あれ、これは、まりんの方がめんどくさい女モードに入る流れなの?
うーん、ちょっと意外な展開。
前回までの流れなら、もっと五条くんの方が、「俺は何をしたかったんだ!」ってモードでウジウジしつづけるのだとばかり思っていたのだけど、
のんちゃんから、幼少の頃の行き違いについて謝罪&釈明を聞いているうちに、どうやら、凹む前の五条くんに戻ったようで。
で、そういえば、まりんから次のコスプレの相談があったのに返事をしていなかったことに気づいて、まりんに連絡をとってみたら、今度は、まりんの方が完全に反省モードに入っていて、もうコスプレ衣装の制作は五条くんには頼まないと言われてしまう。。。
まぁ、もうすでに何度も以前の感想で書いてきたように、まりんはまりんで、五条くんが雛人形職人になるのを邪魔していると思い込んで、もうそれはしない、と決めちゃったのだろうな。
で、問題は、まりんの場合、気分のアップダウンが激しい人だから、完全に「下げ」モードになってしまったのと、多分、コスプレって接点を除くと、五条くんと一緒にいる理由も消えてしまうから、だったらもう「別れよう」なんて、自分勝手に思っちゃったんだろうなぁ、と。
まぁ、可愛いヤツってことなんだけどね、まりんがw
でも、冷静に見れば、まりんが五条くんに対して一方的に入れあげていたのは確かだから、まりんの「好き」が濁ったら、こうなっても仕方がない。
そういう意味では、逆に、五条くんがまりんをどう思ってきたか、というのを振り返る機会になるのだろうな。。。
で、ちょっとややこしくなりそうなのは、その相談を、のんちゃんに、ぽそっとしてしまうんじゃないかな、ってところ。
もちろん、五条くんの相談相手にはもうクラスメイトが何人かいるわけだけど。
でも、どうしてもこいつに相談する!ってところまで五条くんが思っているかどうかがまだわからない。
まぁそのあたり、クラスメイトの方も巻き込んでまりんとの仲を見直す、ということになるのかなぁ。
まりんのほうは、悪友たちが勝手に動き出しそうだけどねw
で、それとは別に、(いや、ちょっとは関係してくるかもしれないけれど)、五条くんが、例の「ハニエル」コスプレのあとで曇ってしまったのは、コスプレ会場でまりんが扮した「ハニエル」にもしかしたらリアルにマンガの中の「ハニエル」を感じてしまったのかもしれないね。
惹きつけられるとか、魅了されるとか、という感じで。
で、その感覚が、きっと子どもの頃にお雛様に惹かれた時と同じ衝撃だったんじゃないかな?
だから、大いに戸惑ってしまった。
このままコスプレ衣装を作っていたら、お雛様に魅入ってしまったのと同じことになってしまって、どちらかは疎かになってしまう?・・・・とか?
あるいは逆に、自分が雛人形を作りたいと思ったときの感じって、これだったんだ、ってまりんの「ハニエル」を見て思ってしまったとか?
いずれにせよ、子どものときの「雛人形」と、マリンが扮した「ハニエル」が、等価なもの、パラレルなものと見えてしまって、どうその感覚に対処したらよいのか、わからなくなった。
なので、改めてハニエルの原作を読み直して
「本当の自分がどちらなのか分からない」
なんて表現に引っかかってしまったんじゃないかな。
とまれ、制作者と鑑賞者の双方の視点が交錯して、五条くんは精神的に目眩を起こしてしまったのではないか。。。
なので、多分、まりんが五条くんのことを心配していることと、実際に、五条くんが戸惑ったことのあいだには、実は結構溝がある。
そのあたりの違いを上手く言語化してまりんに説明して理解してもらえないと、今回の、のんちゃんの反省の弁にあったように、何年ものあいだ、まりんはまりんで、自分の落ち度をずっと抱え込んでしまう・・・ような感じになってしまうのかもしれない。
そういう意味では、まりん、ハニエル、そして、のんちゃんの3人が、五条くんの頭の中で重なり合うように感じる日々が、しばらく続くのだろうなぁ。
そうなると、そのあたりの、ハニエルのいかんともしがたい存在感については、作者である漫画家や彼の意図を理解している(と思っている)編集者の人たちがやってきて、ハニエルの真髄について語る、なんてことになるのかもしれない。
いずれにせよ、結構、「創作とはなにか?」「なぜ創作に惹かれるのか?」という、結構ややこしい問いが、物語の背後でメタなテーマとして続いていきそうな気がしてきた。
そういう意味ではかなり面白くなってきたのだけれど、とはいえ、月間連載だと進行が遅いのがやっぱり辛い。
