ダンまち14巻に続いて、外伝であるソード・オラトリアも11巻。
とはいっても、本編とちがって、今ひとつ、ストーリーが追いにくいのも確かで。
前巻は、本編でのウィーネたちゼノス事件の補完話だったけ?
というくらい、イマイチ状況を思い出せないまま、読み始めた。
ということで、とりあえず、スペース、空けときます。
正直なところ、外伝は、本編と違って、今ひとつ物語の骨らしい骨がなくって、そのため、読み終わって暫く経つと、綺麗さっぱり、話を忘れてしまっていたりする。
多分、その理由は、本来だったら、天然不思議ちゃんキャラだったはずのアイズを外伝の主人公にしてしまったから、だと思っていた。
で、どうやら、作者もそう思ってきていたようで、ここのところ、実際の主人公はフィンになっていた。なにしろ、前巻では、そのフィンにまで、ベルくんよろしく、いまさらながらの「成長」の機会を与えてしまったのだから。。。
・・・というのを、11巻の冒頭での、フィンがロキ・ファミリアの面々にゼノスとの共闘を今後の方針にすることを伝えているところで、ぼんやりと思い出していた。
まぁ、ホント、ぼんやりとだから、本来なら10巻を読み直すべきなんだろうけど、手にとったら、げぇ、こんなに厚かったけ?と思うくらいのものだったので、それも叶わずw
最大の問題は、「エニュオ」。
もはやラスボスなのだけど、あれ、こんなやつ、出てきてたっけ?という感じで。
まぁ、読み進めれば、そのうち思い出すだろう、と思って読んでいったのだけど、結局、最後まで思いだせずに終わってしまったw
で、思い出せずに書くのも何だけど、最後にロキが思い出していた場面からするなら、エニュオの正体って、デメテル、ってことになるよね。豊穣の神で、ディオニュソスが1巻で褒めていたワインのもととなったブドウを自分ところの農園でつくった女神様。
なのだが、ほんとにそうなのかな?
11巻の話を整理しておくと、基本的にはクノッソスへの再度のアタックがメインで、このアタックの中で、タナトスたちクノッソス側の重鎮をフィンがうまく手玉にとったと思ったら、その実、そもそもフィンたち冒険者が、タナトスの拉致のために「神」たちを連れてやってこさせるのが、エニュオの狙いで、結局、ディオニュソスを贄にして、ダイダロスを「魔城」に変えてしまった。
つまり、最初から最後までエニュオの手のひらの上で踊らされていたことになる。
で、そのエニュオの正体が、どうやらデメテルらしい、ということ。
そうなってから考えると、確かにデメテルって、ゼウスとかハデスとか、いざこざが多いんだよね、ギリシア神話で。
なので、ほんとにラスボスかもねぇ。
しかも、デメテルって、豊穣の神をしているだけのことはあって、死と再生を司るところもあるから、もしかしたら、ゼノスという、ダンジョンからしたらイレギュラーな「モンスター(もどき)」の誕生にもデメテルが関わっているのかもしれない。
だとすれば、外伝にもゼノスがちゃんと物語に絡んできている理由もわかるしね。
11巻最後のシーンでいけば、ロキはほぼ正体に迫ってしまっているように思えるから、次回、犯神さがしにまで至って、長く続いたダイダロス事件の話も終わるのかもしれない。
一応、作者も次巻でこの話は終わる、って言ってるし。
しかし、そうなると、この外伝の話には、ベルくんのみならずヘスティア・ファミリアは、ホント外様扱いだね。全く絡んでこないw
てか、割とびっくりしたのは、本編14巻の話の最後って、多分、この外伝11巻が終わって数日後のことだと思うのだけど、そこで、今回のアタックで大活躍したアミッドさんが、まるで何もなかったかのようにベルくんを治癒していたのがスゴイ!というか笑える。
いやもう、みんな、アミッドさんに頼りすぎでしょw
てか、マジでスーパーヒーラーだよなぁ、アミッドさんw
あんな呪殺の呪いまで完全に治癒してしまうのだから、そりゃあ、ベルくんのぐちゃぐちゃになった左腕くらい造作もなく直してしまうはずだよねw
マジでスゲー!
