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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

Re:ゼロから始まる異世界生活 2nd season 第33話『命の価値』 感想: あれ、これだとエキドナ、魔女ではなく聖女じゃん!

2020-08-27 00:01:49 | リゼロ
なんか、最後に、エキドナが聖女になって、全部もっていったぞ!

確かに「死に戻り」という言葉を口にできただけで、どれだけスバルの気持ちが楽になるのか。

誰にも言えないまま、一人で何度も死んでは生き返って、最善の道を掴んできた。

今回の「うさぎ」がそうだけど、初めてわけもわからず死ぬときの苦しさといったらないわけで。

しかも、それだけでなく、たいていの場合、スバルだけでなく、スバルにとって大事な存在も死ぬ、ないしは殺されてしまう。

今回のオットーやパトラッシュのように。

前回、オットーが「ユージン=友人」になったのも、このガーフからスバルを守るための壁の役のためだった、なんて思うと、もう絶望するしかない。ひどいよ。

さらにいえば、そうした殺害を行うものもまた、スバルのよく知る存在だったりする。

今回だったらガーフだし、前にはパックの場合もあった。

・・・という、もう溜め込むには悲惨すぎる断片的なエピソードを数え切れないほど内面に抱え込んできたのがスバル。

その気持ちを初めて告白できる相手が登場したのだから、そりゃ、スバルが大泣きしてもおかしくはないよね。


それにしても、エキドナ、おいしい役だなぁ。

死に戻りの話をできる相手、というだけで、もうそれだけで、スバルにとって特別の存在になってしまうではないか。

まぁ、すでにエキドナ本人は死んでしまっているわけだけどね。。。

でもまぁ、そうか、こんな鮮烈的な出会いがあったから、後日も、ニセドナのかたちで、エキドナはスバルの周辺をうろつくようになるわけか。

ちょっと納得してしまった。

6章については、もうウェブの更新はないんだろうなぁ、書籍版のほうが内容、追いつきそうだから。


で、4章だけど、これ、やっぱり構成がちょっと複雑で、どこから攻略していいか、わかりにくいよね。

聖域の話と、ロズワール邸の話を、並行して、両方とも攻略しないといけないから。

その上で、今回、とうとう「うさぎ」という第3の要素まで登場してしまったし。

これらの不確定要素を確実に潰していくためにも、どうしもてベティの力が必要になる、ということなんだよなぁ。

なのだが、それにしても、4章、見通しが悪いよな。

読んでいるときは、それほど気にならなかったけど、絵にすると場面転換が多すぎてわかりにくい。

話のパートパートのつながりも見えにくいし。

まぁ、4章は、そのバラバラのピースをつなげる鍵を見つけることで一気に話が進むことになるわけだけど。。。


ともあれ、今回、エキドナとの魂の交流を持ってしまったスバルだけど、そろそろ、他の魔女たちも登場するんだっけ?

ぼちぼち、あのユニークな魔女たちが動く姿を見てみたいかな。

で、問題解決に向かって邁進してほしいところだけど。

でもなぁ、「君たちは私の味方だよ」といっても、「私は君たちの味方だよ」とはいってないよ、という展開が待っているんだよなぁ。

これ、やっぱり、まとめてみないと話の筋が追えないな。

そこがリゼロの難しいところだよね。
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