なんとかならないかなぁ。。。
うーん、ちょっと意外な展開。
前回までの流れなら、もっと五条くんの方が、「俺は何をしたかったんだ!」ってモードでウジウジしつづけるのだとばかり思っていたのだけど、
のんちゃんから、幼少の頃の行き違いについて謝罪&釈明を聞いているうちに、どうやら、凹む前の五条くんに戻ったようで。
で、そういえば、まりんから次のコスプレの相談があったのに返事をしていなかったことに気づいて、まりんに連絡をとってみたら、今度は、まりんの方が完全に反省モードに入っていて、もうコスプレ衣装の制作は五条くんには頼まないと言われてしまう。。。
まぁ、もうすでに何度も以前の感想で書いてきたように、まりんはまりんで、五条くんが雛人形職人になるのを邪魔していると思い込んで、もうそれはしない、と決めちゃったのだろうな。
で、問題は、まりんの場合、気分のアップダウンが激しい人だから、完全に「下げ」モードになってしまったのと、多分、コスプレって接点を除くと、五条くんと一緒にいる理由も消えてしまうから、だったらもう「別れよう」なんて、自分勝手に思っちゃったんだろうなぁ、と。
まぁ、可愛いヤツってことなんだけどね、まりんがw
でも、冷静に見れば、まりんが五条くんに対して一方的に入れあげていたのは確かだから、まりんの「好き」が濁ったら、こうなっても仕方がない。
そういう意味では、逆に、五条くんがまりんをどう思ってきたか、というのを振り返る機会になるのだろうな。。。
で、ちょっとややこしくなりそうなのは、その相談を、のんちゃんに、ぽそっとしてしまうんじゃないかな、ってところ。
もちろん、五条くんの相談相手にはもうクラスメイトが何人かいるわけだけど。
でも、どうしてもこいつに相談する!ってところまで五条くんが思っているかどうかがまだわからない。
まぁそのあたり、クラスメイトの方も巻き込んでまりんとの仲を見直す、ということになるのかなぁ。
まりんのほうは、悪友たちが勝手に動き出しそうだけどねw
で、それとは別に、(いや、ちょっとは関係してくるかもしれないけれど)、五条くんが、例の「ハニエル」コスプレのあとで曇ってしまったのは、コスプレ会場でまりんが扮した「ハニエル」にもしかしたらリアルにマンガの中の「ハニエル」を感じてしまったのかもしれないね。
惹きつけられるとか、魅了されるとか、という感じで。
で、その感覚が、きっと子どもの頃にお雛様に惹かれた時と同じ衝撃だったんじゃないかな?
だから、大いに戸惑ってしまった。
このままコスプレ衣装を作っていたら、お雛様に魅入ってしまったのと同じことになってしまって、どちらかは疎かになってしまう?・・・・とか?
あるいは逆に、自分が雛人形を作りたいと思ったときの感じって、これだったんだ、ってまりんの「ハニエル」を見て思ってしまったとか?
いずれにせよ、子どものときの「雛人形」と、マリンが扮した「ハニエル」が、等価なもの、パラレルなものと見えてしまって、どうその感覚に対処したらよいのか、わからなくなった。
なので、改めてハニエルの原作を読み直して
「本当の自分がどちらなのか分からない」
なんて表現に引っかかってしまったんじゃないかな。
とまれ、制作者と鑑賞者の双方の視点が交錯して、五条くんは精神的に目眩を起こしてしまったのではないか。。。
なので、多分、まりんが五条くんのことを心配していることと、実際に、五条くんが戸惑ったことのあいだには、実は結構溝がある。
そのあたりの違いを上手く言語化してまりんに説明して理解してもらえないと、今回の、のんちゃんの反省の弁にあったように、何年ものあいだ、まりんはまりんで、自分の落ち度をずっと抱え込んでしまう・・・ような感じになってしまうのかもしれない。
そういう意味では、まりん、ハニエル、そして、のんちゃんの3人が、五条くんの頭の中で重なり合うように感じる日々が、しばらく続くのだろうなぁ。
そうなると、そのあたりの、ハニエルのいかんともしがたい存在感については、作者である漫画家や彼の意図を理解している(と思っている)編集者の人たちがやってきて、ハニエルの真髄について語る、なんてことになるのかもしれない。
いずれにせよ、結構、「創作とはなにか?」「なぜ創作に惹かれるのか?」という、結構ややこしい問いが、物語の背後でメタなテーマとして続いていきそうな気がしてきた。
そういう意味ではかなり面白くなってきたのだけれど、とはいえ、月間連載だと進行が遅いのがやっぱり辛い。
なんとかならないかなぁ。。。