キジカクシ科のツルボです。
北海道から本州、四国、九州に分布する多年草、日当たりのよい土手などでみられます。
草ぼうぼうでは花がさかず、草を刈った後に茎がのびて花がさきます。
人間が草を刈った後に生えてきて、花が人を和ませてくれます、人間と共生しているようです。
花の高さは２０センチから３０センチ。花茎がまっすぐのびて、たくさんの花がさきます。
うす紫色の花びらは６枚が大きく開きます、オシベは６本あり、下から順にさきます。
葉は細長く１０センチから２０センチ、春に葉が出て夏には枯れます。
秋に花茎と一緒に葉が出てきます。一年に２回葉が出るのです。
