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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第19巻 感想3: 本編のゴールである黒竜討伐にむけてダンジョン最下層の攻略が加速する!

2023-09-15 14:22:56 | ダンまち
感想1感想2からつづく)

19巻は基本的にベルくんのこれ稀での歩みを総括する物語だったわけだけど、それと平行して、物語の背景事情にも大きな変化が描かれていた。


一つには、物語の最終ゴールである黒竜討伐を完全に見据えた動きが本格化してきたこと。

それに合わせて、ダンジョンの最下層の攻略も加速しそう。

もっとも、こちらはもっぱらロキ・ファミリアの担当になるのだろうけど。

ただ、事実上、フレイヤ・ファミリアを従えるヘスティア・ファミリアが協力要請される可能性も高そう。

リューさんの加盟で、ヘスティア・ファミリアの自力はものすごくあがったし。
これで、専属ヒーラーとしてニイナが加わったら、パーティの布陣も完璧だしねw

そういう意味では、学区編が、ソード・オラトリアの13巻と、ダンまち本編の19巻で平行して始まったことで、完全に、物語がクロスオーバーしたよねw


それにしても、クノッソス攻略の成果をフェルズが利用することで、まじで最下層アタックの実現が近づく、と言うのは構成上、上手い。

外伝まで含めて、これまであった話が、全部、有機的に関わって、今後の物語が展開されそうなのが凄い。

まぁ、フェルズとフィンはもう裏でつながりあっているわけだから、最下層の攻略には、リトたちゼノスたちが本編・外伝ともに絡んでくるのは確実だろうし。

そうなると、いまのところゼノス最強であるアステリオスがどう動くかも気になる。

さらにいえば、例のジャガーノートの生まれ変わりであるゼノスもどう関わってくるのか。

そもそもジャガーノート自体は、ダンジョンの防衛機構として生まれたモンスターだったはずだから、彼?のゼノス転生?には、そうしたダンジョンの意志を伝えるメッセンジャーのような役割もあるのではないか・・・と思っていたりもする。

ともあれ、最下層アタックには、ギルドによって「巨大立杭」をつかったダンジョン最下層への近道も作られるみたいだから、思っていた以上に早く最下層には到達できるのかもしれない。

ただその一方で、今回、エイナが心配したように、ダンジョンからの逆襲が生じる可能性も捨て置けないと思うけど。

ゼノス事件のとき以上の大災害が起こりそう。

だから、今後の流れとしては、

外伝のほうで、主にはロキ・ファミリアを中心に、最下層アタックの話が描かれ、その過程で、アイズの出生の秘密が明らかにされていく。

まぁ、その過程で、一度、地上がモンスターに襲われて、ヘスティア・ファミリアが、フレイヤ・ファミリアを従えて、事態の沈静化に駆り出されそうな気はするけどw

対して、本編の方で、黒竜討伐の準備につながる話が進められる。

場合によったらヘスティア・ファミリア自体が、『学区』にのって他の地域を見て回る、という可能性もありそう。

それならベルくんの出生の秘密?にも迫れそうだし。

ていうか、そろそろゼウスじいさん、登場してほしいよね。

最下層アタックについても、黒竜討伐についても、最も成功に近い存在が、ゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアだったわけでしょ。

なんとなくだけど、その過去話に、レベル7のレオン先生が絡んでくるように思えるのだけど。

もしかしてゼウス・ファミリアの関係者だったりしないのかな、レオン先生。

そうでなかったとしても、ゼウス先生が間にたって、ベルくんとレフィーナの正式な共闘が実現しそうな気もするw

ということで、だいぶ、この先の展開も絞られてきた気がする。

まずは本編の20巻、ならびに外伝の15巻を楽しみに待つかね。

といっても、この1年間の刊行ラッシュの後だから、どちらも1年くらいは待たされそうな気もするけど。。。

でも、勢いがあるうちに、新章の流れをこのまま作り出してほしいな。
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