まぁ、同様に、ゼノスたちも、ダイダロス事件が終わって速攻でベルくんとリューさんの救出に向かったんだから、ものすごいレスキュー部隊ぶりだよなw
今回、ゼノス組は、事実上、フィンの命を救ってしまうという離れ業まで見せてしまったから、もうこれは、フィンのみならずロキ・ファミリアの面々もゼノスとは手を結ぶ方向で決定だよね。
ということで、ダンジョンに潜伏する別働隊としてゼノスの活躍もピンポイントで増えていくんだろうなぁ。
ということで、とにかく、ラスボスであるエニュオがデメテルかどうか、が次巻の鍵だね。
まぁ、それとて、盛大なミスリーディングであり得る、というのが、今回のダイダロス攻略戦の「
騙し合い」プロットで学んだことではあるわけだけど。
そういう意味では、意外と、アスフィ率いるヘルメス・ファミリアが頑張ってるなぁ、というのと、うざいけど、その主神であるヘルメスも、意外と苦労神だなぁ、という感じ。
あ、そうそう、オッタルに稽古をつけてもらうためとはいえ、フレイヤに首輪をつけられてしまったアイズが、今後、どう動くのか、も一応気になる。
物語的には、いつ爆発するかわからない爆弾だよね。
まぁ、十中八九、ベルくんがらみで発動される契約になると思うけど、問題は、その契約の履行がフレイヤにとってはベルくんのことを思ってのことでも、アイズからするとベルくんに明らかに誤解されてしまうようなものになるのだろうな、ってことで。
それにしても、ここまでくると、外伝も次巻で終わりにして、今後は、本編の発売ペースを挙げてくれる方がいいな。
もともと外伝って、本編の補完と、人数ばかりやたら多いロキ・ファミリアの面々の紹介が狙いで始まっていたと思うのだけど、もはやどちらも達成されてしまったからね。
実際、ロキ・ファミリアの細かい団員の話とかされても、たいして面白くないんだよね。
今回で言えば、レフィーヤがフィルヴィスの死に絶望する、というのはわかるといえばわかるのだけど、あれだけフィルヴィスとの間で死亡フラグを立てていたら、いや確かにフラグどおりになりましたね、というふうにしか思えないわけで。
冒頭で、フィンに質問を投げかけたアナキティにしても、そんなに重要な人物だったっけ、と思うわけで。
ましてや最後のキャラ紹介がラウルとか、マジいらねぇ、と思うわけで。
ということで、正直なところ、集団戦の描写は、もう十分かな、と。
見るなら、一騎打ちがいいよね。
という意味でも、今回のMVPはどう考えてもアミッド!で決定w
ともあれ、なる早で12巻をお願いします。
ダンまち本編の方は、次は日常回って言ってたから、もしかすると、外伝12巻のほうが先に出るのかもね。その話も受けて、本編15巻となるのかもしれない。
とはいっても、本編とちがって、今ひとつ、ストーリーが追いにくいのも確かで。
前巻は、本編でのウィーネたちゼノス事件の補完話だったけ?
というくらい、イマイチ状況を思い出せないまま、読み始めた。
ということで、とりあえず、スペース、空けときます。
正直なところ、外伝は、本編と違って、今ひとつ物語の骨らしい骨がなくって、そのため、読み終わって暫く経つと、綺麗さっぱり、話を忘れてしまっていたりする。
多分、その理由は、本来だったら、天然不思議ちゃんキャラだったはずのアイズを外伝の主人公にしてしまったから、だと思っていた。
で、どうやら、作者もそう思ってきていたようで、ここのところ、実際の主人公はフィンになっていた。なにしろ、前巻では、そのフィンにまで、ベルくんよろしく、いまさらながらの「成長」の機会を与えてしまったのだから。。。
・・・というのを、11巻の冒頭での、フィンがロキ・ファミリアの面々にゼノスとの共闘を今後の方針にすることを伝えているところで、ぼんやりと思い出していた。
まぁ、ホント、ぼんやりとだから、本来なら10巻を読み直すべきなんだろうけど、手にとったら、げぇ、こんなに厚かったけ?と思うくらいのものだったので、それも叶わずw
最大の問題は、「エニュオ」。
もはやラスボスなのだけど、あれ、こんなやつ、出てきてたっけ?という感じで。
まぁ、読み進めれば、そのうち思い出すだろう、と思って読んでいったのだけど、結局、最後まで思いだせずに終わってしまったw
で、思い出せずに書くのも何だけど、最後にロキが思い出していた場面からするなら、エニュオの正体って、デメテル、ってことになるよね。豊穣の神で、ディオニュソスが1巻で褒めていたワインのもととなったブドウを自分ところの農園でつくった女神様。
なのだが、ほんとにそうなのかな?
