boban のんびり 株投資日記

備忘録です。ディトレードなどの短期勝負ではないので、日々の変化はあまりありません。

FOMC結果

2019-10-31 | 2019
米FRBが0.25%利下げ 「適切に行動」削除、緩和休止示唆

[ワシントン 30日 ロイター]米連邦準備理事会(FRB)は29─30日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に25ベーシスポイント(bp)引き下げることを8対2で決定した。

利下げは予想通りで、前回9月に続き今年3回目。貿易戦争により米経済がリセッション(景気後退)に陥るのを防ぐ。ただFRBは、利下げを今後休止する可能性があることを示唆した。

FRBは今回のFOMC声明から、景気拡大を維持するために「適切に行動する」との文言を削除。この文言は将来的な利下げを示すものと解釈されていた。今回の声明では代わりに、「適切な道筋を見極めるに当たり、経済の見通しについて今後もたらされる情報の意味合いを引き続き注意深く監視する」とし、よりあいまいな表現にとどめた。[nL3N27F4UB]

米経済の現状については、労働市場は「力強く推移し」、経済活動は「緩やかなペースで拡大している」とし、前回の声明をほぼ踏襲。利下げの理由については「経済見通しに対する世界動向の影響や弱いインフレ圧力を考慮した」とし、同様に前回の声明を踏襲した。

企業投資と輸出については、弱い状態が続いたとの見方を示した。

パウエルFRB議長は記者会見で「金融政策は良い状況にある」と指摘。「経済に関する今後の情報がわれわれの見通しと広範囲にわたって一致し続ける限り、金融政策の現在のスタンスは依然適切である可能性が高い」と述べた。

また前回のFOMC以降、英国が合意のないまま欧州連合(EU)を離脱する観測や世界的な貿易に関連するリスクは「前向きな方向」に進んでいるとしたほか、米経済は引き続き底堅いと言及。今年実施された利下げの緩和効果が引き続き経済に波及しており、追加利下げには「見通しの再評価」が必要だとした。

今回の決定ではカンザスシティー地区連銀のジョージ総裁とボストン地区連銀のローゼングレン総裁が反対。両総裁は今年これまでの利下げにも反対票を投じている。

一方、前回のFOMCで50ベーシスポイントの利下げを主張して反対票を投じた米セントルイス地区連銀のブラード総裁は今回のFOMCで賛成に回り、FRB内部での利下げ圧力の低下が示唆された。

デレゲート・アドバイザーズの投資調査部門責任、ジム・パワーズ氏は今回のFOMCについて、「適切に行動するとの文言を削除したのは重要だ。市場では利下げ休止を意味していると受け止められている。これは想定されていたことで、全般的にプラス要因となる」と述べた。






AMZN決算発表で アフターマーケットで売られる

2019-10-25 | 2019


2019年10月25日 7:03 JST ブルームバーグ

米アマゾン・ドット・コムの7-9月(第3四半期)決算は四半期ベースで約2年ぶりの減益となり、配送の一層の迅速化に向けた支出が増え、1株利益はアナリストの予想を下回った。発表を受け、同社の株価は時間外取引で7%余り下落した。

  24日の発表資料によると、7-9月期の1株利益は4.23ドル。前年同期の5.75ドルを下回った。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は4.59ドルだった。アマゾンは10-12月(第4四半期)の営業利益について12億-29億ドル(約1300億-3150億円)との見通しを示した。アナリスト予想は43億1000万ドル。

  7-9月期の営業費用は26%増の668億ドルと約1年ぶりの大幅増。配送コストは46%増の96億ドルとなった。研究開発に携わる従業員の報酬やクラウド部門「アマゾンウェブサービス(AWS)」のデータセンターのインフラに主に関連する「テクノロジー・コンテンツ」費用は28%増の92億ドル。従業員は22%増の75万人に達した。

  年末商戦が含まれる10-12月期の売上高は800億-865億ドルとの見通しを示した。アナリスト予想平均の871億ドルに届かず、ここ数年間と同水準の成長を実現するのは難しいことを示唆した。

  アマゾン株のこの日の通常取引終値は1780.78ドル。年初来では19%上昇しているが、7月15日の高値2020.99ドルは12%下回っている。

  7-9月期の売上高は24%増の700億ドルと、アナリスト予想の687億ドルを上回った。純利益は21億3000万ドルと、前年同期の28億8000万ドルを下回った。前年同期比での減益は2017年4-6月期以来。

渡良瀬遊水地の検証

2019-10-22 | 2019
どこにあるかというと





平時の状況 利根川上流河川事務所による



2019年10月13日



2019/10/16 下野新聞による

 国土交通省利根川上流河川事務所は14日、台風19号の影響で利根川、渡良瀬川の四つの調節池の貯留量が過去最大の約2億5千万立方メートル(東京ドーム約200杯)となったと発表した。

 四つの調節池は渡良瀬遊水地(本県など)、菅生調節池(茨城、千葉県)、稲戸井調節池(茨城県)、田中調節池(千葉県)。川の水位が上昇すると、越流堤を越えて調節池へ水が流入、一時的にためることで下流への流量を少なくし、河川の氾濫などを防ぐ。

 本県など4県にまたがる渡良瀬遊水地では13日午前9時ごろをピークに、最大貯留量の95%に当たる約1億6千万立方メートルを貯留。他の三つの調節池では同日午前から14日午前にかけて、最大貯留量の約9割に当たる計9千万立方メートルを貯留した。

 これまでの四つの調節池での最大貯留量は2015年9月の関東・東北豪雨で約1億2千万立方メートルだった。