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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ダーウィンズゲーム 第11話 『血盟(サンセットレーベンズ)』感想: あれ今回で終わり?ここからが面白くなるのだから、是非2期を!

2020-03-21 02:27:00 | ダーウィンズゲーム
いや、ホント、てっきり12話まであると思っていたのだけど。

でもまぁ、このワンをクランごと潰して、シブヤをサンセットレーベンズのシマにする、というところで終わるのが、キリはいいよな。

もっとも、Cパートでちゃんと、カナメが孤島に飛ばされてハンティングゲームに巻き込まれる場面をチョイ見せしているから、多分、2期はやるんじゃないかな。

というか、最後にゲームマスターが言っていたとおり、ここから「次のフェーズ」に進むのだから、続きをやらない手はない、と思うよ。

とまれ、今回は、とにかくワンへの復讐、それだけw

しかも、奮ってるのは、シュカの能力で、ワンを、彼の十八番の「解体」でシメてやったところね。

そして、その意味では、この倉庫街が決戦の場にならないとダメだった、ってことで。

このあたりの「仕込み」の適切さには、正直、原作を読んだ時、結構、感心したんだよね。

よく考えてある。

だって、あの倉庫という閉鎖空間、しかも適度に内部に糸を張り巡らせられるラックが林立してないと、あの仕込みはできないわけで。

つまり、ワンは、体よく、あの罠の張り巡らされた場所におびき出された、ってことで。

それもまた、ワンが自分の力を過信しているがゆえのミス、ということであって、その分、ワン、ザマァ―ねぇな!って、いい気味だ、といえてしまうところがね。

いや、だから、つまり、この原作、物語の緩急の付け方がうまくて、適宜、カタルシスを得られるような展開にしてくるんだよね。

もちろん、その分、定番の展開を盛り込む部分も多いわけだけど。

でも、それが、きっちりハマってしまうので、その分、やっぱり面白い。

たとえば、今回、ワンが最期に言っていた「蠱毒」の話、というか、「壺中の王」の話。

あれも、まさにレインがワンに言っていた言葉だったわけで。

こんな感じで、ちゃんと前に小出しにされていたネタが、後でそのエピソードを締める役割と担うことが多くて。

しかも、適度に間が相手から思い出さされるので、あー、あれかぁ!って、まずは驚いて、それから納得してしまうんだよね。

そういう意味では、サスペンスの力学をよく心得ているw

いやー、ホント、これはアタリだった。

まじで、この腹をくくったところからのカナメが、正統派の外道wになっていって、ますます義賊っぽくなっていくので、ホント、2期をよろしく。

しかも、その義賊の頭カナメの周りに、どんどん、いい奴が集まり、その傍らでクソなやつはしっかり成敗されていく、という気持ち良いヤクザ映画のノリが続くので。

ホント、久しぶりに2期を楽しみにしたい作品だったw
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