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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 第208話 『星と油④』 感想:いや、さすがに反転術式を相対性理論に帰着させるのはトンデモ科学すぎてダメだろ!

2022-12-27 12:54:35 | 呪術廻戦
九十九、敗れる!

まさか、こんなにシンプルに九十九が羂索の噛ませ犬になるとは思わなかったな。

だって、結局、終わってみれば、この羂索VS九十九編、って、反転術式が重力理論の応用でしかない、っていう、トンデモ科学であることを示しただけでしょ?

要するに、反転術式って、時間を巻き戻して身体の欠損や破壊前の状態にまで戻す、のが本質だったってことで。

その本質をつかんでいれば、九十九のブラックホール(苦笑)攻撃からも身を守ることができた、ってことで。

勝敗を分けたのは、九十九が重力術式の本質に気づいていなかったから、ってことになるのだろうけど。

でもなー、さすがにこれはないだろう。

もちろん、「反転」って言葉の選択に、時間を巻き戻す、という意味が込められている、といわれれば、ああ、そうですね、としかいえないけど。

でもさー、ゲームの中でなら起こる状態のリカバリーを、そのまま現実世界にもちこむのはどうよ。

いや、そもそも呪術廻戦って、ハンターハンターと同じように、現実の世界がゲームの世界になったらどうなるの?ってコンセプトのマンガでしょ、っていわれれば、はいそうですね、なんだけどさ。

でもなー、これは無責任にトンデモすぎでしょ。

まぁ、でも羂索が反転術式と重力理論の類似性を理解していたってことは、そもそも呪術が始まった?平安の頃に、何があったのか、当時の呪術のレベルがどうだったのか、ということを想像しないわけにはいかなくなるのだけど。

で、そこに、天使の話のように、宿儺がどうも堕天っぽい、つまりはルシファーっぽい、ってこととつなげると、なんか、天使の格好をした宇宙人が飛来して、彼らがオーバーテクノロジーとして地球人に授けていったのが呪術だった・・・なんてオチになりそうで嫌だなぁ。

そんなトンデモ理屈はないよ。

あと、今回、悠二の母になりきっていたときの羂索の話が出てきたのだけど、これも唐突。

さらにいえば、羂索と天元もお友達だったとかね。

なんか、もう全ての秘密は平安にあったのだ!、ってので、後付で全て解決されそうだな。

そうそう、生き残った脹相はどうなるのだろね?

てか、脹相のせいで、悪い意味で、悠二が主人公的ポジションから引きずり下ろされてしまった気がするのだけど。

だって、九相図の一角というストーリーが悠二にまとわりついちゃったわけでしょ。

申し訳ないけど、脹相の兄弟と悠二を同じ構図の中で兄弟兄弟って呼ぶのは、辞めてほしいのだけどね。

まぁ、その場合、本当の主人公は伏黒だった、ってことになりそうだけど。

ということで、なんか呪術廻戦も、ワンピ同様、その場しのぎの適当な話をつなげるだけになってきたようで、どんどんつまらなくなってきた。

どうするんだろう、これ。

そうそう、さすがにこれで九十九がまるまる退場、ってことないよね?
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