1月13日 4時43分 NHKニュース
日銀の大規模な金融緩和を背景に歴史的な低金利が続いていることで、生命保険会社の間では、運用利回りの確保が難しくなったとして、貯蓄性のある一時払いタイプの保険の販売停止などに踏み切る動きが相次いでいます。
債券市場では日銀の大規模な金融緩和を背景に、今月、長期金利の指標となる10年物の日本国債の利回りが0.3%を割り込んで過去最低の水準になっています。
このため、生命保険会社の間では、運用で安定的に利回りを確保することが難しくなったとして、顧客が契約時に保険料を一時払いすることで比較的高い利回りが得られる貯蓄性のある保険の運用を見直す動きが相次いでいます。
このうち、生命保険大手の日本生命は「一時払い終身保険」で契約者に約束する利回り「予定利率」を来月から過去最低の0.95%に引き下げることを決めました。
さらに、「一時払い養老保険」や「一時払い年金保険」については新規の販売をすでに停止しています。
また、第一生命が「一時払い養老保険」を、明治安田生命も「一時払い年金保険」の販売をいずれも停止しました。
歴史的な低金利に保険各社は外国の債券の運用拡大などで利回り確保を図っていますが、消費者にとっては貯蓄性のある保険選びは選択肢が狭められる状況になっています。
日銀の大規模な金融緩和を背景に歴史的な低金利が続いていることで、生命保険会社の間では、運用利回りの確保が難しくなったとして、貯蓄性のある一時払いタイプの保険の販売停止などに踏み切る動きが相次いでいます。
債券市場では日銀の大規模な金融緩和を背景に、今月、長期金利の指標となる10年物の日本国債の利回りが0.3%を割り込んで過去最低の水準になっています。
このため、生命保険会社の間では、運用で安定的に利回りを確保することが難しくなったとして、顧客が契約時に保険料を一時払いすることで比較的高い利回りが得られる貯蓄性のある保険の運用を見直す動きが相次いでいます。
このうち、生命保険大手の日本生命は「一時払い終身保険」で契約者に約束する利回り「予定利率」を来月から過去最低の0.95%に引き下げることを決めました。
さらに、「一時払い養老保険」や「一時払い年金保険」については新規の販売をすでに停止しています。
また、第一生命が「一時払い養老保険」を、明治安田生命も「一時払い年金保険」の販売をいずれも停止しました。
歴史的な低金利に保険各社は外国の債券の運用拡大などで利回り確保を図っていますが、消費者にとっては貯蓄性のある保険選びは選択肢が狭められる状況になっています。
