なっちゃん農園たより

ネコじいじが、都会に住む農園主のなっちゃんに、農園たよりと館山の花だよりを送ります。
お花好きな方もコメントどうぞ。

スズメノエンドウ

2020年04月06日 10時55分12秒 | 野草

マメ科のスズメノエンドウです。

本州から四国、九州に分布する越年草です。畑や空き地、道ばたでも見られます。

「カラスノエンドウ(やはずのえんどう)」のカラスより小さいので「スズメノエンドウ」と呼ばれます。

茎は地をはってから立ち上がります、葉は互生で小葉12枚から18枚の羽状複葉。

偶数の羽状複葉なのは、葉の先端が3本に分かれた巻きひげになるからです。

小葉は、ヤハズノエンドウに似た細長い卵形で、先がへこみ小さな突起があります。

葉の付け根には、葉が変化してひげのようになった托葉があります。

同じ葉の付け根から花枝ものびます、枝の先に4から6個の小さな花がさきます。

花枝が長いのでヤハズノエンドウのような蜜腺はありません。

花は白色から薄い青紫色で、旗弁は上を向きますがあまり開かず、竜骨弁、翼弁もやや上を向きます。

初夏に枝豆を小さくしたような果実がつきます。

3月7日は「ヤハズノエンドウ(からすのえんどう)」でしたが、ひと月遅れてスズメノエンドウを見つけました。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。