boban のんびり 株投資日記

備忘録です。ディトレードなどの短期勝負ではないので、日々の変化はあまりありません。

米FRB、リスク認識も利上げに向けた回復に自信=議事要旨

2015-04-09 | 2015
2015年 04月 9日 03:24 JST ロイター


[ワシントン 8日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が公表した3月17━18日開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、FRB当局者は海外情勢に伴うリスクや、米経済情勢が年初以降弱含んでいることを認識しつつも、年内の利上げ実施に向けた下地を整えるのに十分なほど力強い景気回復が継続することに引き続き自信を持っていることが分かった。

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2015/04/09 05:08 JST ブルームバーグ

 (ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)が8日公表した連邦公開市場委員会(FOMC、3月17-18日開催)の議事録では、6月に利上げに踏み切るべきか否かをめぐり当局者の間で意見が分かれたことが示された。同FOMC会合の後に発表された3月の雇用統計は、期待外れな内容だった。

議事録では「幾人かの参加者は、経済データや見通しが6月会合での正常化開始を正当化する可能性が高いと判断した」と記された。

一方、他の参加者はエネルギー価格の下落やドル上昇が引き続きインフレを抑制しており、利上げ は年後半にすべきであることが示唆されると主張した。また2人は、政策引き締めが適切となる経済情勢は2016年まで訪れない公算が大きいとの見解を示した。

このほか議事録では「労働市場の一層の改善やエネルギー価格の安定化、ドル相場が落ち着きつつある状況、これら全てはインフレが上向くとの信頼感を醸成するのに役立ったと考えられる」と指摘した。

3月の会合ではドルに関する議論も目立ち、成長とインフレに関する当局者の見通しに重しとなっていることが示された。

議事録では「幾人かの参加者は、ドルの一段の上昇は米国の純輸出と経済成長を当面の間、抑制する可能性が高いと指摘した」と記された。