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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

進撃の巨人 The Final Season Part 2 第85話 『裏切り者』 感想

2022-03-14 17:43:29 | 進撃
ライナーたちとミカサたちの共同作戦の開始!なんだけど、

久しぶりの女型の巨人はかっこいいなぁ、と思った瞬間、かつて第1シーズンでエレンの拉致のために調査兵団の兵士を蹴散らした姿とまった同じ形で蹴り飛ばしていて、いやー、因果はめぐるなぁ、と思った。

後味悪い、というか。

あと、以前なら、女型の巨人と鎧の巨人の揃い踏みで、こりゃヤバいと思っていわけだけど、雷槍の登場以後、必ずしも巨人が無敵、というわけでもなくなったのが、なんともいえない。

昔は、リヴァイ兵長くらいしか女型には対処できなかったに、いまや、そこそこの兵士でも、連携して雷槍を撃てば撃退できない相手ではなくなった。

巨人の無敵感がだだ下がり。

いや、人類の知恵が巨人を凌駕した、ということなのだけどw

その意味では、雷槍の発明者であるハンジさんとともに戦わなければならないライナーとアニも不憫といえば不憫。

でもまぁ、要するにこれが、いずれは巨人も抑止力ではなくなる、というマーレ軍の懸念につながる話だったわけだな。

だって、フロックごときのイキリ三下が指揮しても、雷槍があればなんとななるのだから。

恐ろしきは、人間の兵器開発力であることを思い知らされた回だった。

一方、アルミンとコニー組の葛藤もなかなかのもので。

正しく裏切り者としてこの間までの隣人をその手にかけなければならなくなる。

ホント、戦争でいやだね。

でも、そこで、マルコやベルトルトの言葉が今更ながら木霊するのだから、作者の底意地の悪さも大概だよな。

ということで、原作既読だけど、今回の場面は、いろいろとやりきれない思いが強かった。

でもまぁ、やっぱり女型の巨人の蹴りだよ。

久しぶりの登場って、もしかしたら、ごくごく初期の頃の女型の殺戮ぶりを思い出すための「久しぶり」だったのかもしれない。

やっぱり、底意地が悪いなぁ、この作者は。
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