

「コロナが収まったらまた行くね。」
湘南に住んでいるいる孫(小2)から暑中見舞いのはがきが届きました。
三人(男の子)の母親はさぞかし、忙しい夏休みでした事でしょう。
また、新型コロナウイルス禍で、危険にさらされながら勤務されている
医療従事者の方や感染された方々の大変さを思っております。
コロナに自由を奪われた2020年でした。
近くに住んでいる孫二人(女の子)は、松任谷由実「春よ、来い」の
ピアノ曲が大好きで、「アンコール~♪」と言って何度もこの曲を弾か
されます。心に優しく響く美しい曲。
「コロナが早く終息し、世界に春がきますように・・・」と、
心から願っております。
お茶は、有史以前から中国では不老長寿の薬として飲まれていました。
紅茶も緑茶もウーロン茶も同じ樹から出来ますが、陸路、海路を
経て世界に広がり、喫茶の習慣が生まれました
一杯のお茶の豊かさや、人と人とが和めるティータイムの大切さを思います。
幼い孫達の将来が、明るく平和であることを切に願いつつ、皆様に
おかれまして、来年もよい歳でありますようお祈り申し上げます。
今年もご覧いただきありがとうございました。
2020-12-27 BLACK TEA(株)
令和元年11月、私は、沖縄を訪れていました。
青い空と海、まぶしい太陽、南国の風、美しい赤レンガ、今なお息づく琉球王国時代の文化・・・
すっかり心を動かされた旅でした。
しかしながら、訪れる1週間前に火災した世界遺産首里城は、まだ焼け跡の匂いが残っていて、被害の大きさを実感し、
案内して頂いた糸満出身の観光タクシーさんのお顔は沈んで寂しそうでした。
沖縄戦の時は、生まれて僅か2ヶ月、母親と一緒に北の方に逃げたのだそうです。
首里城は、沖縄の方々の心のよりどころであるということをつくづく思いました。
紅茶も日本茶も中国茶も同じ木から作られます。
お茶の木の原産地は、現在の学説では,中国大陸の西南部、雲南省を中心とする広い地域である
とする説が有力とされています。陸路海路をへてお茶は世界に広まり、
沖縄には台湾を経由して伝わったようです。
先程の観光タクシーさんは、小さい頃から、さんぴん茶を飲んでいるとおっしゃっていました。
さんぴん茶は、緑茶にジャスミンの香りを付けたお茶です。
それにしても、古代人はすでに島伝いに北海道にも行ったようです。
琉球王国は、中国や東南アジアの国々と、海の道を想像以上に気軽に利用し、発展したと考えられています。
利休の生まれ育った自由国際都市 堺は、海を介してお茶の入手は容易でしたことでしょう。
そして、"わびさび"の「茶の湯の文化」が発展し、偉大な芸術家「利休」が誕生。
「日本の茶道」のすばらしさを思います。
いっぷくのお茶の精神性や思いやり・・・
「おもてなしの心」の大切さ。
夏の私の誕生日は、息子の家におよばれをしました。心のこもったお嫁さんの料理は、とても美味しく、
孫達からのメッセージカードには、 「おばあちゃんの紅茶は世界一おいしいよ」
と書いてありました。
私、来年も仕事を、がんばれそうです。
一杯の紅茶から広がる幸せ~
今年もブログを、御覧いただきありがとうございました。
どうぞ、良いお歳をお迎えくださいませ。
BLACKTEA(株) 2019/12/30
2018年も残り少なくなりました。
今年も,つたないブログをご覧くださり有難うございます。
また、西日本豪雨災害の折には、ご心配をおかけいたしました。
私は小学校の体育館で一夜を明かしましたが、家の方は無事でした。
しかし今も不自由な生活を送っておられる方々がいらっしゃいます。
早く落ち着いた暮らしに戻られますようにと願っております。
私の2018年は嬉しいことがありました。
「それではまたね・・・」とお別れして18年、
秋晴れの穏やかな日、私達三人は元気で再会することができたのです。
楽しい幸せな時間でした。
それぞれ、かなり年齢の違う私達は、飯田深雪スタジオでケーキや料理を習っていて知り合い、
