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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変 第44話 『理非-参-』 感想: やっぱり東堂が出ると画面が締まるなぁw

2023-12-08 19:31:25 | 呪術廻戦
おおー、ようやく京都組が参戦。

やっぱり東堂いいなー。

ただ、結局、虎杖って、誰かが伴走してくれないと力を発揮できないのが、どうにも主人公してないんだよね。

東堂が横で叱咤激励してくれるから頑張れる。

ナナミンが横でマジモンで叱ってくれるから頑張れる。

五条先生が傍らでみていてくれるから頑張れる。

なーんか、いつもそんな感じで。

で、そういうツボを完璧についてくるのが真人だったりするからなぁ。

なんか、今回、一回堕ちて、東堂の喝で戻ってきたところを見ると、本気で、虎杖ってだめだなぁと思った。

そりゃ、中にいる宿儺が小僧呼ばわりするはずだ。

虎杖って、良くも悪くも、中が空っぽのがらんどうだよね。

マジメな意味で、自我が全く確立されていない。

もしかしたらそうしたメンタルも羂索が、宿儺の器として調整していたのかもしれないけれど。

その殻を果たして、今まさに始まった原作のVS宿儺戦で、破ることができるのか?

ただなぁ、原作でも結局、日車と組んでの戦いだんだよね。

虎杖は、バディなしでは全く力を発揮できないダメ男なのかもしれない。

人気が出ないはずだ。

ある意味、虎杖のそうしたマイナス要素を外して、同じスペックで面白おかしく作者が動かしたのが高羽だったんだろうな、と思ったり。

ともあれ、VS真人戦もいよいよ終盤。

ただなぁ、いい幕切れはしないからなぁ。

正直、このまま間髪入れずに、死滅回游編になだれ込まないと、思いきり失速すると思ってる。

だって、結局、渋谷事変編も、バトルがなんか凄い!ってだけだものね。

中身がないし、カタルシスがない。

それはまぁ、常に寸止めの逆張りで物語を畳もうとする作者の悪癖がいけないんだけどね。

今回だって、京都組の新幹線の中の対話とか格好良かったけど、あれも演出があそこを切り出して盛っただけだからなぁ。

まさに泣きを促すエンゲイジメントの塊。

MAPPAってホント、サプリメントの仕込みは上手いよね。
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