美味しい紅茶をどうぞ・・・♪
お茶の樹はツバキ科の常緑樹で、学名を 「カメリア・シネンシス」 といいます。
秋のお彼岸の頃には、白く可憐な花を見かけますが、
花の咲く時期に種子も同時に出来、
木の上の方には花がたくさん咲き、下の方には種子がつきます。
椿ほど大きくはありませんが、花も葉っぱも椿によく似ています。
かすかに線香のような香りがし、寿命の長い樹です。
紅茶もウーロン茶も緑茶も同じ樹からつくられます。
その違いは製法にあります.
お茶の葉を、完全に発酵させたのが「紅茶」、発酵させないで作ったのが「緑茶」、
発酵を、途中でとめたのが「ウーロン茶」なのです。
お茶のルーツは、中国にたどり着きますが、
何時からお茶が飲まれていたかは、はっきりとしたことは解っていません。
伝説によると、紀元前、神農(伝説の農業の神様)が、
お湯でも飲もうと、木陰で休んでいたところ、
茶の葉が舞い落ちてきて、偶然お湯の中に入ったそうです。
ところが、その茶の葉入りのお湯は、素晴らしい味と香りがしました。
それから、お茶が飲まれるようになったと言われています。