三人とも紅茶が大好きで、日々の暮らしに紅茶は欠かせない存在でした。
紅茶の味のみならず、総合的に文化や歴史など幅広く知りたいと思っていました。
私達三人の、もっともっと知りたい・・・「紅茶の旅」が始まったのです。
紅茶、文化歴史、テーブルクロース、食卓の花、ハーブ、ティーカップ、ケーキ皿、ナイフフォーク、
テーブルセッティング、テーブルコーディネイト、ケーキ、ワイン、チーズ,おもてなし・・・
私達は、様々な分野の教室に、わくわくしながら通いました。
なかでも三田悦子さんが主宰されておられた「トレビッシャンクラブジャパン」
外国人、外交官婦人による、ご自宅でのパーティー&レッスンは、
多くの国の方々の“おもてなし”を経験した貴重な思い出です。
その後、私は東京からホームタウンに帰ることになり、彼女達との「紅茶の旅」も卒業しました。
10年もの長い間、未熟な私をお仲間に入れて下さった温かいお人柄に感謝しております。
お二人に背中を押されるようにして始めた小さな紅茶の仕事ではありますが、
決して順風満帆ではありませんでした。しかしながら、
試練は人間として成長するために必要であり、「ステップアップ」なのでは、と思うこの頃です。
いただいた「ブラックティ ローズ」の薔薇の苗、今年も美しく咲きましたよ。
四季咲きで夏は燃えるような赤色、秋には紅茶色になり、"茶バラ" とも言われています。
疲れていて水やりがままならない日もあります。そんな時もじっと見守ってくれていて。
私は、「お茶の葉」という植物を通して、偉大なる自然の恵みや美しさを思います。
謙虚で清らかな人生が歩めるように、心がけたいと思っております。
次回は、桜のころ平和公園をご案内するのを楽しみにしています。
「それではまたね。」
今年もご覧頂きありがとうございました。
どうぞ良い新年をお迎えくださいませ。
2018.12.30 BLACK TEA(㈱)
あの頃の朝は、あわただしく家族が出かけた後、ひとときの紅茶の時間を、楽しみました。
紅茶の銘柄は、その日の気分に合わせて選びます。
私はストレートティーが主ですが、時にはミルクティーにしたり,ハーブティーにしたりと。
又時々、近所のティールームに立ち寄り、一人の時間を過ごしていました。
かつて合計10年余りを過ごした東京での暮らしが懐かしく思い出され、上京することにしました。
自転車を近くに止めて、よくティーをした三鷹の日本茶”さらさら”は,あいにくの定休日。
オーナーの奥様にお会いできなくて残念でしたが、今もお店を続けておられるようで嬉しく思いました。
神宮外苑の銀杏並木にあるカフェは、目黒の自宅から比較的近く家族でよく立ち寄り、
黄金ロードを眺めながら、”ほっと一息”つきました。
銀杏が美しく色づくのは、来月のようです。
紅茶は、ちょっと疲れた身体をリフレッシュ、元気をもらい、心も落ち着かせてくれます。
そんな飲み物の紅茶を、
これからも素敵なパートナーとして大切にしたいと思います。
それにしても、2泊3日では、時間がたりませんでした。
皆様
各地より、ご心配をいただきありがとうございます。
いつもは穏やかな瀬戸内に、今回の災害・・・
瀬戸内が、早く元気を取り戻せますようにと、願っております。
BLACK TEA(㈱)
桜の頃になると、お互いの子供たちを連れて夙川を散歩したことを、懐かしく思い出します。
今年の桜は、まだ5分咲きで雨も降っています。
友人のお宅にお邪魔させて頂き、昼食をご馳走になりました。
竹の子ご飯、ヘルシーな具沢山の野菜スープ・・・さりげないおもてなしに会話も弾み、
お部屋でYouTubeを見ながら彼女の義姉さんも一緒に、カントリーダンスを(ローズガーデン♪など)踊ったり・・・
時間の経つのを忘れてしまいました。
子供達の小さい頃は、彼女の家で一緒にケーキを焼かせていただき、よくティータイムをしていました。
気が付いたら、近所の見知らぬ子供達がにこにこしながら焼き立てのケーキを美味しそうに
パクパク食べているではありませんか。
