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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

Re:ゼロから始まる異世界生活 2nd season 第41話『クウェインの石は一人じゃ上がらない』 感想: ようやくガーフがデレたけど、ここまで来るのが長かったなぁ。。。

2021-01-21 17:56:45 | リゼロ
うん、ようやくガーフが、スバルのことを「大将!」って呼ぶところまで来て、ホッとしたけど、しかし、それにしても長かった。

そして、結局、ガーフも、前回のエミリア同様、メンヘラだった、ってことで。

というか、そもそも「試練」自体が、過去の自分と向き合わせる装置なので、仕方ないといえば仕方ないのだけど。。。

でも、やっぱり、この仕掛けは、まったくアニメ向きじゃないね、退屈すぎる。

アクションがあっても、基本的にはガーフが、ンガー!!!って暴れるだけだもの。

白鯨討伐のときと比べたら、ほんと、退屈。

加えて、これはシグルリのせいでもあるのだけど、やっぱり、スバルにしてもエミリアにしても、それこそラムにしても、みんな、セリフがクサすぎw

いやー、これは、ほんとにそう思ってしまって。

1期のときはさ、まだスバルだけがクサイセリフを吐いているだけで、他の人たちは、口調こそそれぞれ特徴はあるものの、クサくはなかったんだよね。

それが、今回は、スバルだけでなく、オットーやガーフも加わるものだから、その結果、エミリアやラムのセリフまでクサく聞こえてきてしまう。。。

伝説の「スバルくんはレムの英雄なんです!!!」のときのレム級のクサいセリフが目白押しなので。

さすがにちょっとね、お腹がいっぱいw

その一方で、大事な状況描写のような部分がすっ飛ばされているから、ほんとツライ。

いや、でも、それもシグルリを経験しちゃったあとだからなんだけど。

あー、あれと同じかぁ、スバルも、って思っちゃうんだよね。


あと、今回ちょっと残念だったのは、例のペテルギウスの権能が発動するところ。

まぁ、もともとペテルギウスの「見えない手」はうようよしていて気持ちのいいものではなくて、あの触手がウニョウニョしているのも含めてペテルギウスのキモさを表現していたわけだから、スバルが使う場合は、もうちょっと手心を加えて、絵的に、そのキモさを減らしてもよかったんじゃないかな、ってこと。

あと、最初から、見えない手が出現するのを見せるのではなくて、まずは、ガーフがなぜ殴られたのかわからない!って感じで表現してもらってから、その後に、スバル視点で、手が出てきた、ってことを描いてほしかったかも。

じゃないと、ガーフの驚きが伝わらないじゃん?

このあたりは、原作なら、そもそもスバル視点で描かれていることが前提になって読み進めるから違和感はないのだけど、映像で、三人称視点で表現されているときにやられると、正直戸惑う。


ということで、なんか、リゼロ、どんどん原作の無茶なところの綻びが目立ってきているように思える。

それをうまくごまかすのが、映像を作る側の仕事だと思うけど、ここまでダラダラと原作の中身を消化しているだけの様子からもわかるように、もうそういう工夫をするのは放棄しちゃてるようなんだよね。

なので、これ、多分、イッキ見しても、何をしているのか、よくわからないような気がする。


何が言いたいかというと、このままだと禁書目録のアニメと同じ道を辿ることになるよ、ってこと。

原作期読者や信者からも、アニメ初経験組からも、なんだこれ?ってさじを投げられるたぐいのもの。

なんかもう、リゼロからはそういう匂いしかしない。

まぁ、だんまち、もそんな感じだったから、尺を気にしないなろう系全般の弱点なのかもしれないけれど。。。
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