真炎

奇跡的と表現しておきながら、その後の2回の練習にも参加することができました。本当にリフレッシュできます。この2年間は困難な状況にありながらも、否、それゆえに何とか少しでもとバスケの時間をつくってきました。しかし、またしばらくそれも難しくなります。

そのため、昨日の練習ではバッシュ選びはよく考えて、AIR JORDAN ⅩⅩ3にしました。23だけにアッパーのステッチ、タンの裏側のMJの指紋模様や挿し色の赤部分のシグネチャーなど「神」とあがめる僕らのようなプレイヤーにはたまらないモデルです。しかし、「マックみたいな柄ですね！」、「この指紋の模様って足の指ですか？」・・・素直な瞳をもつtuckyにかかってはひとたまりもありません。

この日の練習参加者は7名。シーズン直前であることを考えても少し寂しいですね。練習で会うメンバーは大体決まっていると感じます。今シーズンは彼（彼女）らに主力としてチームを引っ張っていってもらいたいです。

Blazeを運営して18年目になりますが、その中で持続可能なチームを作るために少なからずコツみたいなものを得てきました。その一つは、練習に熱心に参加してくれたり運営を手伝ってくれたりするメンバーを主力と捉えることです。どんなにスキルが高くても、試合にしか来ないメンバーばかりでは、短期的には勝つことができても、チームを楽しく維持することは難しいのです。もちろん、そういった人も必要で存在を否定するつもりは全くないのですが、チームに占める割合は高くなってはいけない。

そんなやり方をしてきたので、現在、Blazeには20～50代のレベルが多様な男女が集まる場になっていて、他チームからは「選手起用をシビアにやればもっと勝てるのに」とアドバイスをもらうこともあります。もちろん勝利を目指すことは大切にしていますが、僕の運営理念として持続可能性の優先順位の方が高いのです。

何が言いたいのかというと、僕の考える”主力”から外れかけているメンバーには、バスケットボールに対する「炎」について深く考えてほしいなということです。持続していけると思われますが心配性なので・・・。