11巻の話を整理しておくと、基本的にはクノッソスへの再度のアタックがメインで、このアタックの中で、タナトスたちクノッソス側の重鎮をフィンがうまく手玉にとったと思ったら、その実、そもそもフィンたち冒険者が、タナトスの拉致のために「神」たちを連れてやってこさせるのが、エニュオの狙いで、結局、ディオニュソスを贄にして、ダイダロスを「魔城」に変えてしまった。
つまり、最初から最後までエニュオの手のひらの上で踊らされていたことになる。
で、そのエニュオの正体が、どうやらデメテルらしい、ということ。
そうなってから考えると、確かにデメテルって、ゼウスとかハデスとか、いざこざが多いんだよね、ギリシア神話で。
なので、ほんとにラスボスかもねぇ。
しかも、デメテルって、豊穣の神をしているだけのことはあって、死と再生を司るところもあるから、もしかしたら、ゼノスという、ダンジョンからしたらイレギュラーな「モンスター(もどき)」の誕生にもデメテルが関わっているのかもしれない。
だとすれば、外伝にもゼノスがちゃんと物語に絡んできている理由もわかるしね。
11巻最後のシーンでいけば、ロキはほぼ正体に迫ってしまっているように思えるから、次回、犯神さがしにまで至って、長く続いたダイダロス事件の話も終わるのかもしれない。
一応、作者も次巻でこの話は終わる、って言ってるし。
しかし、そうなると、この外伝の話には、ベルくんのみならずヘスティア・ファミリアは、ホント外様扱いだね。全く絡んでこないw
てか、割とびっくりしたのは、本編14巻の話の最後って、多分、この外伝11巻が終わって数日後のことだと思うのだけど、そこで、今回のアタックで大活躍したアミッドさんが、まるで何もなかったかのようにベルくんを治癒していたのがスゴイ!というか笑える。
いやもう、みんな、アミッドさんに頼りすぎでしょw
てか、マジでスーパーヒーラーだよなぁ、アミッドさんw
あんな呪殺の呪いまで完全に治癒してしまうのだから、そりゃあ、ベルくんのぐちゃぐちゃになった左腕くらい造作もなく直してしまうはずだよねw
マジでスゲー!
まぁ、同様に、ゼノスたちも、ダイダロス事件が終わって速攻でベルくんとリューさんの救出に向かったんだから、ものすごいレスキュー部隊ぶりだよなw
今回、ゼノス組は、事実上、フィンの命を救ってしまうという離れ業まで見せてしまったから、もうこれは、フィンのみならずロキ・ファミリアの面々もゼノスとは手を結ぶ方向で決定だよね。
ということで、ダンジョンに潜伏する別働隊としてゼノスの活躍もピンポイントで増えていくんだろうなぁ。
ということで、とにかく、ラスボスであるエニュオがデメテルかどうか、が次巻の鍵だね。
まぁ、それとて、盛大なミスリーディングであり得る、というのが、今回のダイダロス攻略戦の「
騙し合い」プロットで学んだことではあるわけだけど。
そういう意味では、意外と、アスフィ率いるヘルメス・ファミリアが頑張ってるなぁ、というのと、うざいけど、その主神であるヘルメスも、意外と苦労神だなぁ、という感じ。
あ、そうそう、オッタルに稽古をつけてもらうためとはいえ、フレイヤに首輪をつけられてしまったアイズが、今後、どう動くのか、も一応気になる。
物語的には、いつ爆発するかわからない爆弾だよね。
まぁ、十中八九、ベルくんがらみで発動される契約になると思うけど、問題は、その契約の履行がフレイヤにとってはベルくんのことを思ってのことでも、アイズからするとベルくんに明らかに誤解されてしまうようなものになるのだろうな、ってことで。
それにしても、ここまでくると、外伝も次巻で終わりにして、今後は、本編の発売ペースを挙げてくれる方がいいな。
もともと外伝って、本編の補完と、人数ばかりやたら多いロキ・ファミリアの面々の紹介が狙いで始まっていたと思うのだけど、もはやどちらも達成されてしまったからね。
実際、ロキ・ファミリアの細かい団員の話とかされても、たいして面白くないんだよね。
今回で言えば、レフィーヤがフィルヴィスの死に絶望する、というのはわかるといえばわかるのだけど、あれだけフィルヴィスとの間で死亡フラグを立てていたら、いや確かにフラグどおりになりましたね、というふうにしか思えないわけで。
冒頭で、フィンに質問を投げかけたアナキティにしても、そんなに重要な人物だったっけ、と思うわけで。
ましてや最後のキャラ紹介がラウルとか、マジいらねぇ、と思うわけで。
ということで、正直なところ、集団戦の描写は、もう十分かな、と。
見るなら、一騎打ちがいいよね。
という意味でも、今回のMVPはどう考えてもアミッド!で決定w
ともあれ、なる早で12巻をお願いします。
ダンまち本編の方は、次は日常回って言ってたから、もしかすると、外伝12巻のほうが先に出るのかもね。その話も受けて、本編15巻となるのかもしれない。