boban のんびり 株投資日記

備忘録です。ディトレードなどの短期勝負ではないので、日々の変化はあまりありません。

TPP年内妥結目指す、日米協議溝埋まりつつある=USTR代表

2015-01-28 | 2015
2015年 01月 28日 05:11 JST ロイター


[ワシントン 27日 ロイター] - フロマン米通商代表部(USTR)代表は27日、環太平洋連携協定(TPP)をめぐる日米協議に関して、難航している自動車、農産物の分野で溝が埋まりつつあるとの認識を示した。

またTPPの年内妥結を目指す方針も明らかにした。

為替操作の問題をめぐり、米政府としてTPP協議で対応を求めていくのかと問われ、代表は「現時点では」ルー財務長官が中心となって取り組んでおり、「二国間、または日米欧7カ国(G7)や国際通貨基金(IMF)などの国際的な枠組みで問題を提起している」と述べた。

海外で稼ぐ米企業さえない決算、ドル高の圧迫鮮明に

2015-01-28 | 2015
2015年 01月 28日 04:41 JST ロイター


[ニューヨーク 27日 ロイター] - 決算シーズンが本格化する中、世界で事業を展開する米企業の業績をドル高が圧迫する構図が鮮明になってきた。産業からテクノロジーまで影響は幅広いセクターに波及しており、さえない決算が相次いでいる。

主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数.DXYは昨年5月に6カ月半ぶりの低水準をつけた後、20%近く上昇している。

売上高の約75%を海外に依存するマイクロソフトはドル高の影響で第2・四半期(10─12月)決算が減益となったほか、第3・四半期(1─3月)の売上高の伸び率が4%ポイント程度下振れる見通しと明らかにした。同社の株価は27日の取引で一時10%超急落し、2013年7月以来の大幅な下げを記録した。

航空機エンジン・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズもドル高で2015年の利益、売上高見通しをともに下方修正した。同社は海外事業の売上高が全体の約62%を占めており、この日の取引で1.5%以上の値下がりとなっている。

同様にドル高で売上高が予想を下回った複合企業のスリーエム(3M)も1.3%安。同社も海外事業が売上高全体の60%以上占める。

フォート・ピット・キャピタル・グループのシニア株式調査アナリスト、キム・フォーレスト氏は「ドル高による影響が表れるのに通常は数四半期を要する」とし、「打撃はスローモーションでやって来る」と語った。

重機大手のキャタピラー、日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も失望を誘う決算を発表、マイクロソフトとともにダウ工業株30種の足を引っ張っている。

トムソン・ロイター・データストリームによると、キャタピラーは売上高のおよそ半分を米国外の事業が占め、中盤の取引では7%を超える値下がりとなっている。

P&Gは3.8%下落。同社はドル高の影響で、通期の純売上高が3─4%減少するとの見通しを示した。