ヒルガオ科のハマヒルガオです。
北海道から本州、四国、九州に分布する多年草、海岸近くの砂地で見られます。
種子が海流に乗って広がるらしく、太平洋沿岸の北アメリカ、南アメリカ、太平洋の島々でも見られるそうです。
砂の中を地下茎がのびて群生します。
葉は互生、円形からハート型で一部が切れ込みます。厚くつやがあります。
葉の付け根から花柄を出して、うすい紅色に白色の放射状模様の入った花をさかせます。
花は朝顔のようなじょうご型で、花の中心に雄しべ5本と雌しべがあります。
写真は汐入川河口です、対岸の北条桟橋の付け根付近に大きな群生地があったのですが、観光目的の椅子が設置されてから群生が無くなってしまいました。
これって、観光目的の自然破壊ではないでしょうか?
自然が破壊されればお客は来なくなってしまいますよ。