矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

障害者アートクラブ

2016-01-28 20:00:50 | アートセラピー
今年初めての障害者アートクラブ

場所は公民館

毎週月曜日の夕方5時半ごろから

夕食のお弁当持参で、6人のアートクラブメンバーが職員の方と一緒にやってきます

重度の知的障害のある20歳から30歳代の男女が、みなそれぞれ席に着いて、
自由に画材をセレクトして自由表現の創作をして過ごします

私は子どもアート療法士として

アートセラピーを作り、
参加者ひとりひとりが安心して創作ができるようにサポートします

おりがみが好きなYさん。 私が声かけすると、ニコニコしながら同じ言葉を私に返してくれます この日はご機嫌で、終始ニコニコ絵笑顔でした

粘土が大好きなRさん。自分ペースを崩すことなくじっくりと感触を味わいます。私が画用紙とマーカーペンを持っていくと、すかさず何か描き始めました!
しかも左手に粘土、右手でお絵描きという両刀使いです フフフ、わたしすごいつでしょ?と言ってるようなドヤ顔でしたよ

ゴールドのジェルペンがお気に入りのMさん。散歩をするように室内をくるくる歩き回りながら、途中でぱっと席に着きものすごい集中力で描きだします。画用紙の色も暖色系が多く、着ている服もピンク色が多い女の子

マーカー&折り紙が定番のSさん。気になる人がいるようで
その人ばかりを描いてますやっぱり好きなものだから表現したいのですよね
満面の笑顔で、ほんと嬉しそう!

マーカー&水彩で力強いタッチが魅力的なRさん。この日は何枚か自分の名前を沢山画面いっぱいに描きました

ローラーが得意なTさん。この日は、昼間の作業で疲れたのか創作はしませんでした。職員さんの問いかけにはちゃんと「やらない!」と意思表示をしてましたね

週の始めの月曜日
アートセラピー
自由表現の創作をする事で、

心身のリフレッシュができて、

日々の作業所でのしごと家庭やグループホームでの生活にも、

こころのケア

がいかされて、心の安定によって日常生活が穏やかに過ごせていたらいいなぁ~と願わずにはいられません

最近、少しずつですが、参加者の方ひとりひとりとコミュニケーションがとれてきたかなと感じています。会話は難しくても、全身の表現でもって関係を築いていこうとすれば、絶対に気持ちは伝わるんだ❗️って信じてるから スキンシップも大事よね