BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

今日2020年5月27日は「五等分の花嫁記念日」だったんだって!

2020-05-27 19:57:24 | 五等分の花嫁
いや、今ごろ、知ったのだけどw

しかし、記念日って何さ?

あの物語の締め方で、何を記念すればいいのか、よくわからない。

普通に読んでいったら、高3以降の物語、とりわけ京都への修学旅行からの後の展開は、支離滅裂だと思うけれど。

ただ、マンガも、ゲーム同様、物語の途上で、うぉおおお!って盛り上がれればいいだけのものになったのだよ!と言われれば、あぁ、そうなんですか?というしかない終わり方だよね。

ディズニーランドのライドのようなものね。

はい、ここは三玖が初々しい回、

はい、ここは二乃がデレる回、

はい、ここは一花が闇落ちする回、

はい、ここは四葉が泥棒猫のように風太郎の頬にキスする回、

はい、ここは五月がヒロインになるかも?と思わせる回、

などなど。

あのマンガが重視したのは、そういったシーンごとのテンプレMAXの展開の提供だった、というのが、最後まで読んで得た結論。

だから14巻の最後には、飛行機の中でまで眠りから覚める風太郎が描かれてしまう。

ぜーんぶ、夢、というウソ―! な展開。

要は、妄想の垂れ流し。

ただ、それでも人気を博したのは、まさに、その妄想の垂れ流したる個々のシーンで、あぁ、そう読者を震えさせますか、上手いですね!、と思わせることに、徹底的に拘っていたから。

だから、終わってみれば『五等分の花嫁』というのは漫画家の手による作品、というよりも、ただの絵師/イラストレーターによる「熱量のある絵」のシークエンス、というのが正解だと思う。

ただそうだとして一つだけわからないのは、まさに高3の修学旅行以後、どんどん絵が劣化していったことで。

最後は、みな、五月なみのデブになっていた。

てか、キャラのプロモーションが壊れていたわけで。

それじゃ、絵師としても失格でしょ。

あれは、ホント、よくわからなかった。

とはいえ、商業的には成功だったことは間違いないわけで、むしろ、あれで成功できたのはなぜか?という問いをたてる方が賢明なんじゃないか、と今では思っている。

絵と物語は、必ずしも、今、シンクロしている必要はなく、都合のいい物語を、あとで、読者が一人ひとり、脳内補完できればよい!

それが、むしろ、読者も、書き手も、共有している、今の時代のマンガなんじゃないかと思っている。

少なくとも、商業的な成功はそれで担保できる、ということみたい。

だから、まぁ、もはや考えるべきは、『五等分の花嫁』現象の社会学、みたいなことなんだろうな。

どうでもいい話だけどw

でもまぁ、五等分の花嫁記念日、というから、ちょっと考えてみたw
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