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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第114話 『最後の祭りが風太郎の場合②』 感想:終わってみれば、ド直球のハイスクール・ラブストーリー!

2019-12-11 09:33:22 | 五等分の花嫁
あー、終わったー、終わったー
「最後の祭り」が終わったー

そうかー、ストレートにそう来たかー。
最後のひねりはなかったかー

それにしても、『最後の祭りが風太郎の場合』の②が来るとねw
前回が①ではなかったので、地味に騙されたよ。

で、書きたいことはまた、たくさんあるのだけれど。。。

まずは、四葉、おめでとう!、だよね。

文字通り、紆余曲折あったわけだけど、風太郎がずっときちんと見ていてくれていて、よかった。

終わってみれば、結局、一番大事だったことは、第1話冒頭にあった「君と出会った高校2年の日」という言葉だったということで。

風太郎にとって重要だったのは、高校2年のときに「初めて」出会った相手としての四葉だった、ということだよね。

いや、これは「京都の子」問題をずっと引きずっていたこの物語からすれば、最高にトリッキーなところだったわけだけど。

でも、それも、四葉の封印マジックで押し切られてしまった。

『最後の祭りが四葉の場合②』の108話で最後に四葉自身が言っていたように、四葉としては、風太郎と京都と6年前に出会っていた事実については、もう過去のこととして振り返らないと決めていた。

その決心を風太郎に対しても押し切ることに決めた、ということだよね。

だから、今回、風太郎が、一応、四葉が京都の子であることを確認しようとした言葉に対しては、無理矢理、その問いを遮ることで押し通した。

でも、実は風太郎にとっても、四葉が6年前の京都の子であったかどうかはもはや大して重要な意味を持っていなかったわけで。

それよりも大事なのは、この高校で四葉と出会ってから過ごした日々とのことだった。

いや、よくよく考えれば、そうなんだよね。

別に6年前に結婚の誓いをしたわけでもなんでもないのだから。

要するに、普通に、高校生の男女が、普通に高校で出会って、林間学校、修学旅行、学園祭、という高校のイベントを二人でこなしていった。

そして、その過程で、二度とできないような、よい思い出を積み重ねてきた、ということ。

ただそれだけだった。
それだけの話だった。

その意味での、ハイスクール・ラブストーリー

だから、一番のミスリーディングは、「京都で出会った子」という謎だった。

これにはやられたなぁ。。。

いや、作劇的には、かなり反則ギリギリで。
だって、いや、あれ関係なかったんです!、なかったことにします!ってことだから。

そこに最後までこだわったために、いいように踊らされてしまったw

いや、もちろん、いい意味でね。
楽しかったしw

そもそも、最後の、いろいろな思いを振り切ってようやく「好きです」という言葉を伝えた時の四葉の姿は、そのまま以前、三玖のコロッケを試食しすぎて倒れてしまった風太郎を介抱してしながら「好きだから」でも嘘!と言った時の四葉の姿と同じだったのだから。

要するに、あの時、四葉は、すでに、五つ子の中で誰よりも早く、好き、という気持ちを伝えていたのだから。

物語の最初からもう誰が花嫁か?という問いへの答えは示されていた。

まぁ、それを撹乱させるための、五つ子という、設定だったわけだけど。

「五月の森」ならぬ「四葉の森」だった。


とまれ、四葉、おめでとう!

書きたいことは、まだたくさんあるので、またあとに書くと思うけどw

しかし、そうすると、来週は、風太郎と四葉で、二人だけのキャンプファイアーダンスなのかな?

いや、その場に、五つ子が駆けつけるのか?
いやいや、さすがにそれはないかな?
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