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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season 2 第22話 『紡がれる道』 感想: なんかあまりにもバタバタ進みすぎて呆れるしかないw

2023-06-18 18:57:11 | 水星の魔女
なんか、いろいろと、もう時間がないので巻いてください、ってADさんに言われて慌てて番組を畳に入ったような雑な展開で、さすがに呆れる。

てか、え?この期に及んで決闘?って思ったら、まさかのフェンシング対決で、なんだよそれ?ってなったよ。

唐突すぎ。

ミオリネも復活するとは思っていたけど、さしあたって彼女のことを気にかけているのがグエルしかいなくて、これもヒドイ。

いや、仮にも「代表」でしょ? デリングの娘でしょ? もう少しお付きの人とかいないの?って思ったよ。

せめて健康状態を見るスタッフくらい側付きでいてもいいと思ったけどね。

なんかそういう、あって当然のものが、物語を巻いて進める上で障害にしかならないから、ってことで、最初から排除されてた感じで、ちょっとね。。。


で、キャリバーンの乗り込むスレッタが、今更ながら、パーメットスコアのクリアに苦しみながら応じる、というのも、あまりに駆け足で。

そりゃ、確かにエリクトと遺伝子的に同じだから高い適性が望めるというのはわかるけど、これ、こんなに駆け足でやるかな?

あー、駆け足、ってよりも、全体的に、浮足立ってるっていうか。

流れ的に、ニカだけでなくマルタンにまで贖罪の機会を与えようとする構成だし。

周りがバタバタ動いて状況を盛り上げる様子は、確かに舞台演劇的で、『テンペスト』っぽいといえなくもないけど。

いや、でもここ、劇場じゃないからさ。

そんなにバタバタされてもねー。

で、極めつけは、VSプロスペラの手前、シャディクも、なんかミオリネの裁量で冤罪措置になりそうな気配で。

それはちょっとねー。

てかさ、ミオリネ、あんた、あんだけ地球で惨事を起こして心を病んでしまっていたのに、どうして、その惨事の黒幕・張本人だったシャディクに、取引しましょう!なんて切り出せるのか?

そこは、ちょっとは苦悶した表情をみせようよ。

・・・という具合に、なんかとにかく、駆け足で、浮足立った展開で、その勢いでヤバいことは全部チャラにしながらとにかく話だけ進めよう、って、製作サイドの開き直りがバレバレでw

ガッカリだなぁ。。。

すべてが茶番。

しかも、最後は、エリクトとスレッタの間の姉妹対決で決着しそうだし。

その場合、エリクトが、スレッタに、お母さんをお願い!とか言って、スレッタに自分の能力を譲渡して、エリクト自身は消失・・・のような展開に落ちつくのが見えてるし。

そういう意味では、最後にあったラウダ強襲、ラウダご乱心w、はもう蛇足も蛇足。

最終決戦を、スレッタvsエリクトの姉妹対決と、その前座として、グエルvsラウダの兄弟対決で締めるって、どれだけ内輪の争いなんだよ。

最後はただのお家騒動でしかないじゃん。

その割りに人が死にすぎてるんだけどね!

ミオリネの母が、トマトの遺伝子配列の中にメッセージを潜ませた、とか、取ってつけたようなエピソードもヒドイし。

ここに来て、ちょっと容認し難いほどの、雑でいい加減な展開に呆れる。

これ、ガンダムの設定無しで、普通に「水星の魔女」って話でやっていたら、普通に見れるオリジナル作品になったのかもね。

エリクト/エアリアルの武器が事実上、無数のドローン部隊、というのも、白けるんだよ。

大人に任せろ、といいながら、ヒドイ大人しかいないのだから、仕方ないのだけどね。

あと2話?も、駆け足で進めるんだろうなぁ。

てか、ガンダムらしく対戦者どうしの叫びあいで終るのだろうけど。

その場合、スレッタとエリクトが同じCVというのは、悪手だったね。

宇宙を背景に、盛大な自問自答をしているようにしか聞こえないからw
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