俺妹については、このあたり、つまり、10巻のあたりが一番面白かったねー、と痛感させられたエピソード。
ホント、11巻、12巻は蛇足だったなー。
10巻の、ほのぼのラブコメで終わりにしておけばよかったのに。
いや、結局、俺妹って、ストーリーじゃなくて、キャラでしょ、人気をもたらしのは。
それは、今回のエピソードの、桐乃、加奈子、あやせ、黒猫、の連続登場でよく分かるし。そもそも、この10巻のエピソード、京介が一人暮らしを始める理屈からして無茶苦茶なわけだけど。
前にも書いたかもしれないけど、確かに、俺妹がラノベになった頃は、アキバを含めてオタク文化を紹介することにも意味があったかもしれないし、そこでギャルゲー、なかでも妹ゲーを扱うのは若干勇気のいることで、それゆえ、設定としては斬新だった・・・
・・・ってのはわかる。
でも、それ以降、アキバ自体、たとえば、メイドカフェやらAKBやらを通じてネタ元としてのバリューが高まったわけで、アキバ文化を紹介することの意味は相対的に減った。
というか、ニャル子さんを始めとして、アキバやらオタク文化を作品内で言及して、オタクの共感を誘おうというラノベはめちゃくちゃ出版されてるわけだし。
あるいは、ギャルゲーやら妹ゲーの応用も、今だったら、デート・ア・ライブみたいな形で、普通の物語の中に無理くりで組み合わせしまうものもあるわけで。
そうした状況の元では、俺妹って、もう先頭を走るというよりは、フォロワーになってたってことで。
まぁ、だからこそ、当初の妹ゲーへの着目に執着して最終巻の流れになったのかもしれないけれど。
しかし、そこにそんなに操を立てなくても良かったんじゃないかな―、と思うかな、やっぱり。
なので、作者と言うよりは編集者のほうが軌道修正できなかったのがまずかったんだろうな―。
とはいえ、これで、映像の方のエンディングが、桐乃エンドとは異なるものになったら、それはそれで面白いと思ってる。
というか、そのために、原作の方は、作者のエゴを通させた、ってことじゃないのかな―、とかね。
そういうサプライズを映像版の最後には期待したいところ。
せっかく、世界同時配信!なんて、誰得?の配信をするのだから。
ホント、11巻、12巻は蛇足だったなー。
10巻の、ほのぼのラブコメで終わりにしておけばよかったのに。
いや、結局、俺妹って、ストーリーじゃなくて、キャラでしょ、人気をもたらしのは。
それは、今回のエピソードの、桐乃、加奈子、あやせ、黒猫、の連続登場でよく分かるし。そもそも、この10巻のエピソード、京介が一人暮らしを始める理屈からして無茶苦茶なわけだけど。
前にも書いたかもしれないけど、確かに、俺妹がラノベになった頃は、アキバを含めてオタク文化を紹介することにも意味があったかもしれないし、そこでギャルゲー、なかでも妹ゲーを扱うのは若干勇気のいることで、それゆえ、設定としては斬新だった・・・
・・・ってのはわかる。
でも、それ以降、アキバ自体、たとえば、メイドカフェやらAKBやらを通じてネタ元としてのバリューが高まったわけで、アキバ文化を紹介することの意味は相対的に減った。
というか、ニャル子さんを始めとして、アキバやらオタク文化を作品内で言及して、オタクの共感を誘おうというラノベはめちゃくちゃ出版されてるわけだし。
あるいは、ギャルゲーやら妹ゲーの応用も、今だったら、デート・ア・ライブみたいな形で、普通の物語の中に無理くりで組み合わせしまうものもあるわけで。
そうした状況の元では、俺妹って、もう先頭を走るというよりは、フォロワーになってたってことで。
まぁ、だからこそ、当初の妹ゲーへの着目に執着して最終巻の流れになったのかもしれないけれど。
しかし、そこにそんなに操を立てなくても良かったんじゃないかな―、と思うかな、やっぱり。
なので、作者と言うよりは編集者のほうが軌道修正できなかったのがまずかったんだろうな―。
とはいえ、これで、映像の方のエンディングが、桐乃エンドとは異なるものになったら、それはそれで面白いと思ってる。
というか、そのために、原作の方は、作者のエゴを通させた、ってことじゃないのかな―、とかね。
そういうサプライズを映像版の最後には期待したいところ。
せっかく、世界同時配信!なんて、誰得?の配信をするのだから。