする人の描き方になじめなかった事。

 そういう職業があって、選手ともちつもたれつという部分は大きいと思うのですが、どうもあのドラマは好きになれず。もっとも、二話目まででやめたので見てれば面白いのかもしれませんが、あの会社の社長が偉そうなのが嫌でした。

 あとは「家庭教師のトラコ」は橋本愛の使い方がうまいので今のところ楽しんでますが、なにかどんでん返しというかトラコに大きな秘密がありそうな予感で、それがいい方に行くかどうか。

 ということで、まずまず楽しんでます。一時に比べると民放のドラマもちょっと健闘してるのではないかと思ったり。


パンパイヤ見ましたが>手塚プロダクション公式チャンネル

2022年08月17日 | ドラマレビュー

 

 Twitterでのやりとりで「ロック」の事を調べてたら「悪の手先 ロック!」という歌を思い出したのですが、それでドラマ「バンパイヤ」が配信されてるのを知りました。

 「バンパイヤ」は手塚治虫先生の漫画を原作としたテレビドラマとして放送されていたものですが、手塚プロダクション公式チャンネルというのがあり、そこで配信されていたのですね。

 このドラマは実写とアニメを組み合わせた珍しい作品で、1968年10月からフジテレビ系で半年間放送されてました。当時私も見た記憶はありますが、フジ系の石川テレビは1969年4月の放送開始ですのでおそらく見た時期は違いますね。

 調べてみたらCSでは2006年に日本映画専門チャンネルで放送されてますが、その時は「BS・CS初放送」ということでした。DVDは出てますがレアな作品なのですね。その放送の際には当時小学生だった娘2号も一緒に見てて、トッペイが月を見て変身する特撮シーンには「おおっ!」と言ってたのが、最後に完全にアニメのオオカミになったところでは「あらら…」という反応でした。

 ただ、今回見てみたらそもそもがモノクロの作品であることから、私はそこまで違和感は感じませんでした。オオカミが渡辺文雄の顔をペロリと舐めるあたりも微笑ましくて。

 ちなみにこのドラマは「相棒」でお馴染みの水谷豊の実質デビュー作です。特撮がどうのというよりは、そもそも原作がちゃんとしてるし話が面白いので結構見ごたえありますね。なにしろ展開早いし、第四話まであっという間に見ました。

 がっ、実は今回は期間限定として6月から2か月の配信であり、今日の14時までで終わりなのでした。気づいたのが今日のお昼だったので4話までしか見られなかったという…。16年前の放送では最終話まで録画したような気がしますがディスク探さねば。それにしても、テーマ曲もおどろおどろしいですがタイトルバックもかなりの迫力ですわ。


4人でもトリオ、2人でもトリオ

2022年08月16日 | 日記・雑記・ただの戯言

 「○○トリオ」といっても、必ずしも三人組を示すものではなくグループ名だったりユニット名だったりします。叶姉妹や阿佐ヶ谷姉妹が姉妹ではなく、平成モンド兄弟が兄弟ではないようなものです。

 よく知られたところではチャンバラトリオ。最盛期には4人で活動していましたが、ずっと名前はチャンバラトリオでした。昔、あるお笑い番組で三波伸介さんと伊東四朗さんが司会をしてて、「あそこは4人でトリオだけど、うちは2人でトリオなんだよな。」と言ってました。

 もちろんてんぷくトリオの事ですが、戸塚さんは42歳で亡くなったんですね。三波伸介さんは52歳でなくなってますが、今伊東四朗さんを見て「てんぷくトリオの」という人はまずいないでしょう。

 2年前でしたか、伊東四朗さんのラジオ番組「親父熱愛」に伊藤蘭さんがゲストで出た時、「見ごろ食べごろ笑いごろ」の話でひとしきり盛り上がった後にキャンディーズの話になりました。その際、デビュー当時はスーちゃんがセンターで途中から蘭さんが真ん中になったことを説明すると、伊東さんは「うちは三波が絶対譲らなかったから。」と言ってました。これが本当かネタか知りませんが、まあ確かに三波伸介さんはそういう雰囲気がありますね。

