BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

無能なナナ 第4話 『ヒーリング』 感想: 一見すると未来予知で詰んだようにみえるけど、それで済ませるようなタマじゃないよね、ナナは?

2020-10-26 00:55:44 | 無能なナナ
ミチルの話かと思いきや、後半の流れだとツネキチの話だった。

いやなめれば傷が治る、というのもヤバイけど、

未来の出来事が念写できるのっても、大概でしょ?

これ、ナナ、完全に追い詰められているよね? ツネキチに?

ナナオを突き落とす写真まで念写されていたのだとしたら。

もっとも、ツネキチはナナに殺されようとされるわけでしょ?

そのシチュエーションのほうが単純にやばいよね。

しかし、これ、念写の条件って何かあるのかな?

さすがに好き勝手に未来予知ができる、というのだと、完全にチートになるからなぁ。

それに、ツネキチがもってきたナナに殺害される場面の写真、というのも、あの写真を見せた後だと、ナナだったら、むしろ自分からあのシチュエーションを「演じて」みせて、未来予知を逆手にとる手くらい、容易に思いつきそうだけど、どうなのだろう?

いわゆるに「予言の自己実現」の一番姑息なやつで、未来予知の内容を知った当事者が、そのまま実現に乗り出してしまえば、むしろ、それはツネキチを油断させることになるんじゃないの?

そもそも、ツネキチって、どうも頭がいいヤツじゃなさそうだし。

そんな奴が先に自分の手札を見せてナナのような心理戦だけで戦ってきた相手に臨んだら、その条件を逆手に取られるだけだと思うけどなあ。


多分、ツネキチの能力の問題点は、未来の一場面しか念写できないことで、その前後のコンテキストについてはなんら情報を与えないところ。

そう考えると、自分がナナに首を締められる写真を見せたのは失敗じゃない?

単に、そばをかけられる予知の写真を見せて、その上でナナオが突き落とされる写真だけを見せれば、ナナを揺することもできたと思うのだけど。

少なくともナナの警戒心は高まったと思うのだけど。

ツネキチって、チートというよりは、実はただのチキンじゃないの?
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