アブラナ科のミチタネツケバナです。
ヨーロッパから東アジア原産の越年草、近年日本へ侵入して全国に広がっているそうです。
葉は根出し葉がロゼット状にでます、小葉が円形に近い羽状複葉です。
立ち上った茎にも数枚の複葉が出ます。
茎の先には花弁が白色で4枚の小さな花がさきます、雄しべは4本です。
花のあとは莢に入った種子ができ、茎の先端がのびて花がさきます。
2月18日は「タネツケバナ」をご紹介しています。
「タネツケバナ」は日本の在来種です。
写真を比べると分かりますが、ミチタネツケバナの莢は斜め上を向いていますが、タネツケバナは横を向いています。
また、茎全体に毛が少ないのがミチタネツケバナです。
水田の畔に近い湿った場所に「タネツケバナ」があるのに比べて道の方の乾いた場所に多いので「ミチタネツケバナ」と名前がついたそうです。