 ところで、以前懐かしのヒット曲を紹介する番組でカズンの曲が出てきた際、司会の人が「このカズンの二人はいとこ同士なんです。」と言ったところ会場から「へぇ~!」と声が上がって「当たり前や!」思った記憶があります。世の中、驚いていいのはKAI FIVEが3人組だということだけですね。なお、クールファイブは「内山田洋とクールファイブ」となってたので、合計六人ということで勘定は合ってます。

 3人がトリオ、4人がカルテット、では5人は?というのを即答できるのが大人のしるしですが、知っていたからといって役に立ったことはありません。ドンキーカルテットとかありましたけど、クインテットというお笑いのグループ名はないですしね。


チープトリックと聞いてバンドの名前について考える

2022年08月15日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 中学生や高校生の頃に音楽雑誌を読みましたが、海外のバンドの名前は大体カタカナで覚えてました。なので意味を考えず、よく見かけた「チープトリック」なんぞ「チープとリック」という二人組かと思ってたくらい。…ってのはウソですが、「チープ・トリック」じゃなくて「チープト・リック」かな?とか。

 ただ、意味を考えてみるとポップス寄りのロックバンドとしては「チープ・トリック」というのはなかなかいかした名前ですね。当時は雑誌で見るだけで曲は聞いたことなかったのですが、何年か前に70年代の全米ヒットを集めたCDを聞いてて一番気に入ったのがチートリでした。タイトルは忘れましたが、その音源はライブ盤からだったので多分一番流行った曲でしょう。

 バンド名がいかなるものであろうと、ヒット曲が出て世に周知されると馴染んでくる場合もあれば、ビッグなバンドでもあんまりかっこよくない感じのもあったりします。Rainbowなんて今ではそういうものだと思ってますが、ハードロックバンドが付ける名前としては当初は違和感あった気がしますがどうでしょうか。

 考えてみるとチューリップとかアリスというのは、男性ばかりのバンドとしてはかなりこっぱずかしい部類の名前かと思います。始めた時には、メンバーが70代になっても活動してるのを想像したでしょうか。

 おそらく30代くらいで中年男性の域に入ったくらいに恥ずかしくなり、それが一回りして60代に入ってからも同じ名前で活動しているとかえってかっこよくなるのかもしれません。まさしく還暦というべきか。(なのか?)

 その流れを汲んでいるのは、かしまし娘、少年隊、東京ボーイズでしょうね。って、どれもロックバンドではないですが。


田園コロシアムと聞いただけで

2022年08月14日 | 日記・雑記・ただの戯言
 先日1980年の夏フェスを話題にしましたが、この年は結構大きいコンサートもありました。一つは甲斐バンドの箱根芦ノ湖畔の野外コンサート。もう一つは、サザンオールスターズが7月19日、20日と2日連続で田園コロシアムで実施したコンサート。

 この「田園コロシアム」というのは、当時音楽雑誌でちょくちょく目にしてたのですが、名前からしてどっかの田舎の田んぼの中にあるものだと思ってました。が、調べてみたらこれは田園調布にあったのですね。

 ここでは野外コンサートだけじゃなく、プロレスの試合でもよく名前を見た気がします。プロレスだから「コロシアム」と聞いて、殺し合いをする場所をなんとなくイメージしてました。

 が、Wikipediaによると「コロシアム」とは、古代ローマの円形闘技場コロッセウムの英語読みから転じて円形闘技場一般や競技場を指すようになったそうです。

 さらに調べてみたらオフコースやチャゲアスもコンサートやったり、ジャズフェスの「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」も長年行われてたそうです。どんな場所か行ってみたいと思ったのですが、ここは1989年11月に閉鎖されたそうで既に建物もなし。どおりで最近はここでのイベントの話を聞かないと思ったら。

 それにしても今回色々調べてて、この会場があの空手バカ一代のモデル大山倍達対闘牛「雷電号」との空手試合が行われたこともあるというのが一番の衝撃でした。ヒト対ウシですが、それって空手試合なのかなあ。

 なんにしても、今となっては「田園コロシアムに行ったことある!」というと結構威張れるかもしれませんね。ま、今の若い人は知りはれへんやろなあ…。

ゲッツーとはいいますが

2022年08月13日 | 日記・雑記・ただの戯言
 子供の頃にラジオで野球中継を聞いてて、意味もわからないままなんとなく覚えたのは結構あります。どういうものかというと