ご自分の子供さんのが・・・とハラハラしたことを覚えております。
その頃の紅茶は、フォーションのアップルティー、ロイヤルコペンハーゲン、ハロッズ、
トワイニング、メルローズ、フォトナムメイソン、リッジウエイ、ムジカ・・・etc
どの会社の紅茶も、味、香り、ともに良く、バランスの整った美味しい紅茶でした。
最近は、なかなか良い紅茶に出会えないのが残念です。
環境汚染のせいでしょうか。
何十年も変わらぬ友情、
彼女から、思いやり、優しさ、許すこと・・・大切なことをたくさん学びました。
もしかして、
私が紅茶に携わる仕事の原点は、ここにあるのでは・・・と思いつつ
次回は、拙宅での再会を約束して帰途につきました。
「チョコレートの季節です。」
「一口楽しんでください。」
アメリカに暮らして35年、洋子さんからの贈り物です。
SEE‘Sのチョコレートの甘い~新鮮な味がたまらなくて、つい手が出てしまいます。
インド産のニルギリ紅茶や、イングリッシュブッレクファースト(ミルクをいれない)で、
「一人のティータイム」を楽しんでいます。
ビジネスの事は何も知らない専業主婦が、50代になって起業しました。
体調を悪くしたため、本気で辞めたいと考えていた時、
「普通の生活をしに来ない・・・?」
と、洋子さんからメールをいただきました。
しばらくの間、友達と一緒に彼女の家にお世話になり、
日常を忘れて学生時代にタイムスリップ・・・
すっかり元気を取り戻しました。
メールには、いつも
「身体に気を付けて、もっとゆっくり過ごしてください。」
と、優しい言葉を添えてくださいます。
親愛なる洋子さん
「私は元気です。洋子さんもゆっくりとした日々をお過ごしください。」
晩秋の瀬戸内の海は、きらきらと輝いて穏やかでした。
レモンもオレンジも降りそそぐ太陽のもと、たわわに実っています。
瀬戸内の多島美の景観は、これまで多くの人々を魅了し、
旅行者の方へは、瀬戸内ならではの”おもてなし”を目指しています。
同じ茶の木の葉から日本茶、中国茶、紅茶が出来ますが、
その歴史は古く、中国では有史以前から、不老長寿の霊薬として緑茶が飲まれていたようです。
長い年月をかけて世界中に広まり、喫茶の習慣やお茶の文化が発達しました。
日本茶も中国茶も紅茶も、”おもてなし”の方法や、スタイル、セレモニーは違いますが、
お茶を通じて人と向かい合う「おもてなしの心」は同じです。
「優しさや思いやり」・・・これこそが「おもてなしの心」であり“お茶”なのではと思います。
この事は、私達が今、最も大切にしなくてはなりません。
今年もご一緒にティータイムできました事を大変嬉しく思っております。
更新が遅れ気味の時は、「アクセス解析」の折れ線グラフが急上昇し、たくさんの方が訪問して下さいます。
ご心配をおかけしていましたら申し訳なく思います。 とても元気でございます。
来年は、新商品の「カープ キャラメル紅茶」の甘い香りとともに、
「瀬戸内」と「国際平和都市広島」を、応援してまいりたいと思っております。
どうぞよろしくお願い申しあげます。
良い新年をお迎えくださいませ。
2017.12.30 BLACK TEA(株)
おりづる再生紙
12月上旬、「おりづるタワー」最上階の展望台は、午前の寒さから打って変わり、
暖かな日差しに包まれていました。
世界遺産の原爆ドームや平和記念公園、その向こうには復興した街並みが見えます。
「原爆の子の像」も公園の中にあり、モデルとなった佐々木禎子さんは
「千羽鶴を折ったら願いがかなう」と信じて、鶴を折り続け白血病と闘いました。
12階スペースに広がる“おりづる広場”では、鶴を折り、
50メートルあるガラス張りの「おりづるの壁」に飛ばし、
折り鶴がゆっくりと下降するのを見届けます。
製法の違いにより、同じ木から、紅茶、ウーロン茶、緑茶が出来ます。
私たちは日常茶飯、「お茶」という言葉をよく使い、
「粗茶ですがどうぞ・・・」
「お茶にしましょう・・・」
