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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

彼女、お借りします 第197話 『楽園と彼女⑩』 感想: 麻美の策略は未だわからずじまい。その傍らで千鶴と和也はいいムード?

2021-07-21 11:29:03 | かのかり
いやー、ルリスズメダイ、思わず、ググっちゃったよw

でも、それで、千鶴の水着のイメージが確かに伝わってくるのだから笑えるw

別名、コバルトスズメダイ、と呼ばれるように、要するに「コバルトブルー」ってこと。

ルリは瑠璃で、紫がかった青。

それがプールサイドにいることで透き通った青さ、になり、それは千鶴のイメージだよね。

で、そのルリスズメダイに反応して大爆笑する千鶴、というのもよい。

なんだろうね、これは、やっぱりいろいろと、心の壁が崩れてきているのかね?

胸襟を開いてきているというか。

しかし、これでまだ、和也と千鶴の間で「レンカノ」という建前ワードが出てくるのだから、なんなんだろう。

もはや、恋人ごっこ、をしていることをいいことに、本当の恋人になってしまっている、という気分。

完全に八重森が言っていたとおりの「嘘から出た真」。

偽物が方が、本物に近づこうとする動機をもつ分、本物に近づき最後には追い抜く、という、西尾維新が頻繁に使う不思議理論w

そんな感じでいい雰囲気なんだけど。

そこに、満を持して現れるのが麻美。

しかも、和ばあさんと歓談中、という不穏な動き。

そりゃ、和也も千鶴も慌てるよね。

ただ、そこでぶれないのが、和ばあさんの抱く絶対的な千鶴愛w

これ、むしろ、この盲目的な千鶴愛を、どうやって麻美が崩壊させるのか、そっちのほうが気になる。

普通に考えて、麻美がどんな策を講じようが、たかが20歳そこらの娘のやることに、和ばあさんが翻弄されるとは思えないんだよな。

むしろ、麻美のほうが返り討ちにあう、というか、諭される、というか。

もっとも、そうなった場合、むしろ、新たな「和ばあさん」ミッションとして、婆さんが和也に、麻美の心のケアをしてやれ、とか、というのが出てきそう。

つまり、ここに来て、千鶴、麻美、瑠夏、による三つ巴の和也争奪戦が勃発!って感じかなぁ。

なんか、いかにも『五等分の花嫁』を担当したマガジン編集者あたりが、読者を釣るために仕掛けてきそうなギミックじゃない?

微妙なのは、意外と真剣に、千鶴が瑠夏ちゃんの言動に振り回されているところで。

それも含めて、ここに来て、千鶴、麻美、瑠夏、の間の勢力を均衡させようとしているように思えるんだよね。

もっとも、今回、瑠夏ちゃんは、最後に一瞬映っただけのことを思えば、やっぱり、瑠夏ちゃんは、単なる狂言回しの役割に過ぎないのだろうけどね。

ただそうなると、むしろ、煮え切らな和也と千鶴の間に刺激を与えるための役割が、瑠夏ちゃんから麻美に移りそうな感じもして、あれ、もしかして、瑠夏ちゃん、いらない子?的な展開になるようにも思えるけど。

どうなんだろうね。
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