矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

『彩生ポット』の工作〜オリーブくらす〜

2017-05-18 12:11:10 | みんなの美術

今回の工作のテーマは、

【〇〇のおうち】〜わたしの大切なもの


メインの材料は、『彩生ポット』と起きあがりこぼし を使います。



この彩生ポットは、次男が通所している施設のひとつ杉の子学園さんの製品です 古紙を再生して手作りした水に溶けて土に還る植木鉢です。色も淡いパステルカラーで4色くらいあります

紙の素材なのでオイルパステルとも相性がよいですね。





絵本などを見たりしてイメージを膨らませていきます
メイン材料以外は、自由に選んでいきます。


オリーブくらすのHさんが創作しました。


『妖精のおうち』 完成✨







マスキングテープやモビールなどを使ったアイデアが素敵です




鉢に入れる、という行為はなにか大切なものを守り育てると感じるのです


という立体物きっかけにして自分の世界に入ってゆくことで、想いやイメージを膨らませながら作っていく時間はとっても豊かです


鉢の中に入るものは、人によって違うし、もちろん創作する日によっても変わってくるでしょう。

完成した作品を手元に置いて眺めてるうちに、愛着が湧いてくるかもしれません

作品と自分との距離感に変化を感じる日もあるかもしれません…。


そういうこともすべてひっくるめて楽しめるのが
美術の奥深く面白いところなんだなぁ〜と改めて感じるのでした


【フェルトで作るミトン】

2017-05-16 17:39:16 | アトリエの時間

アトリエ・レッスンの日に、生徒さんと一緒に創作しました。

わたしのタイトルは…

『家事を楽しく』 です





10色のフェルトを使いデザインして貼っていきますが、最初は…



こんな感じでただひたすら細かくチョキチョキ切ってみました。
で、それをミトンの上で適当に組み合わせながら並べてみて…


あっ! 矢車草にしよう!

となり、あとはイメージの広がりをゆるゆると楽しみました

ルーティーンの家事を少しでも楽しくする工夫、です✨

『フェルトで作るミトン』〜母の日によせて〜

2017-05-16 14:57:13 | みんなの美術

【オリーブくらす】のHさんの作品です。

フェルトで作るミトン




ママのことを思いながら、心を込めて作りました





10色のフェルトで、好きなデザインで仕上げていきます。 思いつくまま♪ チョキチョキ切って貼り付けます。 文字は難しいのにチャレンジです✨





ラッピングは…どうする? バッグかな? 紙で包む? Hさん、パッと紙をとりました ちょっと高級な和紙です 色えんぴつを出して、さーっさーっと模様を描き始めます



お迎えにきたお母様と部屋の外でお話している間に、素敵なラッピングが出来上がりました




マスキングテープやカラフルな糸を使い、愛情たっぷりなラッピングになりました


お菓子を作る時は大活躍ですね



共生って…。

2017-05-12 13:17:55 | 庭と小鳥と雑草と…

次男が知的障がいがあるので、以前少しだけ勉強の為にと思い、福祉作業所生活支援員の仕事(パート)をした事があります。


当時はまだ息子も中学3年生でしたが、複式学級の先生からは親の就労へ向けての意識を高めるお話しが頻繁にあり、作業所見学などもボチボチ始め出した頃でした。


福祉関連の言葉を知ることから始まり、市役所でもらうパンフレットを見ても
その仕組みが全く分からず、
福祉サービスって何? の疑問は膨らむばかりでしたから…。





じっさい作業所で働いてみるとわかることや感じること、疑問なことが沢山ありました。 そこで出会ったのが共生という言葉。

障がいの有る無しにかかわらず、共に生きよう

というスローガンで、福祉イベントなどで使われていたのですね。



私がこの言葉の使われ方に違和感を覚えるのはなぜだろう? なんかしっくりこない感じ…をずーっと考えてきました。


なぜかアールブリュットについて考える時と同じような質の違和感があります。


共生って、私が思い描くのは
人間と動物とか、人間と植物、人間と雑菌…ていう、人間とそれ以外の生き物が一緒に生きていく、かんじ。





障がい児(者)はあたりまえに人間だし、私の家族の1人なんです。
だから、一緒に生活してるのが自然なことな訳で…。

家族のなかのひとりひとりが、皆それぞれの人生を生きていく中で、時に環境が変化したり予期せぬ出来事に出会い、悲しみや絶望感に苛まれることがあって、その出来事や現象を社会の中で区分けされると福祉・司法分類されるのだけど、家庭の中では大切な家族に他ならない





だから私にとっては家族だから共生!と声高に言われると頭の中が???だらけになってしまう…。 それはあえて障害者健常者線引きして区別ではなく差別しているようにも聞こえるのです。


できないことを補いながら
できるような工夫をし、できることは最大限に生かしていく、そんな人間関係家庭でも職場でも自然にできる環境で育まれたらいいなぁ〜。そこにはやっぱりがなくっちゃね






写真
家の庭で育っている草木やトカゲ、猫

次男と創作♪

2017-05-07 11:16:11 | みんなの美術

自宅の一室をアトリエにしているけれど、次男と過ごす時はリビングがアトリエになる。


長女は仕事…、長男は旅行…、夫も単身赴任中…


私と次男と猫達で過ごす、ゆったりとした休日


人混みが苦手な私たち。家で楽しめることをしましょ となり…




『フェルトで作るミトン』 を息子が作りました。

ミトンは既製品ですが、フェルトにデザインするのは自由にできます やはり、コーヒー好き・お菓子好きの息子です…



マドレーヌ・マフィン・パウンドケーキ… 鉛筆のタッチも生かされてます


オーブンを使うこともあるから自分用に、と勧めてみました。
完成したミトンを見て、あぁ〜、なんかワクワクしてきたぁ と笑顔になった息子


オリジナルミトンでオーブンからお菓子を取り出す時を想像しているのかな?



私は傍で色鉛筆でぬり絵 フェリシモさんの500色新シリーズの2箱目。ペーパークラフトのピロー型ボックスが付いていたので色あそび



気長にやりますよ〜✨