BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

彼女、お借りします 第173話 『告白と彼女』 感想:もったいぶった回で次回に続く・・・

2021-01-27 16:05:25 | かのかり
ちょっと今回ばかりは、千鶴がズルいし、あざとすぎる、と思った。

だって、和也の気持ちなんて、もうずっと前から丸わかりじゃない。

しかも、八重森からすでにカンニングのように正解を知っているわけだし。

にもかかわらず、今回の最後に投げかけた「あなた、私のこと、好き?」は、ねぇ。。。

それはズルいよ。

というか、ここあんな駆け引きするところかな?

和也が、自分のことを思って「仮初の理想の彼女」をあの場で語ってくれた、って解釈するのって、さすがにそれはないかなぁ。

正直なところ、小百合おばあさんが亡くなった後からの千鶴の言動は理解し難い。

というか、過剰に不自然。

てっきり、今回、タイトルに「告白」ってあったから、千鶴の方から、和也のことが気になる・・・みたいなことを、酔った勢いでもらすのだとばかり思っていたのだけど。

それが土壇場までは、昼間っからワインを飲んで酔っ払っちゃいましたよ、アタクシ!・・・みたいな感じでいたのに、

いきなり、和也に問いかけるところだけは、素、なんだもの。

これは、さすがに意地が悪い。

まぁ、絡み酒なのかもしれないけれどねw

でも、あの姿勢は、女性として凛としている、というのではなく、単に、計算高いだけに見えるかな。

まぁ、過剰に自己防衛に回るタイプなのかもしれないけれど。

でも、だったとしたら、千鶴って、見た目に反して「さげまん」だと思うので、さっさと和也は手を引いて、ルカちゃんなり、墨ちゃんなりに、乗り換えるほうがいいように思えてきた。

そういう意味では、作者が千鶴の性格を都合よくいじり過ぎてるのだと思うけど。

なんか、もはやこれ「レンカノ」じゃなくて、マジでキャバ嬢に本気になった社会人2年生、みたいな感じになってきたな。

せっかく映画撮影のエピソードで、きれいな話に向かっていたのに、また、なんか世知辛い話に戻ってきてしまった。

いやもうすぐ200話なんだし、そろそろキレイにたたむ方向に話をまとめたほうがいいんじゃないかな。
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