「お茶をしてきたよ・・・」
友人のお宅や仕事で会社を訪問した時によくお茶を出されます。
咽を潤す飲み物は様々ありますが、
お茶は、心身共に元気をもらい、穏やかな気持ちになり、
そして、コミュニーケ―ションが広がります。
お茶は、あらゆるものを超え、人と人の心を結ぶ素敵な飲み物であると思います。
くつろいだお茶の時間は、とても平和で素晴らしいですね。
お互いを理解し合い、仲良くなれるのですから・・・。
現代社会は益々多様化しています。様々な生き方を尊重しあい、理解するように努めたいと
思います。兄弟、家族、友人、国、宗教・・・。
考え方の相違を認め合ってこそ、平和と繁栄に繋がるのではないでしょうか。
~ 平和 ~ それは、先ず足元から、地元から・・・。
今年もブログをご覧頂き、感謝しております。
来年もよろしくお願い申し上げます。
良い新年をお迎えくださいませ。
2016/12/28 BLACK TEA (株)
今年の五月、福岡県の小さな山間の村で、70余年自然に寄り添いながら暮らしておられる
素敵なご夫婦をお訪ねしました。
山の中腹からは、はるか向うに大分県中津市が見えました。
昼食は、自宅で収穫された野菜や山菜料理の手作りを、新茶とともにご馳走になりました。
採りたての竹の子、わらび、ふき、シイタケ、ぜんまい、新じゃが、手づくりこんにゃくの木の芽和え、
ゆずやゴボウや人参の味噌漬け、手作りのあられ、ぬか漬け、(素ぬかは150年位前とか)・・・・・に感激!
新茶は、美しい水色と自然な味と香りにわくわくし、何杯も飲ませていただきました。
家族で飲むお茶の樹は庭の斜面にあります。
この辺は八女茶と思われ、昼と夜との寒暖の差から発生する霧は斜面を覆い、
天然の玉露茶が出来るのではないかと思います。
老夫婦の包みこまれるような穏やかな眼差しと、素晴らしいおもてなしの“ひととき”は、
心温まる大切な思い出となりました。
紅茶も、ウーロン茶も、緑茶も同じ樹からつくられます。
私達は、日常茶飯ほんとうによくお茶を飲み、人様にもお茶をお出しします。
お客様、友人、家族、ご近所の方とのティータイム・・・
「お茶の時間」 それはくつろぎのひととき・・・
お茶のはかり知れない歴史に思いを馳せ、
移りゆく季節を感じながら、いっぷくのお茶やティータイムをお楽しみください。
日々の暮らしや人生を豊かにするに違いありません。
今年も多くの方々と、ブログでティータイムをさせて頂き、感謝しております。
来年もよろしくお願い申しあげます。
どうぞ良い新年をお迎えください。
2015/12/30 BLACK TEA(株)
今年も、「くつろぎのひととき」をご一緒に過ごすことが出来ました。
ありがとうございます。率直な感想も嬉しく思っています。
「解りやすい説明文で紅茶の世界に誘われています。」
「時々ブログをチェックしています。今回も楽しみましたよ。」
「疲れたとき、ついブログ見ています。」
「お茶の起源など豆知識シリーズは丁度良い文章の量で、心地よいですね。」
「お茶って味はもちろんですが、食器、お菓子、季節など、様々な要素で、素晴らしい
ものに変わるのですね。ブラックティさんのお茶、美味しいんだって思っています。」
「紅茶とスイーツの組み合わせがいいですね。」
「旬のいちごと紅茶。今度、試しに作ってみます。」
「ティーカップに興味があります。色々なカップで飲んでみたくなりますね。」
「お花の写真も載っていて季節の移り変わりを感じます。」
「秋らしい雰囲気が伝わってきますね。美味しい紅茶が飲みたくなります。」
「妻が(瀬戸内シャリマ-)シリーズのレモンチャイを淹れてくれました。
二人でよくティータイムします。身近にある瀬戸内の多島美、食、歴史、文化の
すばらしさや魅力に、もっと目を向けたいと思っています。」
“一杯の紅茶の温もりとやさしさ”
「幸せ」も「美しさ」も足元に・・・こころの中に。
どうぞ良いお歳をお迎えください。
2014/12/29 BLACK TEA