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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

蒼穹のファフナー EXODUS 第11話 『変貌』

2015-03-21 19:52:39 | ファフナー
とうとう来たか!という感じの展開。
前回がシュリーナガルに集中していたから、今回は竜宮島の描写だとは思っていたけど、しかし、これはねー。

フェストゥム人間の誕生ですか。

まぁ、普通にいえば、新たな環境に適応した結果の「進化」というべきところなのだろうけど、進化かどうかは、後にならないとわからないものだから、「変貌」という中立的な美表現はうまいな~と思った。

もっとも、なんか、薄気味悪いな、とは思わなかったけど。
むしろ、合宿→銭湯、というシチュエーションを使って、互いに互いの身体の豹変に築かせた、というのは、上手い構成だな、と関心した。

新次元戦闘の回以降、いつこういうことが起こってもおかしくない。
なので、来るべきものが来た、って感じでしかないな。

むしろ、ここまで「フェストゥム人間」の可能性を正面切って扱ったことはなかったわけだから、話がものすごく前に進んだな、という印象の方が強い。
この先が楽しみな展開。

既に、一騎にせよ、総士にせよ、自分たちがフェストゥムに生かされているということを痛感していたわけだから、融合体が生じてもおかしくはないな―、と。

しかし、この竜宮島フェストゥム人間の誕生、が「希望」を選択した結果であるとなると、フェストゥム側が急速に人類に対する学習能力をつけていることを考えると、シュリーナガルのミールの意志として、人間とフェストゥムとの間で進化の競争をしているようにしか思えなくなってきた。

なんていうか、竜宮島は、フェストゥム人間を誕生させる実験場で、シュリーナガルチームは、その竜宮島の実験結果を世界に広めるための伝道者の役割を、人類軍側で請け負う集団、ってことになるのだろうな。その意味で、美羽が言ったように、シュリーナガルの人びと、つまり、人類軍の中でミールやフェストゥムとの対話や共存を求めるようになった人びとを生き残さないことには、竜宮島の人たちは、本当に人類から迫害される対象になってしまうのだろうな、と。シュリーナガルの人びとが、竜宮島の居場所を人類の中で確保してくれる存在、ってことなのだろうな。

そういう意味では、多分、シュリーナガルミールに、フェストゥム、人類ともに試されている、というのが正しいところなのだろうな。

ということで、映像的にはショッキングだったけど、この後の、竜宮島とシュリーナガルの役割を示唆するような内容で面白かった。

続きが気になる。
しかし、後2話なのか。で、続きは、夏?秋?なのかな。
一年後、とはやめてほしいなぁ。
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