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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第11話『ジェイドの遺言』 感想: ジェイドに対してロイドがひたすら敬愛の情を抱くことになる出発点となるエピソード!

2024-06-11 16:41:10 | 第七王子
うーん、やっぱり、ジェイド、いいやつだなぁ。

ギザルムに体を奪われたとしても、その後に現れるであろう魔術師に、瞬間移動の魔術を託すところ。

原作のときはちょっとよくわかってなかったのだけど、今回見て感じたのは、なるほど、ロイドは、ジェイドの遺言たる術式に、自分と同じ魔術師魂を察したのだろうね。

一気に魔術、というか魔法として直感的に利用できてしまう魔族と違って、人間は、一歩ずつ魔術の仕組みを解明し、それを術式の形で現し、誰もが再現できることを試みる。

その無数の人類の努力の蓄積の上に、今の魔術文明があるという認識。

ロマンだなぁw

そのロマンに最も傾倒していた人間の一人が、ロイドに転生した名無しの魔術師だったわけで。

だから、それと同じ熱量ある想いを、ジェイドの術式解明のあとにロイドは見出したのだろうね。

だから、このあと、物語の中でジェイドは、ロイドが無条件に敬愛を示す人物となる。

ある意味、ロイドのとっての聖人がジェイド。

まぁ、その延長線上で、ギザルムとの腐れ縁を楽しみたがるところが、奇人ロイドっぽいところであるけれどw

その意味で、ジェイドは、この物語の「良心」の象徴だからねw
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