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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

100万の命の上に俺は立っている 第97話 『手段は問わない』 感想: これは四谷、衣宇、紅末の三角関係の恋の行方で、クエストのややこしさをごまかしていく展開か?

2024-07-09 10:12:47 | 100万の命
前回からひきつづき、どんどんクエストの土台となる政治状況がややこしくなってきている。

まぁ、ベースとなる政治課題が、現実世界の、環境問題と開発問題、それに「人類の危機」という人新世っぽい問題まで絡んできているから、それで事態が簡単に整理できるはずもないのだけれど。

で、さすがにどうするのかなぁ、と思っていたら、今回、だいぶ、その複雑さを縮減させる手を作者?は打ってきた。

一つは、クエストのややこしさ、というか重たさを見た目減らすために、クエスト前に発覚した、四谷、衣宇、紅末の三角関係が平行して描かれそうなこと。

その方向に加速させる要素として、時舘というオタクまで用意されているしw

紅末推しの時舘がきっと無駄に話を複雑にしてくれることだろう。

なんか、結果は、四谷がヘタレだ、ってことで落ち着きそうな気がするけどw

で、もう一つの物語の単純化要因が、どうやらハイベナの政治中枢が、王を含め皆、魔術師による催眠にあっているのではないか、という疑惑の浮上。

もしも、そうならハイベナの行動は、基本的に、その魔術師の描いたシナリオに準拠していることになり、四谷たちがハイベナの行動を予測するうえでは、だいぶ、事態を単純化できる。

さらに、その魔術師が、宿敵・ドラゴンビショップではないか?という話も含めて、物語が一本化されそうだし。

ということで、なんか抽象的な書き方しかできないのだけど、今回の内容は、結局のところ、中盤における物語部隊の整理だった、って気がする。

そういう意味では具体的な展開は、最後に二繁が見つけたものがなにか?ってことになるけど。

二繁が読んでいた本のタイトルが「天変地異の物語」とあるから、基本的には、「人類の生存リスク」に関する伝承や神話で、その物語の基本フレームに則りながら、クエストの終着点までのシナリオを、四谷とグレンダあたりが考案する、って流れになるのかな?

正直、クエストがめんどくさいものすぎて、だんだん、どこが面白いのかわかりにくい漫画になってきたのだけど。。。

まぁ、その退屈さを崩すための目眩ましが、四谷、衣宇、紅末の三角関係ってことなのだろうけどねw
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