・ゲッツー
・ワインドアップ
・セットアップ
・ホースアウト
・チェンジアップ
・フルカウント
・スクイズ
・タッチアップ
・ディレードスチール
・ワイルドピッチ
・パスボール
・クリーンナップ
・セーフティバント
・バスター
・バックスクリーン

などなど。

 ちょっと大人になった頃には「ゲッツー」が「Get Two Out」なんだろうというのはわかりましたが、中学生の頃にこれらの用語を全部英語で書いてみようとかチャレンジしてたら成績もよくなったかも。あるいは自由研究のテーマになるかもしれませんね。

 と思ったら、「ゲッツー」というのは和製英語であり、メジャーリーグでは「ダブルプレー」というそうです。知りませんでした。

 昔、テレビのクイズ番組で「6-4-3はショートゴロ。では0123は?」というのがあって、みんな首をかしげてたら「答えは、アート引越センター」というのがありました。クイズ王だと即答できるでしょうか。

 なお、野球の発祥はイギリスかと思ってたらアメリカだそうです。イギリスを英語で書くとEgirisuでしょうか? 英語は難しいですね。

またまた清張作品をば>WOWOWドラマ「眼の壁」(ネタバレあり)

2022年08月12日 | ドラマレビュー

 録画してあった「眼の壁」を見ました。WOWOWの連続ドラマWで放送されたものですが、全5回。番組サイトによると<「点と線」に並ぶ松本清張のベストセラー小説を、小泉孝太郎の主演で連続ドラマ化。手形詐欺に端を発する連続殺人事件の謎を描いた傑作ミステリー。>だそうです。

 清張先生の代表作は「点と線」か「わるいやつら」か「けものみち」か「ゼロの焦点」か「砂の器」かというのは議論の分かれるところでしょうが、私は「眼の壁」が「点と線」と並び称されるほどの作品というのは初めて聞きました。とはいえ、そもそも「点と線」を読んだことないのですが。

 原作は1957年に週刊読売に連載された長編推理小説ですが、このドラマでは舞台をバブル期の1990年に変えてるので、詐欺の規模は桁が違いますし、一応携帯電話も出てきます。とはいえ、90年だとまだ小型の携帯はさほど普及しておらず、登場人物でも持ってない人が多いです。「連絡がつかなくてもどかしい。」というのがかろうじて通じた時代ですね。

 そして、そこは清張作品なのでスリルあり、サスペンスあり、謀略あり、殺人事件あり、冤罪あり、お色気少々、シャワーシーンなし、由美かおるの入浴なし、ワッチコンなしという盛り沢山ぶり(?)です。

 ということで、以下はネタバレありの感想です。見たくない人はご注意ください。ちなみに、今月もまた放送がありますね。詳しくは番組サイトをどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 全体としてはまずまず面白くて、全5話をほぼ一気に見てしまいました。ただ、真剣に興味が続いたのは3話目くらいまでで、手形を騙し取られた甲本雅裕が殺されてからはもうどうでもよくなってしまいました。あの人は登場した段階で死亡フラグが立ってましたが、ああいう善人が助からないんだと「小泉孝太郎はなんのために頑張ってるんだ?」と思ってしまいましたので。

 1957年だと「会社が潰れたら大変だ!」という事だったのかもしれませんが、今の時代だと「そこはサクッと警察に相談しましょう。」となりそうな。もちろん会社が倒産して役員だけじゃなく従業員の生活も立ち行かなくなるのは大変ですが、そもそも手形詐欺に遭ったのも資金繰りが苦しくてあちこち駆けずり回ってたところを見透かされたわけで、2億程度の詐欺被害で即倒産というのは、ああやって偉そうにしてるだけで働いてない社長や役員の責任でしょうがと思ってしまうのは、今の時代のせいでしょう。その辺、まだ終身雇用だとか会社のためなら死ぬまで身を捧げるという世界だったのでしょうか。

 あとは、1990年とはいえ容疑者になってる小泉孝太郎があんなにあちこち普通に移動できるかなあというのも違和感あって、そこも入り込めなかった理由です。原作を読んでないのでわかりませんが、どちらかというと元々がどういう話なのかちょっと興味が湧いてきました。原作読んでみようかなあ…。